道志村 不明女児の居場所を当てていたYoutuberの紹介と共に振り返る2022年上半期 人気記事ランキング
皆さん、こんにちは。社団法人ランナー龍(たつ)です。
早いもので、2022年も半分が過ぎ去ろうとしています。どうでしょうか、皆さん有意義に過ごされておりますでしょうか。
登山はぼちぼち行けてますが、レースはさっぱりだった2022年上半期。
私はというと、ようやく秋くらいから開催されるレースも増えてくるかもしれないことにドキドキワクワクしながら、山で走れる日を待ち望んでコツコツとトレーニングに励んでいます。
・・・・ほんとうは、サボっています。w
さて、このブログでは半年ごとに人気記事ランキングと共に、振り返りをするコーナーを設けております。
主に、山での事故や失敗談、遭難などの話題や注意喚起を行うブログですから、やはりそれらに関する記事がよく読まれております。
2022年1月~6月までで最も多く読まれた記事を「5つ」紹介するのと同時にブログ運営や気が付いたことなどを雑多に述べていきたい。
この記事のタイトルに関わることについても触れます。
いつもこのブログを読んでくださっている方は必読です。是非お読みください。
2022年1月から6月に最も読まれた記事ランキング BEST5
第一位 西田由香里さんの滑落事故を振り返るパネルディスカッションから読み取れる登山リスクの洗い出し方
中央アルプスでの滑落事故から、そのご遺族の方が振り返りや、注意喚起を行うディスカッションを行っていたことを記事にしたものです。比較的古い記事になるのですが、毎年冬から春にかけての時期になると非常に多くの方にお読みいただいている記事です。
登山リスクの洗い出し方は様々だと思いますが、いずれにしてもこのような考察はあらゆる登山に応用できることでもあるので、今後も一糸乱れず発信を続けていきたいです。
道志村の女児行方不明の発生時期は2019年と随分経ちますが、この記事は2022年1月、つまり最近書いたものになります。
大規模な捜索が行われたのにかかわらず、発見されず、一向に進展を迎えない事故について考察していますが、当初この記事を書いていた頃は、10年15年後にでも解決になることを願い、書き締めくくったつもりが、その直後、なんと3か月後の4月に遺骨と思われるものをボランティアが発見して急展開を迎えました。
偶然というか、タイムリーであったことから多くの方にお読みいただいています。
この記事の内容は、世間一般の予想や語られていることをまとめたものになります。
定期的に内容を整理して再度仮説を立てていくことが考察する上で必要なことだと思ったのです。
ボランティアの方が、4月に遺骨と思われるものを発見してからというもの、付近からあれよあれよと、次々に遺留品が出てきたことから不思議に感じた方も多かったことでしょう。
私は当初、遭難説を考えましたが、あまりに痕跡が無さ過ぎることから誘拐などの可能性も無くはないかと思い始めていたタイミングでした。
「犯人」とされる人物が最近になって付近に置いたのか。
と、考えなくもないが、個人的にはやはり不明瞭なエリアに迷い込んだことによる遭難だったのではないかと、着地する。
見つかった場所は捜索のエリアにも含まれていたとされるが、よく調べてみると、自衛隊の捜索は平地や川やダムなど、子供が行きそうな現実的な場所を重点的に捜索しており、急斜面や不明瞭で険しい山は、登山経験者のボランティアにほぼ委ねられていた状態だったとの記載も見受けた。事実関係は分からないが。
いずれにしても、大きな山域でヒト1人見つけることはたやすいことではない。大海原に指輪を放り投げて拾ってこいと言っているようなものだ。
時間が経過してから何故か発見されるケースは、他の山岳遭難でもあるようです。
DNA等の特徴から、ご本人と断定されたことと、行方不明当時から割と直後にはお亡くなりになられていたと想定されていることのニュース記事を読みました。
今後、他の遺留品が出てくる可能性もあるでしょうが、いずれ結論付される時が来るのかもしれません。
そう思うながらも、私はとあるYoutubeを見ていました。
すると・・・
浄霊専門の霊能者の方が、
「キャンプ場の東の山 そんな気がしてならなかった」
とおっしゃっています。
・・ん?当たってません?
