
トレランが如何に嫌われているかが分かりました(2025年度上半期当ブログ人気記事と共に振り返る)
「いかにトレランが嫌われているのか」がデータで判明いたしました。
ネガティブなタイトルで申し訳ないです。
嫌われていることを広めたいのではなく、事実を受け止め、何が出来るか。
これを考えるきっかけになればと思い、記事を書いています。
トレイルランニングが普及して随分年月が経ち、山に行けばトレイルランナーが居ることは登山者の誰もが認識しているし、お互いの棲み分けや、マナーなども浸透し、
「トレイルランニング」というスポーツは既に受け入れられている。
・・・そう思っていました。
ですが、とある日、私のこのブログのアクセス解析をした時、ネット検索してこのブログを見つけた人はどのような検索ワードで、検索をかけていたのかを調べたところ、
驚愕な検索ワードが出てしまいました。
当ブログの直近のアナリティクスです。
検索クエリにて、使われたワードが表示されていますね。
私のブログに来てくれている多くの人は、
「アミノバイタル 賞味期限切れ」
「トレイルランニング 芸能人」
このようなワードで検索して私のブログを見つけてくださっています。見つけてクリックしてくれた皆様ありがとうございます。確かに、アミノバイタルと芸能人の記事は当ブログでもかなりの人気記事となっております。
一方で、検索の使われたワードで最も多かった、
「トレラン やめてほしい」
が、アミノバイタルの検索回数328回に対し、1,349回という圧倒的差をつけてぶっちぎり1位なのが、驚きを隠せないと共に、かなりのショックを受けました。
良いとか悪いとかの話ではありません。
トレラン やめてほしい
これは、多くの方が思う切実な想いなのではないでしょうか。
トレランは浸透し、山でハイカーとすれ違っても、嫌な顔をする人は減ったし、目立った誹謗中傷や悪口などはほとんど聞かなくなりました。
それでも、インターネットでは、何を知りたいのか不明ですが、これだけ検索されているのです。
このブログはトレランを楽しむブログだから、1,349回検索結果に表示されても6人しか私のブログをクリックしていません。つまり、このブログにはトレランを辞めて欲しいという意見に同意する記事が無いから、スルーしているのでしょう。
6人の方は、私のブログでトレランを楽しむ記事を読んで不快な思いをされたかもしれませんし、逆にエゴサーチで、トレランを楽しんでいる人が逆に「やめてほしい」意見を探すために検索ワードで使っていた方なのかも知れません。
インターネットは世の中の関心事を定量的に把握することが出来、
それは「無言の訴え」を知る方法でもあります。
今回の調査結果を雑音として無視するのではなく、真摯に受け止めたいです。
なぜ、このように思う人が多いのか、背景を探ることとともに、自分達に出来ることは無いか、より共存するにはどうしたらよいか、考える必要はまだまだある。
登山者、近隣住民、市町村、だれが「やめてほしい」ともっとも感じているのか分かりませんが、課題はあると感じました。笑顔で道を譲ってくれた登山者も、嫌な思いをされているかもしれないからです。
しかし、登山者にもマナーが悪い(ゴミを平気で捨てるなど)方もいるので、公共の場である国立公園(登山道)の利用をトレイルランナーばかりに制限をかけてしまうのも、公平性には欠けるのではとも思うわけです。
私は登山もトレランも両方やるから、どちらの意見も耳にするし、色々な方をお見掛けしますが、マナーと言う点では、初心者の割合の多い登山者の方が悪い場合が多いです。
挨拶をしないとか、ゴミを捨てるとか、装備不十分で迷惑をかけてしまうとか。です。
しかしながら、山で走っていて、人にぶつかってしまったら、状況によっては崖から突き落とす構図になることもゼロとはならないのは確かで、こういたことが想像できる限りは、「トレラン やめてほしい」の検索件数が無くなることはないだろう。
2025年上半期の当ブログ人気記事ランキングTOP5
先ほど紹介した検索ワード結果からもある程度予想は出来ますが、2025年度も半分が終わろうとしているこのタイミングで、恒例の人気記事アクセスランキングを発表して参ります。
記事公開から5年近く経過してもな尚、1位を誇り続ける記事。Googleさんから評価されている数少ない記事です。昨年に引き続き1位を死守。
第二位 賞味期限が1年過ぎたアミノバイタルを飲んでレースに挑戦(泣)
この記事も近年、常時ランクインする常連記事になりました。それだけ、賞味期限を迎えたアミノバイタルを持っていることが多いことがわかりますね。
尚、筆者はアミノバイタル自体は絶賛ヘビロテ愛用者です。
第三位 mont-bell(モンベル)マウンテンクルーザー600レビュー【登山靴】
この登山靴は本当にいい靴でしたね。私には合いました。結構型が硬い造りなので、足が痛くなる人とか色々な話を聞く中で、検索される方が多い結果アクセスを集めたのだと思います。メジャーな登山靴ですしね。
第四位 トレランを楽しむ芸能人6選【女性】偶然遭遇することも!一般人と芸能人の境界線に言及
こちらの記事も常時読まれています。芸能人がトレランのようなマニアックなスポーツをやるのか!?と思うかもしれないけど、ワイルドなスポーツを楽しむってカッコいいですよね!
第五位 千葉には山が無い?鋸山がありますよ【遭難・熊事情にも注目】
こちらの記事も古くから継続して人気の記事となりますが、昨年は2位だったところからの5位です。鋸山は登山初心者にお勧めですから、調べる方も多いのでしょう。いるはずのない熊が鋸山に居ないかどうかの検索もされていて、面白いです(笑)
全体的には通年で読まれ続けている、つまり、Googleに評価されている記事が上位に入る傾向があります。一時的にのみ爆発的に読まれた記事はランクインしませんね。
数年経過して安定して読まれるようになってランクインできるので、比較的新しい記事は2024年に執筆したトレランを楽しむ芸能人6選くらいであり、今年書いた記事は1つも無い・・・。
あと、アクセスに関して気になった点と言えば、山岳事故の記事全般のアクセスがまた伸びてきているという事です。
特に伸びているのはこの2つの記事です。
西丹沢では遭難や事故が毎年絶えません。別に特別危険というわけではないのですが、丹沢の中でも奥まっているので、丹沢の中でも難易度は高い方だからか、半年ごとに事故が起きている状況です。
警察もしょっちゅう探索しています。そして私は1年中西丹沢を歩いているものだから、警察も私の顔も(名前も?)覚えられているくらいです(笑)
今日は捜索で来たの?歩荷?山小屋?遭難者見かけなかった?など声を掛けられる始末・・・。
記事には書いていませんが、2025年の6月にも西丹沢で2名?の遭難があったそうで、歩荷中に警察に会い、説明を受けました。このタイミングで私のブログのアクセスも上がりました。でも、この遭難騒ぎの顛末がどうなったのかは私は知りません。
警察だけでなく、レストハウスの店主や山小屋と直接関係していない方、ビジターセンターの一部職員など関係者以外にも私を知る方が増えてきて嬉しい限りです。
ブログは私の生活の一部です。ダラダラと1年間で100記事ピッタリ書き続けていますので、検索して偶然訪れてくれた方は是非お気に入り登録して、定期的に遊びに来て下さると嬉しいです。ではまた!