うつ病になりかけた時、睡眠の質を上げたら回復し、仕事の質も上がった話
皆さん、こんばんは。社団法人ランナー龍(たつ)です。
皆さんはよく眠れていますか?
だいたい1日何時間くらい眠りますか?
そして眠るために工夫していることってありますか?
タイトルが「睡眠の質を上げると仕事の質も上がった話」となっておりますが、これは、私が過去に仕事のし過ぎで睡眠時間を削りまくった結果、仕事の質も悪くなり量もこなせなくなった挙句、体調を壊してしまったことがありまして、
その時に取った対策が、このタイトルの通りになるのですが、これが上手くいったので、今日はそのお話をします。
秋の夜長・・という言葉もあり、楽しく夜更かしも時には良いと思いますが、
睡眠の秋・・とも置き換えてみて、しっかりぐっすりと質の良い睡眠を考えるきっかけに是非してみてくださいね。
仕事のし過ぎで不眠症を患いうつ病になりかけた過去
過去に大きなプロジェクトを任されたことがあり、その仕事を進めるにあたっては当然前例のないことも多く、それに加え私もつい仕事を抱え込んでしまう性格も重なって仕事漬けになったことがありました。
仕事に熱中するがあまり、職場に2日間こもりぶっ続けで働いたこともありました。
最初は意気揚々と進めてきたものの、途中途中でエラーが発生しうまく回らない部分も出てきました。
長時間労働は良くないということで早く切り上げて帰宅するようにも心掛けましたが、そういう時に限って仕事のことが頭から離れず、気になって眠れません。
誰かに迷惑をかけているのではないかという強迫観念が頭から離れず眠れないのです。
その時は、朝の3時ごろに寝て7時に起きる生活でした。睡眠時間は4時間。
アインシュタインです(笑)
これを3か月程度続けたところで、働けないほど体調が悪くなり、ダウンしました・・・
医師から言い渡されたことは「睡眠をとること」
働けないほどの状態は異常事態であり、
どうにかしないと!との一心で、心療内科に通いました。
そこで医師に言い渡されたことは
「睡眠をとること」
それだけだった。
あなたは、まだうつ病の段階まではいっていないと思うが、今の状態はかなり危ない。ただやるべきことは1つ。睡眠をとること。それだけです。
ただし、それは絶対に守ってください。
と、このように言われました。
取得する睡眠時間は6時間~7時間。
夜の12時までには必ず布団に入り、朝は6時~7時に起きてください。
その後に、外に出て朝日を浴びてください。曇りはもちろん、雨でも極力外に出てください。
最初はすぐに寝れないと思うので、睡眠導入剤を1か月分処方しますので、寝る前に飲んでください。
私はこの治療方針に従って、12時には布団に入り、6時に起きて外に出ました。
もともと、朝の散歩は好きなタイプだったので、この生活はあっという間に馴染み、睡眠導入剤も2週間使いましたが以降は無しでも眠れるようになりました。
仕事は一部交代をしたりセーブをすることになりましたが、
1か月後にはすっかり元気になり、自分でも信じられないほど仕事のクオリティが良くなり、その時に入ってきた別件の新しいプロジェクトを成功させることもできました。
日本人は睡眠の優先度が低いのかもしれない
すっかり元気になった私は、完全復活!と言いたいところですが、
不眠症を含む精神的な部分の不調は、回復直後に再発しやすいとも言われているので、あれから3年以上経過していますが、未だに用心しております。
こういう恥ずかしい話は正直、人に言いずらいですが、私は逆にくりかえし発言して、皆さんに同じようなことにならないように参考になればいいなと思うようにしています。
又、こういう経験をすることによって、ここまでやってはいけない!など、限界のラインが分かってくるので、決して無駄ではなかったと考えています。
ぐっすり眠れることって最高ですよね。
そう感じることが出来、幸せです。
とはいえ、私は特別長い睡眠時間を取得したわけではありません。
日本人の平均の睡眠時間かそれ以下です。
厚生労働省の平成30年の実態調査の統計によると、
最も多くの方が採用する睡眠時間が6時間以上7時間未満としているようでした。
世界の平均はそれよりも1時間程度は長かったと思われますので、そう考えると日本人は睡眠時間が短く、睡眠に対する優先度が低いのかなあと感じました。
自分の能力を発揮させるためには、しっかり休まなければなりませんね。
皆さんも、不調を感じる時があれば、睡眠について考えてみてはいかがでしょうか。
睡眠についての記事はこちらもどうぞ
睡眠の質を上げる方法も勉強してみたいですね。ではまた!