白馬国際トレイルラン攻略【土砂降りの中、オリンピック聖地を激走】

白馬国際トレイルラン攻略【土砂降りの中、オリンピック聖地を激走】

2019年9月27日 オフ 投稿者:

皆さん、こんばんは。社団法人ランナー龍(たつ)です。

今回は2018/09/09に参加した白馬国際トレイルランの攻略レポートをようやく記事にいたします。

 

と言ったものの、写真を無くしてしまい、記事がなかなか書けていませんでした・・

 

 

 

白馬国際トレイルのコースは山と高原地図の収録エリアにはありませんが、すぐ目の前には北アルプスの雄大な景色が展望でき、山と高原地図№35「白馬岳」の白馬岳と唐松岳のちょうど間あたりの麓に位置しています。

 

やはり、9月と言ったら白馬国際でしょ!と言われるほど秋のレース序盤を飾る人気レースなのだ。

クリック合戦になるので、おちおち油断しているとエントリーの期を逃してしまうぞ。私は無事エントリーが出来、2018年の白馬国際トレイルランのロングの部に出場することになりました。

 

レース当日は土砂降りの雨に、状態の悪いトレイル。そして気温の低さと、決して良いコンディションではありませんでしたが、結果的に数あるトレイルランニングレースの中で一番好きなレースになりました。

そんな人気レース、白馬国際トレイルランの概要や攻略ポイントなどを私なりに解説しつつ、私が2018年秋までに出場したトレイルランレースの総集編的な感じで紹介していきたいと思います。

 

レース概要

日時:2018/09/09
天候:雨(土砂降り)
エリア:長野県北安曇郡白馬村
レース名称:白馬国際トレイルラン
運営:白馬国際トレイルラン実行委員会 共催:白馬村
距離:54km (ミドル35km ショート20km ファミリー&トライアル5kmもあり)
累積標高差:約2,800m
制限時間:10時間
私の記録:8時間0分10秒(総合200位 種目別74位)
会場までのアクセス:東京関越道から上信越道須坂長野ICで降り、前日受付会場へ

 

前日受付が必須でした。まず、宿泊場所にマイカーを置いてシャトルバスに乗り、受付会場まで。受付が済んだら同じくシャトルバスで宿まで。

ランダムで割り振られた宿ですが、皆、白馬村のエリアの宿なので距離は似たりよったりで遠くて当日朝が極端に早くなるなどの不具合はなかったと思いますので、そこまで神経質にならなくても良さそうですよ。白馬村を楽しみましょう。

前夜祭もあるそうなのですが、私は参加せず宿で他の選手と談笑しておりました。次回は前夜祭にも参加したいとおもいます。

唯一、ファイテンから西谷綾子選手がテーピングのセミナーを開催しておりましたので、それだけ参加しました。

西谷綾子 選手

出典:公式ブログ 楽しく速く美しく より

前月の筑波連山天空ロードで右足首の捻挫がガクガクになっていたので、ちょうど良かったです!(本当はドクターストップ)

このレースで足首の捻挫が全治2か月に

ファイテンテープの効果的な貼る位置だったり、基本的な捻挫対処の基礎である「フィギュアエイト」のテーピング法を教えていただきました。

 

レース当日の状況

当日は案の定、雨。 はなっから着ていたレインウエアも既にびしょ濡れ・・

スタート前の大雨はトレランのテンション下がるのだが・・しかし!?

小雨のタイミングで満を持して登場したオリンピア達・・

出典:Snow naviさんの白馬国際トレイルランレポートより

左から、上村愛子選手、鈴木大地スポーツ庁長官、渡部暁斗選手

オリンピア達は「雨でも走る時は走るんです!」的な言葉を突然発し、

選手たちは「うおお!!」と雨に反して熱気は最高潮に。

なるほど、これも本大会が人気である理由の1つなんだな。

渡部暁斗 選手 ノルディック銀メダリスト

出典:Snow naviさんの白馬国際トレイルランレポートより

オリンピアは果たしてどんな走りを見せてくれるのか!?

私は福田六花選手のいる後方位置からスタートしました。

福田六花選手プロデュースの大会はこちら

 

 

さて、雨の中レースはスタートし、スタート地点の八方文化会館を各自一斉に飛び出していく・・

まず、最初に通過するのがここだっ!

