女優「井上咲楽」選手がトレランで年代別優勝&100km走破していた

女優「井上咲楽」選手がトレランで年代別優勝&100km走破していた

2025年7月5日 オフ 投稿者:

写真は井上咲楽さんのnoteより引用

皆さん、こんばんは。社団法人ランナー龍(たつ)です。

 

トレイルランニングを楽しむ女性芸能人として、井上咲楽選手を当ブログでも紹介してきましたが、

 

井上咲楽さんはトレラン好きタレントと言う枠組みに収まらず、

もはやガチのアスリートだと思う。

 

 

井上咲楽さんは2024年5月:秩父で開催された「FunTrails Round みなの30K」で女子29歳以下部門で見事1位に入賞し、翌年の2025年6月:トレイルランニングレース「奥信濃100」100kmを17時間15分での完走を成し遂げました。

 

2023年頃までは、50kmのトレイルを半泣きしながら何とかゴール!ってイメージでしたが、そこからしっかりと走り込み、トレーニングを重ねて、

ウルトラ距離の走破や、大会での入賞(年代別優勝)にまで至っています。

 

本当に素晴らしいステップアップですね。

継続的に努力をし続けていないと、絶対に出来ないことです。

心からリスペクトします。

 

しかし、テレビのお仕事や女優業など、果たして我々サラリーマンとどちらが忙しいのかは分かりかねますが、合間を縫ってどのようなトレーニングをしたのか。

或いは、プロのトレーナーと連携して、スケジュールのほとんどを走る時間に充てたのか。このあたり、どのような訓練を積んできたのかが気になる・・・・。

 

100km走破は置いておいて、FunTrailの年代別1位入賞は妥当なのか、簡単に考察してみる。

 

井上咲楽選手はフルマラソンを3時間20分台で走れるという。

この走破力があって尚且つ、トレイルを走る事の知識や技術や慣れなどの経験値が豊富なのであれば、十分に入賞は狙えると思います。

私がフルマラソンの自己ベストが3時間33分で、20km~50kmで標高差2000m程度のレースに出るとき、20kmくらいだと、だいたい女子の1位~4位くらいの方と同時にゴールしており、50kmくらいになると6位~10位くらいの方と同時ゴールすることが多い。

 

したがって、女子でフルマラソンを3時間20分で走れてトレイルも得意なランナーが真面目に走ったら、ショートコースなら入賞はほぼ間違いなく、選手層の薄い20歳代ならば優勝してもおかしくはないと思います。

女子でも40歳代とかになると急にレベルがあがるので、さらに早く走らないといけないし、マラソンが速いだけが勝利につながる決定打にはならない、奥深さもある。

 

比べて20歳代の女性トレイルランナーは出場数自体がどの大会も少なく、20人くらいしか出ていなかったりもする。半分の順位でゴールしても10位なので、本気でトレーニングすればチャンスは結構ある感じ。

だからこそ、井上咲楽の活躍が同性の同世代市民ランナーの良い刺激となって、トレラン業界ももっと幅広い年齢層のプレイヤーに楽しんでもらえたら嬉しいなと思うのです。

 

 

さて、一方で奥信濃100kmを走破した井上選手。

ウルトラを制限時間以内で走り切ったのは半端ない。こんなのを目の当たりにしたらもう、うずうずして、自分もエントリーしたくなってくる!・・・が、時間も資金もトレーニングも足りなく、悲しくなってくる・・・・。

 

しかしながら井上選手はトレーニングをしているとはいえ、突然ウルトラに出場して順調にゴールできるものなのか?

と、思ったら、ペーサーとしてプロランナーの宮崎喜美乃選手がサポートについていた。

宮崎選手と井上咲楽

引用:https://note.com/inokun/n/n199f1815e7ca

なるほど、それは心強い。(ズルいwww)納得。

 

もちろん、井上選手の努力の賜物であることは間違いないが、ペーサーの宮崎選手がしっかりとレースコントロールをして、無事制限時間内の完走を成し遂げた貢献度は大きいと思う。

さすが、プロのお仕事ですね。

目標時間は15時間半だったけれど、自分の中ではもうメンタル的に目指せなくなっていた。宮﨑さんに「順位を目標にするのはやめます。ゴールを目標にしたいです」と言ってしまった。今考えると本当に失礼な発言だったと思う。宮﨑さんにだいぶ甘えていた。宮﨑さんは、どんな私の弱音にも怒らなかった。ずっと寄り添って、静かに信じ続けてくれていた。

エイドステーションでは涙が出てきて半べそかいた。

引用:井上咲楽選手のnote

これよんでたら、私も泣きそうに。同じトレイルランナーとして風景が浮かぶというか、分かる気がするんです。

 

井上咲楽選手が約17時間でゴールした奥信濃100。距離100km標高差4000mで制限時間が21時間ということなら割と、完走は目指せそうな気はするが、今の私では17時間以内で走れるかどうか自信はないです。18時間とか19時間とかきびしいレースになるのでは(笑)

UTMFの抽選で2回連続で落選して、ロングレースに対する思いがすっかり折れてしまった私ですが、またこういう長い旅のレース、やってみたいなぁ。

皆さんはどう思いましたか?

ではまた!