目標に対する考え方(4つのヒント)

目標に対する考え方(4つのヒント)

2021年11月7日 オフ 投稿者:

皆さん、こんにちは。社団法人ランナー龍(たつ)です。

 

目標に対する考え方って、ちょっと漠然としていますよね。

何を伝えたいかと言いますと、

 

目標って何?しんどくない?目標って立てなければいけないの?

と、このように目標に対してどう考えればよいか。目標に対して悩んでいる方へのヒントをお伝えできればいいなと思い、この記事を書くことにいたしました。

 

目標に対する考え方。ヒントは4つです。

 

 

 

1.目標を習慣にする

はじめに、この記事は比較的若い人向けの内容になっています。

若い世代とは学生の方、新社会人になる方、20代、30代が該当します。

 

もちろん、その世代以外の方も、何かしら参考にしていただければ非常に嬉しいです。

 

さて、目標を習慣にするということですが、

目標というと、大変なこと、しんどいこと、

或いは過去の挫折した記憶などがイメージされ敬遠されがちだったりします。

 

もちろん、それは真実でもあるのでしょうけど、

今日をきっかけに、目標をもっと身近な「習慣」にしてみてはいかがでしょうか。

習慣になれば、目標を立てることのハードルが下がります。

 

はじめは、「花に水を忘れずにあげるようにする」

こんなレベルでOKです。

 

たくさんの目標を達成したいとは思いませんか?

 

目標を習慣にするべき理由は、自身の成長に繋がるからです。

だからこそ、若いうちから習慣にして欲しい。

 

 

目標は、仕事は勿論のこと、

趣味、私生活、どれでも良いです。

 

 

小さい目標からで構わないので、たくさんの目標達成を経験してください。

日記を毎日書く人がいますが、このような方は目標の習慣化が身に付いていると言えます。

日記は、人に見せるものでなく、心の声を文章化し、そこに目標を書くこともあるでしょう。

「あいさつをしよう」「朝30分早く起きよう」

このようなことを書いては実現していきます。

 

日記を例に挙げましたが、先ずは苦痛ではないレベルで習慣化する。

これが目標意識の基本形でありスタートラインです。

 

 

2.ライバルが少ない分野に目を向ける

これは、目標を定める時に考える1つの提案です。

 

スポーツのオリンピックで例えると、ライバルが多い競技は代表に選ばれるのは大変です。

そこで、選手層の薄い国に国籍を移して、そこで代表になりオリンピックに出る。

これはまさに、ライバルが少ないところに目を向けていると言えるでしょう。

又、競技人口の少ないスポーツの選手を目指すことも同様です。

 

ビジネスで言えば、勝つため、目標を達成するために競合の少ないところを狙って勝負に出たりしますよね。

ライバルが少ない分野に目を向けるというのは特別なことではなく一般的と言っても良いでしょう。

 

ライバル・・という言葉を使うとどこか野心的、戦略的に聞こえますが、

意外と、そういう考えを持つと自分らしさが生まれてくるんですよ。

 

それはどういうことか?

みんながやるから自分もやってみようかな・・・

これはよくありがちな選択ですが、果たしてそれは本当の自分の目標と言えますか?

 

ライバルが少ないということはみんながやらないことだったりするので、そこに対しても目を向けることで不思議と視野が広がります。視野が広がることで、自分の心の声に耳を傾けられるようになります。

すなわち、自分の考えを持つトレーニングになっているということです。

 

自分が素直に思い描く目標に向かって欲しいなと思います。

それこそが個性ではないでしょうか。

 

 

3.PDCAのサイクル

P=PLAN 計画

D=DO  実行

C=CHECK 振り返り

A=ACTION 次に生かす

PDCAサイクルは日頃から良く使われる言葉ですが、

目標を進めるうえでも重要です。

 

成功のカギは準備が握っていると言われてますが、

どれだけ綿密に計画を練って上手く実行できたとしても、何かしらの反省点が見つかるはずです。

そこを見逃さないで欲しいということです。

 

良かったことも、悪かったことも、その要因を分析してください。

 

方法としては問題点を書き出して、反省と対策を練ることです。

何も分析しないままにしておくのは ”もったいない” です。

 

目標に向かって、単に突き進むだけでなく、反省と対策を繰り返してください。

 

 

 

4.鉄の意志で継続

続けることは本当に大変なことです。

ほとんどの人は途中で辞めます。

 

1000:100:10 という言葉があります。

1000人がやりたいことを、100人が目標をもって実行でき、10人が継続できる。

という法則です。

 

あくまで、例え話ですが、あながちズレていないと思います。

むしろ合っていると感じます。

 

 

このように続けることは難しい事ですが、

冒頭でお話してきたように、習慣に落とし込めれば継続しやすいです。

 

継続のコツは2つありまして、

1つは、過度な負荷がかかっていないこと。

もう1つは、その目標に対し「本気だ!」という気持ちがあるかどうか。

 

鉄の意志で継続してくださいと私が言う理由は、「本気」なのかどうか、自分の心に確かめて欲しいということです。

 

目標を常に意識することは高度なことです。

これは心理学者、マズローの欲求5段階説で例えることが出来ます。

人間の欲求は上記のピラミッドのようになっていて、生きるために最低限必要な欲求の生理的欲求が土台にあり、欲求が満たされるほど、より高度な欲求を求めるのが人間である。と説明しています。

 

今回、私が目標に対する考え方の話をしているのは、このピラミッドの頂上、自己実現欲求のフェーズでのお話です。

生きている安心して生きている他者に必要とされる他者に認められる目標を実現する

この段階のうち、「目標を実現する」ことが人を最も成長させる部分です。

この高度な欲求に取り組んでいることを意識しつつ、

是非、なりたい自分を実現してください。

 

 

継続って言うけど、いったい、どれくらい継続すればいいの?

という疑問があると思います。

 

これには1,000時間の法則という言葉がありますが、

物事にもよりますが、何かしらを習得するために最低限必要な時間は1,000時間と言われています。

1年間が365日なので、仮に毎日やったとしたら、だいたいは3年程度かかるということです。

 

ただし、熟練に達することを指すのではなく、あくまで一通り基礎が固まるレベルです。

えー!そんなにかかるの!と思われるかもしれませんが、基礎を会得することは普通に凄い事ですよ。

「石の上にも三年」とはよく言ったものです。

 

熟練の領域はそれこそ、一生をかけて目指すものなのでしょうね。

 

1,000時間の法則、石の上にも三年。はかなり参考に出来ると思います。

何事もこのくらいかかります。

登山で言えば、3年でおおまかな地図読み、危険予知、夜行登山、24時間以上の行動、100km程度の距離の走破、国体の出場。ここまで辿り着きましたが、上級者から見れば、山の基礎の下地が出来たレベルです。

「なんとか出来る」「無理なくできる」の差があります。

3年、本気で取り組めば「なんとか出来る」レベルになれる可能性があります。

 

それが、1,000時間及び3年間程度継続することで見えてくるということです。

鉄の意志で継続する必要がありますね。

 

まとめ

目標に対する考え方として、

1 目標を習慣にする

2 ライバルが少ない分野に目を向ける

3 PDCAのサイクル

4 鉄の意志で継続

 

4つのヒントをお話しました。

あくまで、考え方としてのヒントに過ぎませんが、多少でも参考になれば幸いです。

 

今回の記事については動画にもUPしています。

動画の方ではさらに細かく深堀してお話させていただいております。

よろしかったらご覧ください。

 

長い動画ですので・・ダラ~っとご覧いただければと思います。

登山系のチャンネルのはずなのに、こんな動画ばかり増えていって困っています(笑)

ではまた!