他の人がやらないことに没頭する喜び
皆さん、こんにちは。社団法人ランナー龍(たつ)です。
私が皆さんに伝えたい事の1つとして、
心の底からやりたい!と思えることを見つけて、
それに是非、没頭して欲しい。
自分がやりたいことに没頭できることはとても幸せなことですね。
ところで、それが誰もやってないようなことだと格段の喜びになるのですが、
それって、私だけ・・?
自分がやりたいことに没頭するべき理由・・
それに、誰もやらないようなことに没頭して何が喜ばしいの?
これについて、書いていきます。
流し読みしていただければ幸いです。
トレイルランニングはマイナースポーツか?
マイナースポーツをやっていると、何か得意げで誇らしい気持ちになりますが、トレイルランニングって、一般的に人が何かスポーツを始めようとするときの選択肢にはまず入らないですよね(笑)
過酷がゆえ、敷居があるというか・・・入り口は狭めです。
特殊なスポーツができることの充実感は確かにあります。
この充実感がどんどんハマっていく要因になるのですが・・
しかしながら少し冷静に考えると、果たしてトレイルランニングはマイナースポーツなのか?という疑問が湧き自問自答。
豊富な山に囲まれた日本に住む人々にとって山が身近であるように、トレイルランニングは意外と身近なスポーツなのではないか・・?
現在トレイルランニング業界をけん引する方々が、当初選手として第一線を走っていた「黎明期」を経て、
今や全国でレースが開催され、その過程で私もトレイルランというスポーツを知ったのですから、誰もがこのスポーツの名前ぐらいは知っているでしょう。
トレイルランニングは、「成熟期」を迎え、これからはどのように一般的に普及していくかというフェーズにあると言えます。
(せっかく成熟期を迎えたが、コロナによって方向性はどうなるのでしょうね)
さて、
マイナーかどうかの決着としてはマラソンと比較してみます。
マラソン(ジョギング)人口は、日本で約1千万人いると言われていて、それに比べトレイルランニングは約40万人であり、その差は歴然。
トレイルランニング人口はマラソン人口の10分の1以下であると推定される。
※2019年に私が独自で調べた限りの推定です
このことから、マイナースポーツと言っても悪くは無いかなと判断します。オリンピック競技でもないし。
マイナースポーツを愉しむなんてなかなかお洒落です。
マイナースポーツを愉しみませんか?
他の人がやらないことに没頭する喜び
このブログの特性上、半ば無理やりトレランの話を持ち出しましたが・・
ここからが本題。
他の人がやらないことの何が良いのでしょう?
他の人がやらないこと・・
それが本当に誰も 【やらない=できない】 ことであれば、仕事になるかも知れません。
尚、それ自体がライフスタイルになっていれば本当に素敵なことであり、
これでご飯を食べているのであれば、まさに ”生業” である。
生業(なりわい)なんて、現代人が言うのもこっ恥ずかしいですが、憧れませんか。
私は憧れます。
会社員であれば、誰かに合わせなければならないことの連続であり、
ルールやしがらみなど、自分の意志が意味を成さず、我慢も必要です。
だからこそ、他人の目を気にせず、自分が思うがままに”没頭”できる何かを見つけることを強くお勧めします。
それが仕事でも良いですし、趣味でも構わないと思います。
特にこれからの時代は色々な挑戦をすることに価値があるのではないでしょうか。
人に教えることが出来るほど熟練させれば、どんなことであってもそれはビジネススキルと言えるし、
収入を得られる可能性も否定できない。無駄にはならないと考えています。
これからの時代のサラリーマンは、
スペシャリスト(専門職)と、ゼネラリスト(総合職)、どちらが良いのでしょうか。
スペシャリストはスキルを上げてキャリアを積んで必要に応じ転職、ゼネラリストはその会社の顔になるようどっぷり腰を据えて何でも屋。でそれにより、終身雇用と年功序列に多少なり頼る形。
世の中的にはスペシャリストが台頭する時代と言えそうです。どちらが良いかという決断は少々極端なので、両方の要素を持ったハイブリッドはどうだろうと一瞬思った私です(笑)
どちらにせよ、持つべきものは「没頭できる何か」である。
私は登山を趣味としましたが、誰にも会わないことだってしばしばあります。
誰もいないからこそ、味わえる贅沢な気持ちがここにありました。
誰もやらないことに没頭する喜びはここにあり、他人の目はまったく気になりません。
(時々、一人で山を登って何が楽しいの?という質問をされる方などに対しても気にならない)
逆に、他の人が何かに没頭している姿は輝いて素敵だなと思えます。
自分自身が心の底からやりたいと思えることに没頭することで、充実感と幸福感を覚え、他人から見ても素敵に映ります。かっこいいな、と。
それが仕事であろうがなかろうが、自分が好きなことに没頭するべきである。
没頭できる何かを見つけてみませんか。
お読みいただきありがとうございました。
ではまた!