志賀高原マウンテントレイル攻略【底なし沼のどろんこ遊び】

志賀高原マウンテントレイル攻略【底なし沼のどろんこ遊び】

2019年7月13日 オフ 投稿者:

皆さん、こんばんは。社団法人ランナー龍(たつ)です。
今回は2018/07/07 、志賀高原マウンテントレイルに出場した内容を記事にいたします。

このページの写真は一部大会公式ホームページから引用したもの、オールスポーツさんから購入したものを使用しています。

大会公式HPはこちらhttp://www.nature-scene.net/smt/

このエリアは山と高原地図№17志賀高原(草津白根山・四阿山)に該当いたします。

 

このレースは、トレイルランナー山室忠選手がコースプロデュースしており、KTF(北信濃トレイルフリークス)が企画、運営する。

KTFと言えば、長野ではいくつもの楽しいトレラン大会を開催していることでも有名であり、KTFの大会だから来た。という声も実際ありました。

後に詳しく紹介しますが、キッズ(1~2km)、ショート(14.8km)、ロング(40km)、とトレラン初心者から、思いっきり走りたい方まで参加できる楽しい大会となっている。土曜日開催というのもエントリー理由の1つ。

(但し、この土曜日が起因したトラブルに見舞われる)

 

レースの概要

日時:2018/07/07

天候:雨のち曇り

エリア:長野県

レース名称:志賀高原マウンテントレイル

距離:約40km

累積標高差:1690m

制限時間:10時間

私の記録:6時間21分51秒 順位:部門別36位

会場までのアクセス:関越道練馬ICより上信越道経由、信州中野IC降りて志賀高原リゾートエリアへ

 

トラブルもあったが楽しくゴール

大会主催者はこのレースのおすすめポイントを9つ紹介している。

私の余計なコメントと共に紹介しよう。

 

1.前泊条件は一切なし、当日受付でOK。日曜日夕方の交通渋滞に捕まる心配もなし。

→私「土曜日サイコー!これで日曜日はビール飲んでゴロゴロだ!」

 

2.レース終了後、BBQパーティーを開催。おいしい食べ物と飲み物を片手にトレラン仲間を作りましょう。

→私「地元なら参加したいけどねー。終わったら一目散に帰ります!でも結局、友達が出来ました!」

 

3.ロングコース40kmとショートコース14.8kmをご用意。レベルに合わせたレース参加が可能です。

→私「さすがはKTF」

 

4.ビギナーからちょっとステップアップの40km。比較的「走れる」コースで志賀高原の大自然が楽しめます。

→私「比較的走れるは絶対罠だと思っていたよ。でも本当に比較的走れたよ!ありがとう」

 

5.志賀高原は標高が高く、スタート地点で1650m、最高地点で約2200mとなり、雄大な自然はもちろん、夏でも涼しく過ごせます。

→「標高2000オーバーは意外と寒かった。もはやスカイレースだね!」

 

6.ロングコース40kmはトレイル率90%。ロードはほぼ下りなので、爽快に走れます。(ショートコース14.8kmはトレイル率100%)

→私「ロードの下りは膝がぶっ壊れるので(笑)爽快には走れませんでした」

 

7.レース終了後、すぐにお風呂に入っていただける環境をご用意。

→私「レース後の風呂と水風呂は鉄則です。でもイモ洗いはイヤ!」

 

8.協賛していただく多くのスポンサー様から様々な賞品をご用意させていただきます。

→私「私はTシャツマニア。渋いデザインのTシャツありがとう!」

 

 

9.小学生のキッズレースも開催!ご家族でお楽しみください!

→私「地元の小学生はこういうの、たくさん走ってるのかな。強くなるだろうな」

 

と、まあこんな具合です(笑)

 

 

ではレースをざっくりと振り返ります。

 

土曜日開催ということは、土曜の朝には現地に居なくてはならない。東京から自家用車だと、朝の3時には出ないと時間が危うい。志賀高原周辺は慣れてないので、私は金曜の22時頃出て、現地付近の道の駅でも適当に探して仮眠する計画にした。

 

結論から言うと、失敗した。

受付会場のぎりぎりまで近づこうとしたら、道を間違えて志賀高原の山奥に入ってしまい。Uターンしなければならなくなった。AM2:00、ここで遭遇した野生動物数えきれず。たぬき、キツネ、テン、イノシシ、車の中とは言え、イノシシはかなり怖かった。

※このように野生動物の危険もあることから、車中泊、テント泊は厳禁となっております

 

AM4:00 受付会場の駐車場に着く

ここで2時間半程度、仮眠。起きてからは受付スタートを待つ。

この超短い睡眠時間と、両足の親指の爪が剥がれたばっかりというバッドコンディションでレースに挑むことになる。

 

どんなコンディションでも結果を出すのがトレイルランナーだ

 

こんなわけのわからないことを言い聞かせながら受付を済ませる。

 

 “大会HPより

招待選手である山田琢也選手の挨拶があった。

ガーミンの宣伝もしていた。

 

 “大会HPより コースマップ

ロング40kmのコースマップである。

そこまで長くないコースで累積標高1690mだが、最高標高は意外にも2000mを越えている。前半の標高が高い区間は、急なアップダウンが連続していて、少し渋滞気味になるぞ。当時は雨が降っていたので、体が冷えてしまった。標高が下がればやっぱり夏。クソ暑いぞ。

コースマップの青い部分は非常にぬかるみが多い区間だ。梅雨時期と言うこともあり、泥沼になっているところがある。しかも、見た目じゃその深さはわからない。あまり泥に突っ込まないよう気を付けていたが、ある場所では、太ももくらいまですっぽり埋まるほどの深さの泥沼があって、汚れもそうだが、そこから抜け出すのが大変だった。

私はそこを【底なし沼のどろんこ遊び場】と名付けた。

アブだかブヨだかが結構まとわりついてくるので、虫よけも必須であると思いました。

 

中盤のながーい、ながーいアスファルトの下りが終わるとエイドがある。この下りもそうだが、以降後半は、説明の通り比較的走れるトレイルが多かった記憶がある。なので、無理してまで最初から前に出なくても、後半しっかり走れるので、後半に懸けた温存が良いと私は思います

しかし、山田琢也選手はこうも言ってました。

無理をしてでも最初から前に行かないと、いくら後半でペースをあげても、もうトップには追い付けない

やっぱり優勝を狙うような選手はガチですね!格言だ。

 

ゴール直前の後半にもう1つ、トラブルに見舞われた。

“大会公式HPより

サルに囲まれました。

これは、後半の木道が続くエリアで発生しました。

わたしが、柿ピーを食べながら歩いていると、サルの大群に囲まれました。

かれらは堂々と近づいてきて目を合わせようとやってきます。その柿ピーよこせ!と言いたいのでしょうか。

不良のヤンキーに囲まれてるくらいやっかいな状況で、絶対に目を合わせたくありません。目を合わせると襲ってくる可能性があるからです。

大会の開会式の時、サルには目を合わせないようにと注意がありました。本当に出くわすとは、志賀高原はほんとに野生動物の王国なんだなとつくづく思いました。

 

眠い目をこすりながらさ迷い歩いていると、いよいよゴールが迫ってきました!

半分寝ながらも、無事ゴール!

 

大会で使ったゼッケン

 

完走証

 

参加賞のTシャツ 渋くて気に入ってます👍

 

ロングでも10時間と制限時間が長く取ってありますので、ミドル、ロングの入門にもおすすめできると思いました!ではまた!