500キロ走ってレビュー!サロモンのランニングシューズ SONIC3 Confidence
皆さん、こんにちは。社団法人ランナー龍(たつ)です。
今日は、私が2020年の年末に購入宣言した SALOMON(サロモン)のランニングシューズのレビューになるのですが、相変わらず500Km走ってからレビューするなどという荒業をやっています(笑)
私が履いているのはコレ
SONIC 3 CONFIDENCE は、安定した確実な走りをサポートするトレーニングシューズです。衝撃を吸収する Optivibe により筋肉疲労が低減され、Geometric Decoupling™ アクシスが確実な足運びをサポート。ロードランニング用に強化された SensiFit™ がグローブをはめたようなフィット感を実現します。
出典:SALOMON公式HP
SALOMON SONIC3 Confidence(サロモン ソニック3 コンフィデンス)になります。
サロモンのロードシューズ、SONICシリーズの中では最も長距離向きとされているConfidenceをレビューいたします。
サロモンについては、トレラン用のシューズだけでなく、ロード用のシューズについても気になっている人は多いと思います。
開封レビューや、1、2回履いた使用感のレビューはたくさん見受けられると思いますので、
筆者がしっかり500km以上走行してから感じたことを、じっくりとお伝えしていきますので、
是非、ついてきてください!(お読みください)笑
サロモンのロードシューズ「SONIC」シリーズとは
サロモンのロードシューズの中では、この「SONIC」シリーズが現在のところ、メーカーの代表的なモデルであると言えます。
ラインナップは3つ
※全ラインナップを紹介しますが、Accelerate、Balanceについてはやや割愛します
・SONIC3 Accelerate(ソニック3 アクセレラート) 223g
・SONIC3 Balance(ソニック3 バランス) 252g
・SONIC3 Confidence(ソニック3 コンフィデンス) 268g
軽量タイプのものから順に記載しました。
まず、SONICシリーズのコンセプト。全体的な特徴は3つ
・衝撃吸収
・最適な推進力
・完璧なフィット感
生理用品のような宣伝文句・・・^^;
ええ・・と(笑)
そう!この3つ、長く履いていてそれを確かに感じることが出来ます。
これに対し、私の感想!
推進力=そこそこ 衝撃吸収=なかなか フィット感=かなり!
やや厳しく評価してこの通りです。※SONIC3 Confidenceで評価
ラインナップが3つありますが、見た目は似ていて、その狙いは異なります。
デザインはほぼ同じと言えそうですが、
よく見ると、底の厚さに違いがあることが分かります。
このことから、主な違いとしてはその重さですが、
Accelerate、Balanceは、Confidenceに比べて少しタイトな造りになっております。
Accelerateは223gは、シリーズ最軽量であり、その名前から「加速」する目的で開発されたと見ています。
ドロップ高もサロモンシューズにしてはやや小さめ(6mm)なので自然でダイナミックな走りをハイペースで。ということでしょうか。
一方で、Balanceは252g。Accelerateと、Confidenceの中間のモデルです。
AccelerateとConfidenceは、クセがあるので、日頃から良く走るランナーが履く分にはまったく問題ないと思いますが、そうではない方が、とりあえずランニングシューズとして買うのであれば、このBalanceが良いのではないかと思いますね。
フィット感が優れるシューズは軽いジョギングをする上でもお勧めできる。
フィット感が抜群
私が親指で触れている部分。シューズのタン(ベロ)と呼ばれるところです。
このゴムのような素材がとてもしっかりしていて、足のくるぶし周りをガッッチリ!とサポートしてくれている。かといって、硬すぎないので、必要以上にキツく感じないのにしっかりフィットしてくれる。
つま先も楽ですよ。
ここが、このシューズの一番のおすすめポイントです。
この感じ、トレランシューズを履いたことのある方なら分かると思います!
だらだらランニングから、ガチなペース走に至るまで快適でしょう。
このフィット感は、着地した時よりも、足を上げている瞬間に感じ取ることが出来ます。
足を上げている時、回転させているときの安心感・・・・うっとりしますよ。
最後に、この3つのラインナップの選び方として、どのくらいのペースで走るかも参考にできます。
Accelerate=1km 3分~5分
Balance=1km 4分~6分以上
Confidence=1km 6分以上
あくまで参考程度ですが。
Confidenceでは、私はキロ4分~5分で走ることが多いです。
ならば何故、AccelerateやBalanceではなく、Confidenceを選ぶのか?