正式に居場所と言ってはいけないかもしれませんが、遺留品が発見された場所はキャンプ場から東のエリアだったはずです。
キャンプ場から入る旧登山道の尾根を上がるところ、西山、大室山方面のバリエーションルートでキャンプ場からの距離約700mで女児の靴が見つかっています。
そして、すぐ近くの枯れ沢を200m下ったところで遺骨が見つかっています。
多少ざっくりですが、方角はいずれも「東」です。
その動画がこちらです。
捜索されたのは2021.08となっておりますが、アップロード自体は最近ですかな。
一方で、一番最初に私が予想した場所と発見された場所の比較もしてみました。
黄色い丸が私が予想した場所で、赤い✕が発見された場所です。
加入道山か大室山の破線ルート上からコース外に外れて沢筋方面が濃厚かと考えたものです。雨や動物などによる移動もあるので断定はできませんが、道筋としては合ってたんじゃないかと思うと眠れず、寝不足になってしまいました。
他にも私と同じ考えを持った方はいらっしゃったと思います。しかし、エリアを当てるのと、実際に見つけるは全く違うので、素直に当てたとは言いにくい。
警察、自衛隊はここは重点的に捜索していないのではないでしょうか?
長く登山をやっていると、「迷うとしたら・・ここだな」というのがなんとなく分かってきます。
この破線ルートはもはや登山道ではなく、廃道だとおもいます。踏み後もほとんどないようなところを尾根伝いに行けばやがて大室山に行けるのでしょうが、地図上にも?マーク付いてますので、相当不明瞭かつ、陽射しがないと道も読めず、じっと待ってても人が通ることは期待できないでしょう。
そこが手つかずの自然が残る道志村の魅力なのかもしれませんが。
長くなりましたので、ここでおしまいにしようと思います。
第三位 道志村で小学生女児が行方不明になったニュースを見た人に私が伝えたいこと【山岳事故】
第3位も道志村の記事でした^^;
登山もずっとやっていると、不本意ながら、登山中に仏様に遭遇することがあります。
私は1回だけですが、警察に通報し、処理をする運びとなりました。
できれば子供の行方不明は起きないこと、少しでも減ることを心から願っています。
本件においてはボランティア捜索が盛んに行われましたが、場所が場所だけに、二次災害がありますので、本来感謝されるべき行為かもしれませんが、安易に行うべきものではないことを注意喚起させていただきました。
この記事も相変わらずよく読まれております。これも数年前までは、
「伊豆に熊なんかいるわけねーだろ!」
と、一蹴りされて終わっていた話です。
常識は年々変わっていきます。
第五位 丹沢山系で女性滑落死 登山インストラクター書類送検【山岳事故】
私が丹沢の記事を多く書くこともあり、このブログを読まれる方の多くが同じように丹沢をホームグラウンドにする方が多いのかもしれません。丹沢に関わる記事はよく読まれています。
この記事について、書類送検されたと書いていますが、それ以降は私も特別調べておらず、その後については分かりません。
ただ、丹沢といえど、バリエーションルートやザイルを使わなければならないほどの危険な道を強行して下山するのはとても危ない行為です。
編集後記
以前も今も、よく読まれる記事は変わりません。
その代わり「チューリップが咲きました!」みたいな日記系は誰も読まず(爆笑
道志村関係の記事はさすがに反響が大きかったです。
事故や熊関係の記事以外では、こちらが良く読まれています。
サロモンのランニングシューズに興味を持つ方も多く、このシリーズは値段も下がっていて尚注目が寄せられています。
私もこのシューズを履いて、2,000km以上は走っています。まだ現役です。
ブログは1年間に書く記事を「100件」と決めており、
Youtubeは、1年間に10本か、1か月に1本のペースで運営しています。
このようなペースで続けられるものか分かりませんが、細く長くやっていきたいと思います。継続てきているのは読んでくださる皆様がいてからこそだと思っています。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
社団法人ランナー龍 2022/06/22