登山も仕事も急がば回れ
皆さん、こんにちは。社団法人ランナー龍(たつ)です。
ついつい生き急いでしまう私に言い聞かせたい事、若い世代の人達に伝えたい事。
それは、
「結果は後からついてくるから、あまり急ぐな」です。
おい!焦ってミスったじゃないか!
TVゲーム
ドラゴンクエストの作戦コマンドで言うと、
「ガンガン行こうぜ」
「命を大事に」
などがありますが、そこに
「あまり急ぐな!」を付け加えたいと思うほどです(謎)
”急がば回れ” という言葉がありますが、仕事も焦ると失敗するように、登山でも急ぐことは危険に直結することがあります。
無論、急がなくてはならないシーンは多々あります。
しかし、登山では地図上で一見、近道に見えるようなルートがありショートカット出来そうですが、そこが非常に危険だったりします。距離が短い分、急峻な谷が入り組んでいたり、道が不明瞭だったり滑落の危険性が潜んでいたりすることがかなり多いです。
地形図をみればなんとなく予測がつきそうなものですが、急いでいたりぱっと見だと判断がつかない時があります。
”急がば回れ”
この言葉は室町時代には既に使われていたと考えられています。
早く着こうと思うなら、危険な近道より遠くても安全確実な方法をとったほうが早く目的を達することができるというたとえ。
出典:goo辞書より
この言葉は、今日常的に使われていますが、単純に「遠回りしなさい」という直接的なメッセージではなく、急ぐよりも、より安全で確実な選択をするように勧めているものであると私は捉えております。
登山でも正にそうです。遠回りだけど自分の知っている道、又はメジャールートの方が時間はかかるかも知れないけど、その所要時間は読めるし道も把握している。安全であることは言うまでもない。といった具合だ。
室町時代には既に使われていた言葉だった・・
すぐに仕事を成功させたい、手っ取り早くお金を稼ぎたい。
これは本音なのですが、急がば回れ。
残念ですが、すぐに成し得るものではないことを心得ておきべきと強く言いたい。
結果は後からついてくるものとして、落ち着いて取り組んでいくしかありません。
3年で基礎を固めて、10年で柔軟にこなせるようになり、それ以降は突き詰めるとキリがないというのが何事においても言えるので、
3年間努力を続けてきていない物事に対して、結果を求めてはいけないような気がしています。
もしも、遠回りしてしまった!と思ったとしても、それは最終的に成功に導かれるまでに通るべき道だったのかもしれませんよ。
仕事も登山も、急がば回れ!ですね(?)
ではまた!
類似した記事を時々書いています。よろしければどうぞ。