
緑のカーテンを始めよう!つる薔薇でチャレンジ(ベルメール)
皆さん、ガーデニングやってますかー!
約3年ぶりぐらいになる緑のカーテンシリーズ、
今回はつる性のバラ ”ベルメール” で緑のカーテンを作ることにしました。
薔薇は丈夫だけど、トゲがあるし、花を咲かせるために肥料や剪定も欠かせないので好き嫌いは分かれそうだけど、
情熱的な花の形はカッコいいし、植物男子を自称する者として、一度はやらないとダメですよね?(誰に聞いているのやらw)
緑のカーテンとは
緑のカーテンとは、通常部屋などに設置しているカーテンと同じように遮光や気温の影響を緩和させる効果を目的とし、それを植物に代替えさせているといったユニークな発想である。
植物の種類によって、花や葉は異なり、違いを楽しむのも粋である。
目に優しく、心は癒され、植物の勉強にもなるだろう。
緑のカーテンの作り方
プランター、支柱、網の3点セットがあれば直ぐ始められます。プランターは横幅は設置場所の条件によって検討して欲しいのですが、しっかりと根を張らす為にも20cm以上の深さがある深型のものを揃えてください。成長が違います。網や支柱は、どのくらいの高さまで育てたいか、庭やベランダの敷地範囲によって高さを検討ください。
グッズやアイテムは、ホームセンターや園芸専門店、ネットショップなどで買い揃えてください。
アイリスオーヤマの園芸品も是非チェックしてみてください。
生育旺盛なつるバラ(ベルメール)
緑のカーテンにするために、薔薇はつる性の品種を選びました。
”ベルメール” はつる薔薇の品種改良版で、ベルメールはフランス語で「美しい海」を意味しており、産地もフランスだったかと思います。花の色は黄色です。
つる薔薇の花言葉は「爽やか」「いつも美しい」
また、黄色い薔薇の花言葉は「友情」「温かさ」である。
丈夫で育てやすく、ホームセンターでも時々入荷されるので、入手困難ではないかと思いますが、近所でもあまり見かけないので、他とあまりかぶらない点でも、満足感は高い穴場的な品種です。
評価点(5段階)
遮光性 | ★★★ | アーチ状でそれなりに密集する 目隠しにも |
美しさ | ★★★★ | 葉や小さい 花は非常に美しい |
育てやすさ | ★★★★ | 耐寒、耐暑ともに万能 |
なかなかイイ感じでしょう!満足感は高いです。写真は育成2年目です。
絶賛する割に★が少ないのは、あくまで緑のカーテンとして見た時の評価点なので、やや辛口となっている。カーテンということで花よりも葉の形や大きさ、遮光性や密集具合などが重要であり、薔薇はつる性とは言っても、うまく誘引しないと真っすぐ伸びてしまうし、基本アーチ状になるので、ガーデニングとして非常に ”おしゃれ” ではあるけれど、遮光を目的とするかカーテンとしては、可もなく不可もなくといった具合。
うまく誘引しないと写真のようにフェンスに隙間が出来てしまう。
寄せ上で、多品種のバラや、ミニバラなどと組み合わせて彩も楽しい!
ベルメールは薔薇の中でも早咲きで5月のゴールデンウイークの時期くらいから咲くので、春に楽しむ薔薇である。
満開時期には、イエローの花が溢れるばかりに咲き乱れてくれます。
それなりの大きさにしっかり花開くので、見応えもありますよ。
つる薔薇は、枯れないように育成するためには通気性の良い環境が必要で、我が家のように壁沿いではなく、フェンスに仕立てると良い。アーチ形のフェンスに仕立て上げても良いだろう。
一軒家などであれば、家のフェンスを1周ぐるっと這わせて目隠しとしても良さそうです。
ベルメールで緑のカーテン。いかがでしたでしょうか。
比較的丈夫で育てやすいので、初心者にもお勧めです。花を咲かせるためには、土の栄養や肥料なども定期的に与えてあげる管理も重要になってくるので、薔薇独特のコツは必要にはなってきます。通気性が悪いと病気にも弱いので、壁沿いはおすすめしません。カミキリムシが付近に生息している場合は、齧られて枯れてしまうこともあるので、虫害にも用心してくださいね。
梅雨が明けましたが、緑のカーテンで涼と癒しを得て、快適にお過ごしください。
ではまた!