トレランってブルジョワなスポーツ

トレランってブルジョワなスポーツ

2021年9月13日 オフ 投稿者:

まあ、つまりはお金持ちのスポーツだよねって事です・・・

 

そうは言いましても、誰もがお金持ちなわけではないので、

それなりに(かなり?)工夫して費用を捻出しているのだと思います。

 

 

前回書いた、年に何回大会出てる?の記事とつながっておりますので、

こちらの方もお読みになってください。

 

トレイルランニングが贅沢な理由について、以下の茶番劇をお送ります。

 

~週末は山劇場~

下世話だがリアルな家庭事情からみる資金捻出。

トレランしれっ~っとエントリー大作戦!!

 

ご覧いただけたら嬉しいです。

 

とある家族を想定

前回、年間に出れるレースは4回が理想ですよ!という記事を書きました。

この根拠にさらに迫るため、一般的と思われる家族構成を想定します。

 

30代 男性 サラリーマン なまえは「山田 昇(やまだ のぼる)」

家族構成は、妻、子供二人、犬一匹

年収は30代の平均と言われる444万とする ※筆者独自の調査

マイホーム、マイカー共にローンを組んでいる

趣味はトレイルランニングのみ

 

こんな人いるかなぁ?

とにかく、上記でどれだけトレイルランニングに費やせるかシミュレーションします。

平均的な条件ですが、さすがに趣味がトレランのみって人は少ない気がするし、ちょっと恵まれたパターンかも知れません。

 

ではいきましょう!

まずは、お小遣い。

 

サラリーマンの平均的なお小遣いは月に3万6554円

※2021年サラリーマンのお小遣い調査より

 

昼飯代 1日619円 月間20日出社 = 1万2380円

携帯等通信費 月6,401円

合計 月18,781円 ※いずれもサラリーマンの平均をググった内容を引用

補足:通信費高すぎ!なので私はスマホを持っていません

 

これで、1カ月の残りのお小遣いは 残りあと17,773円

山田氏は、このお金を嗜好品や、趣味に使う。

酒と衣類などで7,773円使った。

 

残りは1万円。これがトレイルランニングに使える予算だ。

1年間にならすと、12万円になる。

レースに係る費用、装備、交通費、宿泊費、食費もここから賄う。

これを考え、エントリー費用は年間6万円を限度にした。

 

レースのエントリーフィーは概ね以下の通りだ。

ショートコース 日帰りレース 10,000円

ミドル、ロングコース 一泊レース 20,000円

100キロ、100マイル 二泊レース 40,000円

と、仮定。

 

ここまでもだいぶ甘めの計算ですが、

ミドル、ロング2本! ショート2本! これでエントリー費が60,000円

やはり年間4レースになる。まあ4本も出られれば上々でしょう。

 

改めて、年間に出るレースの理想が4回というのは、理想的であり現実的なのではないだろうか。

 

あとは、赤字にならないようにうまく調整してくれ!

 

 

又、レースに出るための第ゼロ関門の壁は高い。

お小遣いでやってるから、何をやっても許されるとは、あながち言い切れない。

家族の理解を得なければならない。

山田氏「・・・・・」

※写真はイメージです

家族団らんの場面で、突然、「レース出るわ」とは切り出しにくい 笑

 

 

 

 

走りたがる夫 そうはさせない妻

※写真はイメージです

交渉を間違えると、家族の目線は厳しくなる。

家族サービスのバランスもとった上での趣味なのだ。

ま、亭主関白の場合は違うのかもしれませんが。

 

こうして、

山田氏のレース出場大作戦は失敗に終わったのでした。 ちゃんちゃん♪

 

猿が進化していく過程のように、姿かたちを変えながら上手に第ゼロ関門を突破して欲しい。

 

E N D

 

 

まとめ

どんな趣味でも、のめり込むとお金はかかります。

だからキリがない。

そうならないための無趣味のすすめという本すら出ているくらいだ。

 

私的には、目標や目的があるのであれば、趣味であってもそれは自分に対する投資なので、やるべき!と思っています。

とはいえ、トレランはブルジョワなスポーツですよね泣

 

過去、私は年に10回出場するということを2年間、続けました。

何故それが出来たかというと、車を新車で買える程度の貯金をしていたから出来たことです。

 

これからたくさんレースに出ようと考えている方は、計画的に試算してください。

お金を貯めてから始めることに越したことはありませんが、体力のピークも考え、なるべく若いうちに経験して欲しいですね。

40代が活躍するスポーツですが、それは20代、30代の下地があってからこそだと思うのです。

 

趣味にどこまで費やすか悩ましいところですね。

 

ほんとのところ、今回の想定が現実的かどうか断言はできません。賛否両論もあるかと思います。

趣味に対してどう考えるかは、人生観と同じで、人それぞれです。

楽しんで読んでいただけたでしょうか。

 

以上となります。ではまた!