あたりまえだけど睡眠は大事だよっていう話【立ち上がれ!サラリーマン!】
皆さん、こんにちは。社団法人ランナー龍(たつ)です。
暑苦しい夏、湿気や熱帯夜などで何かと寝苦しい季節ですね。
暑さ指数については、こちらに詳しく書いています。
もし、眠れないのであれば、それは暑さや季節のせいではないかも知れません。
ストレスなどで自律神経が乱れるとなかなか眠れなくなるなど症状の差はあれど睡眠障害を引き起こしてしまうこともあります。
そうなると、日中元気に過ごすことも難しくなり大変です。
今回は、「あたりまえですが睡眠は大事ですよ」というお話をしたいと思います。
私は産業カウンセラーとして、ストレスが起因する障害について勉強してきましたが、睡眠障害もその1つ。
しかも私自身、睡眠障害に陥ったことがあり、そこから回復する経緯など実体験も含めてお話しできればと思い記事にいたしました。
問題なく眠りについている方にとって、睡眠は普通のことであり、何ら特別なことではありませんが、眠れない方にとって、ぐっすり眠ることが特別なことのように感じることでしょう。
私は、睡眠障害に陥った時、精神科医と相談しながら睡眠導入剤を服用しつつ、2つの約束事だけを守る方法で睡眠できるようになるまで回復しました。通常に眠れるようになるまで2か月所要しました。今、思うと軽度の睡眠障害だったのかなと思っていますが、知り合いの医師からは「回復期は一番危ない時期。完全回復までに3年はかかると思って慎重になって欲しい。無茶は禁物」と釘をさされたことを覚えています。
この記事では以下3つのことをお伝えします
① なぜ睡眠が大事かについて再確認
② 私が睡眠できるようになった”2つの約束”とは
③ 質の良い睡眠にするための6つのアイデア
なぜ睡眠が大事かについて再確認
【仕事もスポーツも睡眠が大事】
仕事もスポーツも適切な睡眠がとれいていないと十分なパフォーマンスが発揮できません。きちんと睡眠がとれているかにかかっていると言っても言い過ぎではないでしょう。眠い状態の作業はスピードも遅く、正確性にも劣ることが明確であり、生産性が落ちてしまいます。
仕事中にどうしようもないくらい眠くなることが度々発生するようであれば、それは明らかな寝不足であり、改善が必要だと思います。是非、自分の胸に手を当てて、思い当たるふしはないか、考えてみてください。
眠い状態は大脳の機能が低下している状態であり、生命維持のために脳が休息を要求している状態にあります。これを無視し続けるわけにはいきませんよね。
眠いまま作業を続けるということは、居眠り運転など色々な事故を引き起こす要因にもなります。オフィスワークでも機密情報を扱うセクションでは大きなリスクとなるでしょう。
山の中を走るトレイルランニングでは70km、100kmなどの長い距離を走る場合、10時間以上走り(歩き)続けなければなりません。これも前日までにきちんと睡眠が取れているかいないかで、完走できるかできないかくらい極端な差でコンディションに表れるのだ。
よく、理想的な睡眠時間は何時間かについて議論されますが、レム睡眠~ノンレム睡眠の周期が90分間隔であることから、6時間睡眠から7時間半睡眠が良いなんて話を聞きますが、根拠が詳しくわかりませんので、あまり触れないでおきます。
看護師や警備員など夜勤を伴う業務の方は、睡眠についてより注意していただきたいと思います。労働安全衛生法では夜勤者は年に2回健康診断を受診しなければならないとしているが、それだけの理由があるということですよね。
そもそも眠れない状態というのは異常事態であると今一度、認識していただきたいです。
私が睡眠できるようになった”2つの約束”とは
以前、私は仕事で大きなプロジェクトを任されたときに、そのプレッシャーや、多くの人に迷惑をかける、かけているのではないかという強迫観念で、自宅に戻っても一向に頭が仕事モードのまま、寝て起きたら明日になってしまう怖さから眠れなくなりました。(1日2時間~3時間程度の睡眠)
この生活を1か月続けた時点で、体調を完全に崩しました。
ちなみに、この期間にもトレイルランニングのレースに出場しましたが、全てリタイア(DNF)でした。
何とかしなければと、精神科医との相談のもと、睡眠導入剤の処方の他に、2つの約束を言い渡されました。
その2つの約束とは、
1.夜0時までに必ず布団に入ること
2.朝は6時~7時の間に起床し、起床後すぐ外に出て日光を浴びること
たったこれだけの約束です。それだけに必ず守る必要を感じました。
毎日6時間以上寝る習慣も、1か月続くと、体調はすっかり良くなり、1か月経過時点では、もう睡眠導入剤も必要なくなりました。
2か月経過した時点で、自分の中ではほぼ完全に復活しており、仕事のパフォーマンスも明らかに違い、レースでは完走するようになりました。ちょっと、出来すぎているようですが、本当の話です。
眠れることは当たり前のことですが、眠れない人にとって、眠れることは大きな成功体験でありとても嬉しいことでした。
質の良い睡眠にするための6つのアイデア
このような経験も踏まえて、普段の眠りをさらに良くするためのアイデアを私なりに6つ挙げてみようと思います。私にはどれも絶大な効果がありましたが、人それぞれですので参考程度にどうぞ。
1.敷布団が良いか、ベッドが良いかもう一回検討してみる。部屋のレイアウトを変えて寝る場所の位置を変えてみる。それだけでめちゃくちゃ眠りが良くなることがある。
2.睡眠導入用の音楽(主にジャズやクラシック)を試してみる。私は催眠術がかかったように爆睡
3.冷房は直接体に当てない。安静時で寒くない程度の冷房をかけつつ、でシーリングファンで室内の空気を循環させ、加湿機能のある空気清浄機との併用で最高に快適な睡眠へ
4.電気は消す
5.布団に入る1時間前から3つを絶つ! パソコン、スマホ絶ち コーヒー絶ち アルコール絶ち
6.起きたら二度寝禁止。外で日光を浴びる。これけっこう馬鹿にできない。よく見かける朝の犬の散歩は理にかなっている
我が家のシーリングファンです
よく天井で回っているプロペラですが、こいつが空気を循環させてくれます。
アップ
エアコンと、シーリングファンと、空気清浄機 名付けて快適のオーケストラです。これで夏でも快眠を!
他にも冷感シーツやアイス枕もありますし、アイマスクなど皆さん、既に色々なアイデアをお持ちかと思います。
以上、睡眠が大事というお話を長々とさせていただきました。
では、良い睡眠を!
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