富士山麓トレイルラン攻略【青木ヶ原樹海からの挑戦状】

富士山麓トレイルラン攻略【青木ヶ原樹海からの挑戦状】

2019年2月4日 オフ 投稿者:

皆さん、こんばんは。社団法人ランナー龍(たつ)です。

今回は2017/09/30富士山麓トレイルランに出場した内容を記事にいたします。

ここのコースは山と高原地図№32「富士山」のエリアに該当します。

 

このレースは、マラソンやトレイルランニングを習慣にしている方ならほとんどの方が知っているだろう、「福田六花(ふくだりっか)」選手がコースプロデュースしている大会である。

福田六花 選手

出典:福田六花公式ウェブサイト 

シンガーソング(ミュージシャン)、ドクター(医師)、アスリート(ランナー)と多才な活動をしており、何といってもこの奇抜な雰囲気からとても医師やランナーには見えないのだが、実力もあり、トレイルランニングの普及活動にも力を入れているという。他の色々なレースでも見かけたことがある。この髪型は遠くからでもすぐわかるのである。レース後には、アフターパーティーが催され、彼のバンド演奏を見ることが出来る。どんなヘビメタが飛び出すかと思えば、どこか懐かしい歌謡曲のようなロックで、声も良く、聴き入ってしまった。

さて、レースに話を戻すが、場所は山梨県の富士河口湖町。つまりは河口湖だ。東京から車のアクセスで当日朝出発の日帰りで参加が出来るので私からすれば助かる。

受付、メイン会場

距離はロングで18km、ショートで10km、私はショートに参加した。ショートの累積標高差はおおよそ400~500mだ。

このレースで魅力的だなと思ったところは、あの青木ヶ原樹海がコースに含まれていることだ。色々な都市伝説があり少し近寄りがたい樹海の中を思いっきり走り抜けることが出来ると思うと。オラ、わくわくしてきたぞ!

引用:富士山麓トレイルラン大会HP コースマップ

スタートから急ではないものの登り基調である。羽根子山から足和田山へと続く。所どころ河口湖が望める。狭いシングルトラックが長く続くので、最初から上位に付けるか、温存しながら無理に追い越さないよう落ち着いて後半に備えるのがいいだろう。10kmの部はここの登りが終わったらあとは下りなので、多少苦しくても走り切れるなら歩かず登り切っても良さそうだ。

高所からの景色を楽しむというより、樹海の深い自然と緑を楽しむといったロケーションだった。樹海エリアにはいってからも思いの他、走りやすい。東海道自然道を一気に走り抜けて、鳴沢村、西湖方面へと進む。確かに樹海は時々分岐点があるが、分かりにくいところはスタッフが誘導してくれているので、安心して走りに集中することが出来る。

残り距離表示はそんなになかったような気がする。樹海の森を抜けるといきなり目の前がゴールで、スパートをかける間もなくゴールテープを切る。

1時間8分13秒 総合17位でゴール 上位5%以内に入ることが出来、思わずガッツポーズと雄たけびを上げた!(?)

レースで使用したゼッケン

参加賞のマグカップ。マグカップとは珍しい。大会中はこのマグカップにミネストローネを注いでくれる。無料でだ。スプーンなんかを持参すると良いだろう。

大会は走りやすいコースからしても、距離からしてもトレランデビューや初心者の方にお勧めできると思いましたね。

ではまた!