WEB無料サービス「やりたいことカタログ」で目標達成率UPは可能か?
皆さん、こんばんは。社団法人ランナー龍(たつ)です。
「やりたいことカタログ」というものを皆さんご存じでしょうか。
これは、アカウントを登録することでWeb上でログインをして、自分の「やりたいこと」を登録して、達成したら『済』ボタンを押す。というシンプルなインターネットサービスのプラットホームです。
今回、私のnoteのフォロワーさんでもある、合同会社ハハハ代表、川口民夫さんがリリースしている「やりたいことカタログ」を2021年のサービス開始以降を振り返られている記事を見てきて「面白いな」と思ったので、
「やりたいことカタログ」とは何なのか
これで”やりたいこと”の達成率は上がるのか
他にメリットはあるのか
について、少し考えてみたいと思います。
ゴールデンウイークという時期でもあり、ちょうど良い話題ですよね。
よろしければお読みください。
「やりたいことカタログ」とは何なのか
私の第一印象
私自身は利用していないので完全に率直に感じ取ったことを中心に述べていきます。
ひたすら自分の「やりたいこと」を登録するシンプルなWebサービス。無料でアカウントを登録することで、開始することが出来る。
これが「やりたいことカタログ」です。
やりたいことなんて、別に自分のノートや、メモアプリなどに書き込んでおけばいい話ですし、既に実行している人が多数かとは思います。
そんな中でもこの「やりたいことカタログ」は、
他のアカウントメンバーと共有することが出来るのが1つの狙いであり、またポイントでもあります。
私の完全なる独断と偏見ですが、インターネット上で公開することの利点と欠点はあると思います。しかしながら、別に「秘密」を公開する必要は無いし、
「久しぶりにもんじゃ焼きを食べたい」
こんなライトな ”やりたいこと” でもいいわけなんですよね。
未体験のものにチャレンジしてみたりといったことをスルーして毎日を過ごしがちで、しんどくなってしまうことも多いなと感じています。 気付けば時間ばかりが経っていて、いつの間にか年末になってしまうってことも少なくないなと。 「大きな夢を持とう」というのではなくて もっとライトな「明日、美味しいカツカレーを食べたい」というのが大事。 |
このように、代表の川口氏はおっしゃっております。
自分の目的意識が強く、常に目標を設定して粛々と達成していくスーパープレイヤーは「気が付けば何もせず年末に・・」なんてことは無いのかもしれませんが、
それはごく一部の限られた人でしょう。多くの方は目標を持つことさえ難しく、持ったとしても実行するのも困難であり、やりたいことを考える暇もなかったり、やりたいことを考えること自体、考えることもなく(笑)過ごしているかもしれませんよね。
そう言った方に、もしかすると、この現状を打破する1つの良いきっかけになることもあるのでは!?
これが、率直な私の第一印象です。
やりたいことカタログのトップページ
シンプルで良さそう!
上記の ”やりたいこと” を見ますと、「流氷ウォークをしたい」「学校に鯉のぼりを飾りたい」「ナカノバ食堂にいきたい」とありますが、どれも微笑ましいというか、見ているだけでも、なんとなく楽しいですよね。
このように書き出して公開することで、ちょっと腰が重いようなことも実行できるようになるかも!?
こんな感じの ”ややライト” な投稿で良いと思います。勿論、「起業するぞ」でもダメってことはありません。
今のところ、課金要素は無く、無料で投稿が行えるようですね。
無料という事ですが、当然タダで運営できるわけはなく、出資者がいます。
はじまりは、私も時々利用する ”キャンプファイヤー” というクラウドファンディングで出資者(企業/個人協賛)を募集しており、
結果的に目標の2倍以上の出資者が集まったようで、2021年に無事サービスを開始することが出来たようですね。
とりわけ企画段階から期待値が高いことが見て取れます。
これで”やりたいこと”の達成率は上がるのか
果たして、これで成果は上がるのか。
当然のごとく、やる人はやるだろうし、やらない人はやらないというのが前提にあるかとは思う。
しかし、これは単に「目標を達成すること」だけが目的の場ではないということを理解する必要があります。
このプラットホームの特性として、思いついたことを多く書き出そう!というコンセプトがあるように「やりたいこと」を思いつくこと自体が目的なのである。
やりたいことが何もない人が、何か思いつくだけでも素敵なことではないでしょうか。思いついてどんどん書き出しているうちに、「本当に自分がやりたかったこと」に ”気づく” かもしれません。
これで目標が達成出来たら尚良し!
目標はモチベーションが大切ですが、
「有言実行」という熟語があるように
見ず知らずの人にでも、発言することによって、”やる気” が起きるかもしれませんよね。もしかすると、応援のメッセージももらえるかも(?)
黙々とやるのは苦手だけど、みんなと一緒なら頑張れる。という考え方の持ち主であれば達成率は上がるかも知れません。
目標は「スモールステップ」と言って、小さくて達成しやすい目標を細かく設定すると自信につながりやすく、達成率を上げるコツとして良く紹介されますが、
「30分早く起きる」
くらいのものから、始めたら良いのではないでしょうか。
他にメリットはあるのか
あとはこのプラットホームの特性を生かして、
「難易度はめちゃくちゃ高くないけどチャレンジングな企画もの」
などが面白そうです(笑)
例えば、
「中学校の同級生を集めてサッカーをやる!」
どうです?僕は面白いと思う。
もしかすると、このゴールデンウィーク期間ならひょっとすれば実現できるかも知れないし、出来ないかもしれない、絶妙な実現度です。
そもそも同級生がサッカーの人数集められるか、人によって千差万別かと思います。なので、サッカーが難しければフットサルでも良いでしょう。5人5人でチーム戦が出来ます。バスケなら2on2でも良いでしょう。
集まれば、懐かしい話を肴に食事や呑んだりしながらゆっくり語るきっかけになり、そこでまた何かアイデアが生まれるかもしれません。
こういった想定外の広がりを、SNSの良い部分を生かして、明るく幸せな人生や社会の一助になれば、それこそが「やりたいことカタログ」のメリットなのかも知れない。
あと、もう1つのメリットとしては、他の人の「やりたいこと」をコピーしても良いということになっています。私も、トップページのやりたいこと見本をちょっと見ただけで「面白いな」と思ったし、
他の人の活動を見て、それがヒントになったり「私もやりたい!」など、思わぬ ”やりたいこととの出会い” があるかも知れません。
せっかくサービスを利用するのであれば、これも楽しみの1つとして利用したいところですね。
もちろん、自分のやりたいことが、他の人にも採用されるケースがあるかもしれません。共有する以上、あなたのアイデアが他の人に利用されることを意識する必要はあります。それが嫌であれば、そのような案件は書かないようにするとか、非公開にする(そういう機能があるかチェックしていませんが)と良いでしょう。
とは言いつつ ”やりたいことのお裾分け” という考え方でも面白いかと(笑)
私もいつかやるかもw
別途考えておくべきこととして、無料のプラットホームである以上、都合によって閉鎖する可能性はあるでしょうし、有料化するケースなども想定されたい。
全体的にはこのライトな感じが、若い方にも受け入れやすいと考えられるし、ご年配の方であればやりたいことを忘れず整理する場所として便利に活用できるかもしれません。
忖度なく印象を語りましたが、おしなべて良い雰囲気を感じましたよ。
心置きなく、やりたいことを書き上げて、本人が楽しむことが出来ればそれが一番ですね。川口代表もそれをきっとそれを望んでいることでしょう。
興味がある方は、記事中に記載したトップページのURLより覗いてみてはいかがでしょうか。ではまた!
よろしければ、こちらの記事も。