ラ・フランス(洋梨)は何故日本だけで栽培されるのか【山形なぜ】
皆さん、こんにちは。社団法人ランナー龍(たつ)です。
みなさんは洋ナシは好きですか?私は好きです。
ところで、ラ・フランスこと洋梨は日本だけで栽培され続けているという噂がありますが、ウェザーニュースの見解によると、どうやらその噂は都市伝説ではなく本当のようです。

ラ・フランスは日本の文化遺産である
ラ・フランスという名前でありながら皮肉にも残っているのは日本産のものだけです。
原産はヨーロッパであるが、栽培に適した気候条件が厳しく、ラ・フランスで生計を立てるのは割りに合わないフルーツであることから、1800年代に発見されたラ・フランスも1900年代初頭には絶滅したそうです。
その絶滅する寸前のところで苗が日本に持ち込まれ、現在は日本だけで生産が続けられて今に至ります。戦中戦後の食糧難の時代は、食料ガエルやアメリカザリガニ、ブラックバスなど所謂、外来種が植物を含めてたくさん日本に持ち込まれましたよね。
ラ・フランスは、和名で「洋梨」と名付けられ、日本で定着しました。

買ってみました。
ラ・フランスは日本の中でも唯一「山形県」でのみ栽培されているというトリビアも聞いたことがありますが、それは不正解だそうです。
『山形なぜ』というキーワードのトリビアの中に洋梨は山形県でしか栽培されていない謎。というものがありましたが、実際は隣接する青森、秋田などでも生産されているらしい。
ただ、生産量の70%は山形県のようで、私が買ったものも山形県産でした。生産量がトップであることは間違い無いでしょう。

栽培が難しく、気候条件も厳しく、害虫にも弱く、かといって、他のリンゴやナシ、ブドウや桃、その他柑橘系のフルーツと比べて圧倒的に美味しいかというとそうでもない(笑)
そんな何とも言えない洋梨は “用無し” という言葉に置き換えられ揶揄される始末。
瓢箪(ひょうたん)のような見た目と青々しい色味が、食べられるものとして認識しづらいのもあるのかもしれません。
しかし、昨今の希少性の法則が強みを出す時代においては、日本でのみ生き残っているラ・フランスのレア度は極めて高く、もはや食料という枠組みを超え、未来に継承すべき文化遺産として評価されるべきでは無いでしょうか。
そう思っていただいて、少しでいいから、ラ・フランスを食べてもらいたいな。
(我が家でも洋梨よりも、普通の梨の方が人気ですが・・・)
剥いてみた。
洋梨はどちらかというと、果実は水分の多い梨よりも林檎のようなずっしりとした質感に近く、味は、
梨と林檎の味を足して2で割って、さらに、そこにバターを塗ったような味。
ひねらずに、ストレートに表現するとそうなりますw
まさに、おフランス料理のデザートにぴったりではありませんか?

ラ・フランス購入先のJA全農の説明冊子が一緒に入っていたので、そちらも紹介すると、
ラ・フランスの名前の由来は、フランスであまりの美味しさに驚いた経緯があり、フランスを代表するにふさわしい果物として名付けられたと伝えられています。
日本には1903年に輸入され、その当時は明治36年で、西洋文化の取り入れが盛んになりつつある時代だったので、ラッキーでしたね。
その後、山形県へは大正初期に伝わり、洋梨の栽培は拡大していきました。
明治文化、大正ロマンに想いを馳せ、ラ・フランスを召し上がってみてはいかがでしょうか。
ご家庭用として、お買い求めし易いものを、こちらに紹介します。
ではまた!
