中央アルプスの夜明け

皆さん、こんばんは。社団法人ランナー龍（たつ）です。

キラキラと黄金の輝きを放つ夜明け・・

これは、中央アルプスの稜線を夜行登山していた際におとずれた日の出をカメラに収めたものです。太陽の前に広がっているのは雲海です。

位置的には、檜尾岳から宝剣岳の間のちょうど中間くらいの稜線上です。

山から眺める夜明けの景色は本当に美しく、心が洗われるようなじ～んと来るものがあります。

この写真は今まで見てきた日の出の中でも最も美しいと思った景色の１つです。

いきなり、日の出を見てもそれはそれで良いのかもしれませんけど、

それよりも、

真っ暗な状態から、徐々に空が赤紫っぽく変化していく様を見ながら歩くことで、その感動はとてもとても大きくなります！

その為には、夜行登山をしなければなりませんが、太陽が顔をのぞかせるまでの空の色は幻想的で、その一瞬一瞬でどんどん変わっていきます。

つまり、その瞬間でしか見れない景色の連続なのである。

これが好きで、登山をしている方もいるはず。

夜行登山をする場合は色々と注意が必要ですが、中央アルプスの稜線上の場合、エリアにもよりますが転倒による怪我と滑落である。遭難の心配は少ないと思いますが、やはり、手を離したり足を踏み外したら滑落するような宝剣岳山頂の通過などは、周辺が明るくなるまでは避けるようにして、安全確認を確実に行いながら登山をしていただきたいです。

夜明け前の稜線歩きはロマンがあり、今尚、そのときの余韻が私の心の中で煌々と輝いている・・・

中央アルプスの稜線歩きの記事はコチラです

社団法人ランナー”龍”の「週末は山の中」

全部歩きで！中央アルプスラウンド【中ア　主脈縦走　浪漫の旅】

https://mountain8.info/2019/06/02/mountain15

皆さん、こんにちは。社団法人ランナー龍（たつ）です。今回は2018/09/22~23中央アルプス主脈縦走した時の内容を記事にいたしました。ここでは、山と高原地図No.41「木曽駒・空木岳」中央アルプスを使用しています。  中央アルプスと言えば木曽駒ヶ岳、ロープウェイが開通してから老若男女問わず多くの登山者で賑わう、気軽に千畳敷カールや雲海などの絶景を楽しむことが出来る。これをロープウェイやバスを一切使わず登るとなると条件は全く異なり、過酷な旅へと様変わりする。しかし、全部歩くことでそれぞれ特徴の違う山をじっく...

その他、中央アルプスに関わる記事

社団法人ランナー”龍”の「週末は山の中」

中央アルプスで相次いだ滑落事故について【山岳事故】

https://mountain8.info/2019/02/13/other6

皆さん、こんばんは。社団法人ランナー龍（たつ）です。今回は2019年2月9日から10日にかけて発生した中央アルプスでの相次いだ滑落事故について記事にいたします。土曜から月曜までの三連休、多くの方が山に出かけられたと思われますが、ここで残念な事故が発生してしまいました。事故現場は、山と高原地図№41「木曽駒・空木岳」中央アルプスだ。中央アルプスでは９日から10日にかけて滑落事故が４件相次ぎ、このうち宝剣岳で仲間と登山をしていた大阪府の男性など男女３人が死亡しました。標高2931メートルの中央アルプス・宝剣岳で９...

夜行登山中に稜線上で足を踏み外してしまい1m～2m滑落してしまった記事

社団法人ランナー”龍”の「週末は山の中」

倒木だらけの八ヶ岳ラウンド【八ヶ岳　赤岳含む4座縦走】

https://mountain8.info/2019/06/14/mountain16

皆さん、こんにちは。社団法人ランナー（龍）です。今回は2018/10/06~07八ヶ岳連峰の赤岳を含む４座をテント泊装備で縦走してまいりました。赤岳は八ヶ岳連峰の中でも最高峰を誇る主役的存在であり、真っ先に登ることにした。ここでは、山と高原地図No.33「八ヶ岳・蓼科/美ヶ原/霧ヶ峰」を使用しています。  長時間の雨に打たれ続け、相変わらず雨男ぶりを発揮しております。夏の間に通過した台風や大雨の爪痕が残っており、とにかく倒木だらけで登山道を外れて進まざるを得ない場所や、橋がなくなって登山道が閉鎖されているような...

標高3,000m級の稜線歩きはまるで空を飛んでいるような体験です。

山には冒険とロマンの宝箱があります。

ではまた！