クレヨンしんちゃん作者 臼井儀人先生最期の山「荒船山」どこが危険だったのか確認しに行きました

クレヨンしんちゃん作者 臼井儀人先生最期の山「荒船山」どこが危険だったのか確認しに行きました

2026年6月27日 オフ 投稿者:

皆さん、こんにちは。社団法人ランナー龍(たつ)です。

 

2026/05/24(日) 群馬県 西上州 荒船山に行ってきました。

荒船山と言えば、クレヨンしんちゃんの作者もそうですが、滑落事故が定期的に発生しており事故が絶えない印象がある山ですが、

近場の割に、今まで登ったことが無かったので、機会を作って登ってきました。

 

本当に危険なのか?

であれば、何故多くの人が通い、人気が高いのか。

危ないと分かっていて事故が無くならない理由は何なのか?

 

百聞は一見に如かず、

行ってみることで、荒船山の魅力、そして危険性について実感することができましたので、登山レポートと共に紹介します。

 

この登山の概要

日時:2026/05/26(日)

天候:雨(濃霧)

メンバー:23名

エリア:西上州(群馬県下仁田町)

登った山:「荒船山2,291m」

宿泊地:なし

ルート:内山峠登山口(09:10)・・・鋏岩修験場跡(10:20)・・・艫岩(11:10)[休憩 60分]・・・経塚山分岐(12:50)・・・星尾峠(13:10)・・・荒船不動登山口(14:00)

歩行ペース:標準CT×1.00

累積歩行時間:約3時間50分

累積歩行距離:約6.3km

累積獲得標高 644m

スタート地点までのアクセス:登山口まで観光バスをチャーター。

ワンポイント:濃霧でも登山者が多く驚いた。

荒船山は、遠目から見ても、実際に歩いてみても、地図も、高低図も
どんな角度から見ても「まるで船のよう」雰囲気含め独特な山であった。

登る山というより見る山 という印象。日本200名山である。

また、山頂付近の絶景ポイントまでアクセスしやすく、難なく登れるので、小さな子供から高齢者までそこまで体力を要さず登れる山でした。ゆえの危険性も感じました。

ここでは、山と高原地図№21「 西上州(妙義山・荒船山)」を使用しています。

山と高原地図 西上州 妙義山・荒船山 2026 Amazon

 

濃霧の荒船山

荒船山と言えば、晴天時の艫(とも)岩からの絶景が見どころではあるが、
全く展望の見込めない荒天時(濃霧)の状況を敢えて見る機会は少ないと思うので
参考にして欲しい。

荒船山は主にマイカーでアクセスし、ピストン登山をする人が多い山で、
「初級に近い中級の山」という印象。

基本的にアクセスは車でないと難しい。内山峠の駐車場は10台ぐらい停められるスペースがある。狭いが中型バスくらいなら侵入及び回転が可能。

 

一応、熊生息エリアとなる。

 

随分前の行方不明者情報を残しているのも、物々しい(意図的なものを感じた)

 

あまりアップダウンの激しさは無く、登りやすい登山道だ。

 

5月なので、山ツツジが咲いていた

 

稜線付近で、ロープの岸壁急登があります。危険性は少ないですが、このような雨の日は滑らないように細心の注意が求められます。

 

絶景ポイント、艫(とも)岩がある稜線に近づくと、注意看板が点在し、緊張が走る。

なぜ、こんなにも注意喚起が?

しかも「危険ですから・・」と語りかけるような感情に訴える看板は珍しい。

 

艫(とも)岩の手前に、休憩所(東屋)があり、そこに最後の警告メッセージが。

 

ここが断崖絶壁の艫(とも)岩です。遠くから見ると船のような要塞に見える場所です。濃霧で展望ゼロ、むしろマイナスですが(笑)晴れていれば、本来は絶景が広がっていて素晴らしい場所であることが想像に難くない。

崖の水平線の先は勿論奈落の底で、数百メートルは落ちることになるので、崖のギリギリに立つのは非常に危ない。

ここの問題点は、あまり危なく感じない点にある。

 

崖に草が生い茂っていて、断崖絶壁という感覚を失ってしまう。

 

しかし間違いなく絶壁で、傾斜の緩い斜面などでは決してない。

車さえあれば、初心者や色々な方がアクセスしやすい場所なので、ここを覗き込んだり写真を撮ろうと崖に歩み寄ったりすると滑落のリスクが高い。

草が生い茂っていると事は、心理的な安心感があるが、草の下は「土」とは限らない。

 

 三角点  荒船山 山頂

 

こういった、興味をそそる山名と山容が人を呼び寄せるようで、

クレヨンしんちゃんの作者の臼井先生がここから滑落され、一気にクローズアップされた荒船山はその後も多くの登山者に愛され、たくさんの方が訪れている。

事故がニュースになったことで、登山者も慎重になると思うのだが、その後も定期的に滑落が続いていて、事故が絶えない。

 

今回は引率登山。下山まで慎重を期す。

 

それでもこの山の魅力はかなりものです。

今度はおもいっきり晴れた時に、艫(とも)岩の手前でコーヒーやお弁当を食べながら絶景を眺めたい。