「自分の居場所」の見つけ方
人生の道迷い多発中!
皆さん、こんばんは。社団法人ランナー龍です。
自分の居場所って、急に何よ?って話なのですが、
「自分の居場所」とは
”自分らしくいられる場所”
”居心地の良い場所”
であると、改めてご説明します。
さて、皆さんは自分の居場所はありますか?
実は「自分の居場所がない」と感じている人が一定の層で多いという事が分かりました。
それに、他の人は一体どうやって自分の居場所を見つけているのか?
これについて一定の傾向があることも分かりました。
この記事を本日書いた理由はこうだ。
”特に40代50代男性に読んで欲しい”
やや緊急性があったため、取り急ぎ書いてます。無論、それ以外の年代や女性にも読んで欲しいです。
もくじ |
自分の居場所の重要性
何かと生きづらい世の中で、自分の居場所があることは重要であると考える。
私も「自分の居場所」に注目しており、記事にも書いてきた。
自分の居場所なんて自宅で良いのでは?ということで、1秒で答えが出そうなものであるが、
意外にも身近な場所で居心地が悪くなりがちなのだ。
つまり、1日の多くの時間を過ごすであろう「職場」や「自宅」に自分の居場所が無いと感じてしまうという事の苦しさはかなりのものであると思う。
本来、もっとも居心地の良い場所であるべき自宅に居場所が無いなんて、悲しすぎますが、働き盛りのサラリーマンが「自宅に居場所がないんだよね・・」といった声も ”あるある” であり、私の周囲にもそういった方がいらっしゃいます。
自宅や職場は基本、毎日同じ人と顔を合わせるので、時には居づらいと感じてもおかしくはない。
そんな時もう一つの「自分の居場所」があると本当に助かる。
勿論、自宅や職場の居心地が良かったとしても、もう一つの「自分の居場所」があると、人生がより豊かになることは言うまでもない。
居場所がないと感じるとき
では、一体どんなとき「自分の居場所が無い・・」と感じるのでしょうか。
次の通りまとめました。
自分の居場所がないと感じるとき 1. 仕事がうまくいっていないとき |
周囲の人のサポートに関係する項目が多く、どれか1つ該当しても大きなストレス要因となりますが、
この中で「2つ以上」当てはまるものがあれば、既に自分の居場所がないと感じている可能性が高く、安心して落ち着いて過ごせる好きな場所を、慌てなくても良いので見つけて欲しい。
悩みやすい性別と年代
新聞社、行政機関、ニュース配信サイト などの調査機関ではこの類のアンケート調査を頻繁に行っており、その結果を見るとこが出来る。
その結果から、アンケートの趣旨に違いはあるものの、回答には概ね共通する傾向が見られた。
そこで私が感じたポイントについて以下に要約する。
・女性の方が「自分の居場所」が無いと感じやすいが、男性の方が「自分の居場所」が見つけられない
・「自分の居場所」数の平均は2.5ヵ所であった
・自宅が「居場所ではない」と感じる層の幸福度が最も低かった
・30代から「自分の居場所が無い」と感じ始め、40代ではそれが顕著、50代で改善と悪化の二極化、60代以降で安定傾向になる
ずばり、ここがポイントだと思う。例えば厚生労働省が公表している令和4年度の自殺者の傾向を見てみると、自殺者の割合は男性で67.4%、女性で32.6%であり、年代は50代が一番多い。
自殺されてしまう方は少なくとも「自分の居場所がない」可能性が非常に高い。実際の統計とアンケート結果からみた所感がほぼ一致している。(男性40代~50代が高リスク層)
この結果から考えて、自分の居場所の重要性の高さが窺えた。
アンケート結果
付随して調べたのが「自分の居場所」として挙げられた場所について。
意外にも多く出ていたのが「図書館」だった。
これも年齢や男女でかなり傾向に差が出たものの、男女ともに図書館を挙げている。
図書館の他には ※自宅を除く
・旅先のホテル
・喫茶店などのカフェ
・ショッピングモール
・実家
・祖父母の家
・スポーツジム
・山や海などの自然の中
・カラオケボックス
・公園
・SNS
色々とある。まさに十人十色。さて、あなたはどこを選ぶ?
年齢で言うと子供は祖父母の家を挙げるケースが多く、大人は実家を選ぶ傾向が多いが、回答の意図としては通ずるものがありそう。
他に比べ割合は少なかったがSNSを自分の居場所にする層もいる。時代から考えれば当然で、別に悪い事でもおかしなことでもない。現代人に馴染みやすい反面、疲れやすいデメリットがあるが、仕方がない。
ショッピングモールは女性で多いが、物を買わずともウインドショッピングだけでも楽しいと感じるようだ。
カフェや公園は落ち着いて過ごしたいという要望を叶えてくれるし、出先の旅館や山や海などの大自然では非日常感や解放感が味わえる。
スポーツジムやカラオケボックスは体を使ってストレス解消にもなるだろう。
居場所は見つけられる
自分の居場所、自分だけの秘密基地。考えるだけでもワクワクしてきませんか。
自分の居場所に何を求めるか。人によって最適解は異なると思いますが、
同じ1つの場所でも、飲食を伴うこと、会話などの交流を伴うもの、運動を伴うもの、何もしない、など
アクティビティが異なる。
アンケートの傾向などに合わせる必要は無い。私だって「車の中」が自分の居場所だったぐらい。
筆者も初めは車の中が「もう一つの居場所」だった
運転席は自分だけの空間、コックピットであり、秘密基地だった。しかし、閉鎖感があり
やがて「山の中」になった次第だ。
平日のど真ん中で有給とってザックを背負い、通勤ラッシュの反対方向に向かうのは痛快。
逃げ場所でも趣味に没頭する場所でも良い。
素でいられる場所 それが「自分の居場所」
”逃げるは恥だが役に立つ” 自分の居場所が戦いに備えたOFFの場所に。
自宅と職場以外の場所を「サードプレイス」なんて呼び方で注目を集めているぐらいですよ。
やはり自分の居場所は必要です。加えて言うならデジタルデトックスもね。
地域活動やボランティア活動は、タイパ、コスパが悪く、無駄という見方が強いですが、
普段と全く異なる人間関係を持つという点で、人生を豊かにしたり自らが成長するチャンスでもあり、
もう一つの自分の居場所になる可能性もあり、実は有益であるとここにこっそり書いておきます。
ではまた!