女性の絵画に魅了された
皆さん、こんにちは。社団法人ランナー龍(たつ)です。
このブログでは、これまでに何度か絵画の紹介をしてきたが、それは花や風景画といったものが多く、まして肖像画に注目することは無かった。
飾るにしても人物の絵はちょっと・・という気持ちがあったのかもしれない。
ところが、様々なアートに目を通すうちに、偶然にも魅力的な肖像画を描く画家を見つけたので紹介したい。
グラビア写真などを否定するつもりは全くないが、油絵の人物も独特の良さがあるもんだなぁと私は感じました。
時々絵画やアートの話題をする理由は、登山においても景色などを目に焼き付けるために延々と眺め続けることがありますが、それが絵画にも通ずるところがあるからです。
では、さっそく魅力的な肖像画を専門に描く画家を紹介します。
あなたも独特な魅力に気が付くかもしれません。
私が肖像画に注目しなかった理由
まず先に、肖像画を紹介するに至った背景を簡潔にお話ししたいと思います。
人物画といえば、<レオナルド・ダヴィンチ>の”モナリザ” や、<ヨハネス・フェルメール>の”真珠の耳飾りの少女”が思い浮かぶ。
引用:青幻舎 フェルメールー小さな美術館 より
あまりに有名で、私にはちょっとその良さの理解が追い付かないレベルですが^^;
いずれにしても、それを家に飾ろうとは思わない。
一般家庭にモナリザ飾ってあったら驚きますよね(笑)
インテリアも絵画も目立ち過ぎず、さりげない存在感が良いと思っているので(個人的に)人物画があると、「見られている気がする・・」とまでは言いませんが、
避けないまでも、少なくとも鑑賞としては意識してこなかったのです。
肖像画を描く現代画家 ウラジミール・ヴォレゴフ
名前はウラジミール・ヴォレゴフ。女性や子供の肖像画を専門的に描くスペイン在住のロシア人画家。
名前を見た瞬間にロシア人かなと思ったらやっぱりロシア人でした。
ん、まてよ、この顔・・どこかで見た気が・・・!
『エクスペクト パローナム!!』
今にも呪文を唱えてきそうな男。そう、ハリーポッターでお馴染み、
スネイプ先生だ!!似てる!※別人ですよ
ウラジミール・ヴォレゴフはどんな人物なのか。
・・・
デザインアーティストとしてモスクワの広告会社で勤務の後、スペインに移住し今に至る。
スペインは美女が多いから、ここでたくさんの女性の絵を描いたのだろうかと、私は想像する(笑)
偉大な画家は過去の人物であると考えがちだが、彼は2022年時点でご存命。すなわち現代画家である。何も知らず私は絵を眺めていたのですが、油絵ならではの懐かしい雰囲気の中に、何故か新しさを感じたので疑問に思い調べたら現代画家であった。
具体的に言うと、モデルの女性が現代人っぽく見えたということです(笑)
Youtubeでもサッサッサっと描き上げられていく彼の絵のタッチを見れるがこれがまた中々鳥肌物である。
と、いうことで
どの絵も素晴らしく、ここで私はこれまでに無かった肖像画に魅了されるという現象に思わずハッとしたのであった。
その魅力は「光」の表現にあった
私の見た絵画のほんの一部を引用します。
思わず目を細めてしまうほど、光が眩しく感じるのが不思議です。
3枚目の絵なんか、一体どこから光が差し込んでいるのか。天井?(笑)
朝起きてから開けるカーテンから差し込む光のように、とても清々しい気持ちにさせてくれて、こういう雰囲気、結構好きです。
男性の絵でも良いのかも知れませんが、光の優しさと美しさは、女性ならではの柔らかい雰囲気がより引き立ててくれているのかもしれませんね。
いかがでしたでしょうか。
ただ絵画を絵として意識し過ぎるよりも、もっと俯瞰的に眺める。そうですね・・例えば宇宙船から青く輝く地球を眺めるような想像力で離れた位置から見る感覚でいると物事がまた違って見えてくるのかもしれませんね。
このゴールデンウイーク、目に見えるものもそうでないものも、もっと俯瞰的に見てみてはいかがでしょうか。何かが変わるかも(?)
画家と言えば、フランス、イタリア、オランダというイメージがありますが、ロシアにも素敵な画家さんが存在するんですね。勉強になりました。
良いゴールデンウイークをお過ごしください。
ではまた!
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