肥満克服に最も有効な運動は○○　台湾大学の研究で報告される

2023年9月8日オフ投稿者: 龍

皆さん、こんにちは。社団法人ランナー龍（たつ）です。

６つのスポーツが肥満対策により有効であるとの研究結果が発表されましたよ。

このようなことが台湾大学の研究から報告されたということですが、肥満に最も有効なスポーツってなんでしょう？

私はこの結果を見た時、意外・・というか、普通過ぎる結果でまあやっぱりそうだよね。という心持ちになりました。

世界的に肥満は多く、多くの国で貧困が叫ばれている中でも肥満の人の割合は増え続けているという。研究発表を行った当該国、台湾でも肥満は喫緊の課題となっており、その対策に注目ができる。

スマートな体型はビジネススキルであると記事を書きましたが、それだけでなく、高血圧、血中脂肪、糖尿病などのリスク軽減など健康維持においても重要だ。重要ながらも本記事は健康的な体型を指しており、健康を害す過度なダイエットはおすすめしていない。

運動で体重を減らすのは大変なはずだが・・！？

皆さんは、 ”世界肥満デー” というものがあることをご存じだろうか。

私は知りませんでした。3月4日がその日らしいです。

ホワイトデーじゃないよ（笑）

正式名称は、World obesity day

ちなみに、肥満の基準は日本ではBMIが25以上だと肥満と判定されるが、多くの海外先進国ではBMI30以上が肥満だ。

世界的に肥満に対する対策が行われていて、その１つがズバリ運動である。

日本人の肥満の割合

出典：厚生労働省　画像引用：生活保険文化センター

当ブログでも度々話題にするが、日本人はおおむね3人に1人が肥満である（男性）

特に40代男性は肥満が最高潮に増える（笑）ストレス社会か。

ところで、手っ取り早く痩せるのであれば、運動よりも食事制限をすれば誰でも簡単に痩せることが出来る。しかしだ、首記の台湾大学の研究では運動がクローズアップされている。

しかしながら運動で体重を落とすことの難しさは周知の事実、フルマラソンで消費するカロリーは約3,000kcalだ。それに対し、体重1kg落とすのに約7,000kcalの消費を必要とする。よほどのスポーツマンでもない限りこれは悲惨な数字ではないか。

それでも運動は超重要。

であるならば、肥満対策に最も有効な運動を知りたいものである。

台湾大学の研究調査

引用：中華民国（台湾）外交部より

台湾大学研究チームは6つのスポーツが肥満対策により有効であるとの結果を発表したようです。これは米科学誌「PLOS Genetics」に掲載されました。

肥満は多くの先進国が直面する課題であり、循環器疾患などのリスクがあると指摘、2013年から2016年の「国民栄養健康状況変遷調査」では、台湾で過体重もしくは肥満と見られる人は人口の45.4％を占めると述べた。日本人よりも多い・・・

肥満はこれまでの研究で先天的な要因が40％から70％を占めるとされていたことからどのような運動が有効かははっきり追求してこなかった。

今回、30歳から70歳まで1万8,000人超のデータを解析。全ゲノム定型データと健康についてのアンケート、BMI値、体脂肪率、ウエスト、ヒップ、WHR（ウエスト・ヒップ比）の5つの肥満指標および18種のスポーツが肥満遺伝子に与える影響を調べた。

結果、6種のスポーツで肥満を防ぐことのできる可能性を発見したという。

過去1年間に全く運動をしなかったグループはBMI値が平均3.13増、体脂肪率は5.09％増、ウエストは7.95センチ増、ヒップは5.84センチ増だった一方、例えばジョギングの習慣のある人は、BMI値が平均2.11増、体脂肪率は3.89％増、ウエストは6.2センチ増、ヒップは4.54センチ増にとどまった。

特に有効な６つのスポーツとは、「ウォーキング」「ハイキング」「ヨガ」「ジョギング」「ダンス」「散歩」だった。

い、意外というか、当たり前の結果でしょうかね。つまり有酸素運動が良いという事ですね。