雲取山ラウンド【奥多摩 雨天・日没・道迷い】

雲取山ラウンド【奥多摩 雨天・日没・道迷い】

2019年5月10日 オフ 投稿者:

皆さん、こんばんは。社団法人ランナー龍(たつ)です。
今回は2018/09/02奥多摩の雲取山に出掛けた時の内容を記事にいたしました。
ここでは山と高原地図№26「雲取山・両神山」を使用しています。

 

サブタイトルにあるように、寝坊したことと、雨天強行したことが災いして、雨天、日没、道迷いと・・そしてタイミング次第では熊に遭遇しうる事態となるなかなか厳しい登山となった。雨天・日没・道迷いは登山でやってはいけない3重奏ですので、あまり良くない例としてお読みください。

雲取山とは

雲取山と言えば東京都で一番標高が高い山で日本百名山にも選ばれている。標高は2017m。東京だからとて馬鹿にできない山深さと標高を誇る。

何が魅力なのかと言うと、雲取山の周辺エリアは東京都、埼玉県、山梨県とこの山域だけで1都2県がまたがる山なのだ。ここを中継して県と県をまたぐロマンある縦走登山が出来るので色々なルートを試したいと思い、登ってみることにした。

 標高は「2017」

ここは奥多摩駅からバスに乗って鴨沢駅下車してからアクセスできる登山口。標高2017ということもあってか、2017年にここを訪れる登山が増えブームとなった雲取山。

鴨沢からの登り尾根登山道は雲取山に登るための最もメジャーなルートであり、登山道もしっかりと分かり易く、時間こそかかるものの登山者にとても親切なトレイルである。

雨の中、登山を開始!

登り始めて間もなく、下山してくるトレイルランナーとすれ違い、「6:00頃、少し先で大きなクマに威嚇された。上の方に逃げていったから気を付けて!」 と言われる。時間からして、寝坊していなければ遭遇していたのは私の可能性が高く、一株の不安を残したまま登山を続けることになる。

途中、七ツ石小屋で飲料水が補給できる。この辺りから山頂まで、複数の分岐があり、それぞれ山頂を目指すことが出来るが、どのルートを選んで登っているのか、決めたルートを確実に確認しながら進んでいただきたい。

稜線に出ると気持ちよい縦走が楽しめる。最後に急登を登り切ると雲取山山頂だ。

ここまでは雨にかかわらず、とても順調だ。

・・・問題はここからだった

雲取山から飛竜山までの奥秩父主脈縦走路が足場が悪く危なかったことと、下山ルートの山梨県丹波山村側の尾根では踏み跡が無く道も分からず地図とコンパスを常に確認しなければならない状況。勿論、人は一人も居ない。その先、集落跡地の廃墟周辺で地図上で「?」マークとなっているところでまんまと道迷いをおこし、完全に進路を見失う。・・・そして日没を迎える

どんどん暗くなる中、冷静にルートファインディングを繰り返し、登山道に復帰して無事下山となった。

無事というものの、ずぶ濡れで心身ボロボロで半泣き状態。

経験としてしっかり体に刻み込んだ。

一体、どんな登山だったのか 詳しくはコチラ からどうぞ!

今後も同じルートを繰り返し登りたいと思います。ではまた。