白馬ジャンプ競技場

出典:産経新聞 聖火リレー 長野県は白馬ジャンプ競技場などを巡る より

オリンピックの聖地、白馬村のジャンプ台。見てみたかったんです。これも一つのシンボルというか、レースに華を添えているのではないでしょうか。

 

トレイル率が高い印象があり、スタート直後から砂利道や林道など平坦な未舗装路をしばらく走る。スタート直ぐの未舗装路というのは私の好きなシチュエーションである。

しかし、雨脚は強くなる一方で皆さん、走りづらそうだ。

前方を見ると、西谷綾子選手を発見、

「おかげさまで今日は走れそうです」「それはよかった、ありがとうございます」と、簡単に挨拶をしてから追い抜いていきます。

西谷選手はこちらのレースにも出場されていました。

 

レース中盤からは急斜面の登り下りが発生してくる。

土砂降りの影響で、ちょっとトレイルが泥沼状態で滑る滑る・・

「なかなか思うように登れない」「下りが怖い・・」こんな具合だ。

けれども、私は比較的泥は得意(岩が苦手)であり、泥のぬかるみに強いサロモンシューズのおかげで楽しく走り抜けることが出来ている。

結構無茶な走りをして怪我をしなかったのは「単に運が良かっただけのこと」かも知れませんが、雨が降るほど、トレイルが荒れるほど楽しく燃えてくる自分を発見することが出来たのは収穫だった。

 

エイドステーションがロング54kmの部で9つもあるので、戦略が立てやすい。しかし参加人数がミドルとショートも合わせると1,200名も走るこの大会、先頭と最後尾の差はかなり開くでしょうから、スタッフ側の立場からすると、土砂降りの中、ずっと選手を待ち続けなければならないのだ。

これは本当に大変であり、白馬村の皆さんでこの大会を作り上げているんだなと、感謝の気持ちでいっぱいになります。

きついきつい岩岳の登りを終えると岩岳山頂スカイアークエイドでは、エナジードリンク(レッドブル)が疲れ果てた選手に翼を授けてくれる!

翼を授ける!?

出典:Snow naviさんの白馬国際トレイルランレポートより

エナジードリンクやレッドブルについてはこの記事でも語っています。

ここで一気に下って終わりと思いきや、まだあります。長い登りが。

多くの選手が抜け殻の状態に・・逆に言えば、本当のタフさを求められるのでしょう。

八方尾根を登り切って最後のエイドであるパノラマエイドを過ぎてからの下りの途中、一瞬だが雲から晴れ間が差し白馬村が一望できたときに、

ああ、もう終わってしまうのか・・という寂しさと、

なんて綺麗な景色なんだ!という感動の気持ちが相まって、自然と

 

涙が出てきてしまいました・・

 

泣きたくても脱水症状で涙すら出てこなかったレースはこちら

最後は、雨が降り続くのにも関わらず多くの応援者に見送られながらゴール!

決して短くはない距離ですが、最後まで比較的楽しく走り続けることができたかと思います。

 

優勝選手は菊嶋 啓 選手です。おめでとうございます。

出典:Snow naviさんの白馬国際トレイルランレポートより

 

まとめと攻略ポイント

ゴール後、17時をまわっていたが白馬村内の気温は14℃。

これに加え雨に体温を奪われることと、走ることによる体感温度の影響、トレイルの中や山頂地点はもっと気温が低いであろうことから低体温症になりえる気候条件と判断します。寒さでレース続行不可能にならないための対策を!

9月上旬で引き続き熱中症に注意するのと同時に、荒天に備えてレインウエアをしっかりと選定してください。又インナーについても速乾性と保温性について考えて選定してみてください。さらに、防水の手袋も有効です。

 

補給についてはエイドが9つもあるので、これらを踏まえた水分、行動食の持参を計画を。ただし、エイドの場所や数は開催年度によって変わる可能性があり、事前のチェックは必須です。エイドは食べ物飲み物共に充実しており、つい長居してしまいたくなるようなほどでした。「おやき」も食べられました。最初のエイドは水とスポドリのみでした。

 

前半の割とフラットなトレイル。中盤のアップダウンの程よいトレイルや道幅の細いシングルトラック。後半の登り基調の上り坂と最後の一気下りと、どこを抑えて、どこで頑張るか戦略を立ててみましょう。ただし、トレイル保護の関係でルートが逆になったり、コースの一部が変更になったりするので、コースの変更に伴って、都度、考えていく必要がありそうです。

トレイル保護の関係で2019年の同レースは延期となっております・・

 

 

最後に2018白馬国際トレイルの良かったポイントを挙げてみます。

土砂降りがかえってやる気を上げた

得意な泥やぬかるみは多く、苦手な岩場、ガレ場が少なく助かった

登りが得意なため、後半登りが多いのは助かった

ロードが苦手なため、トレイル率が多いのが嬉しかった

雨で視界が悪くても北アルプスや白馬村の景色は美しかった

冬季五輪の聖地と言われるだけあって、独特な雰囲気を感じた

コースの特徴が私にとって都合が良かったのもありますが、景色の良さと、大会の熱気と雰囲気も楽しく、こういった理由で私は一番好きな大会とさせていただいております。自宅からは遠いのですが・・・

 

大雨でボロボロ・・

大会で使用したゼッケン

 

完走証

 

参加賞のTシャツ

TOPの写真は、この大会Tシャツの裏面です(笑)

 

本当は毎年出場したい大会です。

でも色々な大会に出場していくという考えもあり、スケジュール的にも難しい・・

本当は毎年出場したい大会です。(2度言う奴 笑)

ではまた!