大会前夜に相部屋の選手から睡眠薬を渡されました
皆さん、こんにちは。社団法人ランナー龍(たつ)です。
「これ、よかったら飲んでください・・」
「ぐっすり眠れますよ。」
そう言って、私に睡眠薬を渡す選手がいました。
5年以上経ったし、そろそろいいかなと思い記事にしています。
私はその選手に感謝しています。
トレランの大会では前泊が前提となっている大会も多いです。距離が長いほど競技時間も長く、それゆえ夜が明ける前に集合したりなど、スタート地点に前泊していないと難しいからだ。
ある大会で私は相部屋になった選手から睡眠薬を貰いました。
後日、睡眠薬を貰った話を何気なく周囲に話すと・・
「どうして受け取ったの?」 「軽はずみに貰っちゃダメだよ」
など、心配する声多数(笑)
確かに、傍から見ると危なく見えるのだろう。
得体のしれないものを飲まされる恐れ、ライバルを蹴落とすつもり・・そういったリスクを説明された。
薬を渡されるまでの経緯は次の通りだ。
自分は4人1部屋の相部屋でした。夕食後はトレランの話をしたりしながら談笑し、寝る前の時間になった時、
ひとりの選手が慌てて巾着袋から薬を取り出しみんなに配りました。
みんなはそれを飲んだかどうかは分かりません。
ただ、私はそれを、飲んだ。
結果、めちゃくちゃ良く眠れ、目覚めも良く、
実は、ここのところ連続でレースをリタイアしており、自信を失いかけていたのですが、今回のレースはしっかりと走り切れて、自信につながって良い思い出となりました。
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その時渡されたのが、市販薬のドリエル。
まだCM等で有名になる前だったかもしれません。まあ、これが良く効きました。
それで、この話のオチですが、
なぜ睡眠薬を渡したのか!?
それは、
その本人の「いびき」が酷いらしく、迷惑を掛けたくなかったためという。
それを寝る前ではなく、起きた後に聞かされました(笑)
そりゃ、寝る前にいびきが五月蠅いなんて聞かされた日にゃ、気になって逆に寝れなくなるかもしれないw
相部屋の選手のいびきがうるさいときは結構あります。
でも、気を遣って睡眠薬を渡す選手は稀だと思います(笑)
それが良いか悪いかの判断は難しいところではありますが、
少なくとも、日頃静かな環境で眠れることの幸せを噛みしめて、今日も眠りに落ちたいと思います。
23時、寝室より。 ではまたZzz・・・