それは、ペースとかではなく、「長時間」走り続ける用途が圧倒的に多いからです。
例えば、5時間走とか、50kmジョグとか、いわゆるフルマラソン以上の距離を普段の練習で走ることがあり、このような長い(ダルいw)練習こそ快適に走りたいために最も衝撃サポートの強いモデルを選んだわけなんです。
AccelerateやBalanceでゆっくり走ろうが問題ないと思いますし、Confidenceで速く走っても良いでしょう。
ただ、それが長時間に及ぶとなると話は別であること。それは言うまでもありません。
Confidenceで6分以上をお勧めと書きましたが、私は5分平均で走っても問題は感じません。
しかし、さすがに4分で走ってみると、少し重さが気になりますね。少しストレスかも知れません。
皆さんは、どれが一番欲しいモデルですか?
選ぶのも、また楽しいですね。
デザインが好き
まさにサロモンっぽいシンプルなデザインも履いて嬉しいポイントですよね。
普段履きしたいです。
これであなたもコンフィデンスマン!!
おまえ!それが言いたかっただけだろ!(笑)
こんな突っ込みが聞こえてきそうですが・・
Confidence(コンフィデンス)は「信用・信頼」を指します。
信頼して履けるシューズだということなのだろうか。
それにはサロモンの自信が垣間見れます。
ここからはいよいよ本題。私が500km以上走ってきたConfidenceについて紹介します。
特に、長い時間走り続けた時にどうか!?ということを意識して日々履いてきました。
厚底ですね
長距離用というだけあって、厚底だ。500km走ったので、少し削れてきている・・・
最初履いた瞬間は、ふわふわし過ぎて違和感があった。
そのふわふわ感ゆえ、しばらく走ってもしっくりと来ず。
ただ、これも不思議なもので、3回くらい履くと(30km程度走破)慣れてくる。
食わず嫌いもあり、厚底が好きか嫌いかで言えば嫌いな私でしたが、
やはり衝撃吸収があると足に来る負荷は少ないのが実感できました。ふわふわするけど。
踵部分のクッションがしっかりしており、かかと着地からつま先へ自然と力が入り、すいすいと巡行できる。
このシューズは、かかとから着地するヒールストライク走法に合うシューズだと判断します。
ヒールストライクのピッチ走法が、このシューズに合ったダメージを押さえたテンポ良い走りになりそうです。
或いは、ヒールストライクのストライド走法でも良いかもしれません。私の走法はたぶんコレです。
まあ、私は元々ヒールストライク走法なのでとてもいい具合。
走り方としては、フォアフット走法や、ミッドフット走法の方が注目される昨今です。
それにヒールストライクは踵から着地することでブレーキとなり、スピードのロスになるデメリットもありますが、筋肉へのダメージが少ないのと、地面からの反発力を活かすような勢いのある走りができるので、これはこれで良いのかなと思うようにしています。
アウトソール
裏面です。500km以上走りましたが、まだまだいけますね。3,000kmは走りたいです。
中央部の赤い部分が「Optivibe」と呼ばれる衝撃や微振動を吸収する役割を持つところで、これは確か、サロモンのトレイルランニング用のシューズにも採用されています。
確かに改めて、長い距離や長時間走るときに恩恵を感じます。長時間専用シューズですね!
疲労軽減、より長距離、長時間に特化したコンフィデンス。
これでどこまでも走ってみませんか?
インソールはこいつを使います。
ダメ押しでインソールは、純正のものからスーパーフィートのカーボンに換えています。
こちらもおすすめです。
疲労軽減に特化したサロモンのトレランシューズレビューはこちらも
今までロードシューズはアシックス一択だったため、不安しかなかったのですが、今回はその不安を完全に払しょくする結果となりました。
アシックスシューズのレビューはこちらでも。3,000km以上走ってからレビューしています。
参考になりましたでしょうか。
新しいモデルでSONIC4も出ています。ですのでSONIC3は安く買えます。
コンフィデンス
バランス
長く愛用していきたいですね。ではまた!