また遭難か!丹波山村の雲取山で7日間ぶりに救助【山岳事故】
みなさん、こんにちは。社団法人ランナー龍(たつ)です。
雲取山の周辺、特に丹波山村側の登山道が不明瞭なことについては、この短期間で何度か記事に書いているが、またもや同じエリアで遭難発生のニュースが入ってきた。
「丹波山村の雲取山 遭難から7日ぶり 神奈川の女性を救助」
山梨県丹波山村の雲取山に登山に出掛け行方が分からなくなっていた神奈川県の女性が8月6日発見され県の防災ヘリで病院に収容されました。
7日ぶりに救助されたのは神奈川県に住む40代の女性です。
7月29日から1泊2日の予定で丹波山村にある標高2017メートルの雲取山に1人で登山に出かけたまま行方が分からなくなっていました。
警察などが3日間捜索を続けたものの、発見できず、捜索は打ち切りとなっていました。
しかし、その後、家族が捜索を依頼した民間の団体が午前8時45分頃、登山道から離れた沢で女性を発見しました。
女性は登山道から滑落したものの軽症で、その後、県の防災ヘリ「あかふじ」によって県立中央病院に収容されました。
行方不明から1週間後の救出について県山岳連盟の小宮山稔会長は、「近くに沢があり、水が飲める状況であったこと、また夜間の気温も高く、低体温症の危険も低かったことなどが今回の生還につながったのでは」と話しています。引用:Yahooニュース(UTYテレビ山梨)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190806-00000001-utyv-l19
ここは本当に迷いやすいエリアだなと思いつつ、今回は生還されたニュースですので、ほっと胸を撫で下ろしたところです。
気温や水に恵まれたのではと記事にも書かれておりますが、この女性の方はよく頑張って7日間生き抜いたと思います。
登山道から離れた沢というのがどこなのかが気になるところではありますが、この沢をむやみに下ったり動き回ったりしなかったことが助かる要因につながったのかなと思いました。
この判断力などから、ベテランの登山者なのかもしれないが、逆に言えば、ベテランでさえ迷ってしまうエリアなのか。
どちらにせよ、いい加減、この丹波山村の登山道はなんとかした方が良いのではないかと思い始めている。このままでは、次の遭難者が発生することを延々と繰り返されてしまうことが危惧される。
ふるさと納税でも良いので、集めた資金をこの丹波山村エリアの登山道整備に充てられないものであろうか。
「なんとかしてっ!」
雲取山も、近くにある三条の湯も人気で多くの登山者が来るでしょうし、丹波山村方面のエリアも地図に登山道として明記されている限り人も訪れるでしょう。
整備されることを期待します!
※どうやら地図によっては破線ルート及び廃道になっているものもあるらしいです。山と高原地図では普通に登山道として明記されています。
このエリアの地図を眺めてみませんか?
こちらの記事も参照ください。
私の登山記録です。
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ルートを間違えずに進むことが出来る技術をもっと身に着けたいと思った次第です。ではまた!
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