夏にまったく山に登らない時のリアルな心境

夏にまったく山に登らない時のリアルな心境

2024年8月15日 オフ 投稿者:

2024年夏、まったく山に登るスケジュールが無く、変な感じがする。

調子が狂うというか。

 

私個人のスケジュールで恐縮ですが、偶然にもほぼ空白のカレンダー(細々とした予定はあるが)

7月の海の日連休から8月末まで一切の登山の予定が無い。

 

何もしないというのも久しぶりであり、

家族からは「何故今年は山にいかないのか」と訊かれる始末(笑)

 

行ったら行ったでまた「また行くのか」と小言を言われるのだが(爆笑)

 

 

つまり、ヒマなのである

さて、今日はお盆時期のような ”まとまった” 休暇があるのにかかわらず、一切に山に出かけないときの心境を備忘録として記しておきたい。

・・・・・

まず、サボっていたブログ更新、動画撮影、資格勉強、トレーニングと

やるべきことは無数にあり、ぼんやりしている場合では無いのだが、

 

恥ずかしい話、

これといった予定が無いと、逆に意欲や力が入らないものだ。尻に火が付かないとダメなのかしら。

「暇」というのに慣れていないのか、やたらソワソワするけどやる気が出ないのだから面白い。

 

そしてやがて、無性に山に出かけたくなってくる。

 

これでは週末は山ならぬ、週末は家じゃないか!

 

でも「敢えて行かない」とした以上、

無計画に気が赴くまま出発することはやめた。

 

何が集中力を奪っているのか?考えを巡らせたが、

「疲れが取り切れていないのだろう」と結論付け、

4月の転勤と、新人部下の育成など新しい環境による疲れが尾を引いていると思うことにした。

そうすることで ”体が休みを必要としている” ことを認め、ゆっくり過ごそうという気持ちも芽生える。

 

 

最近の若い方、特に平成生まれ以降の若い年代の方は我ら昭和後期生まれとは価値観が確実に違う。

いや、そこまで年齢は離れていないのだけれど、流石に一回り差があると、それを感じる。

期待し過ぎても、しなさ過ぎてもダメで、その塩梅がなんとも難しい。

全く反応が無いと思いきや、実は感謝されていたりとか、常に思いもよらぬ状況だった。

定着してくれているから手ごたえはあるけど、実際は分からない。正直、常に不安。

という自信の無さ。優秀な部下に恵まれたと感謝したい。

 

 

・・蛇足でした。

とりわけ今回のことから、

やはり自分が無心になって集中して取り組めるのは登山だけかもしれない。

という気持ちがより強くなったのも事実。

 

人間、アレもコレもは出来ないものですね。

 

 

むしろ、世の中そんなもの

実際、世の中をリサーチしてみると、長期休暇だからと色々と出かけたりする方が少数派だったりする。周囲の話やテレビなどを見ると、海外に旅行に出るなどの話がクローズアップされるから、そう思いがちだけど、現実は割と地味だったりする。

【2024年版、お盆の過ごし方】と称して、小学館が調査を行っているアンケートがある。

その結果がこれだ。

【2024年】みんなのお盆休みの過ごし方アンケート

出典:小学館 HUGKUMより 2024お盆の過ごし方

こちらは、中学生以下のお子さんをお持ちの方を対象としたアンケートなので、あくまで参考程度かも知れない。がしかし、10代20代独身を含めた別のアンケートでもほぼ答えが同じだったことから、

逆にこのアンケートの精度の高さを示したと言えよう。

結果はご覧の通り、自宅で過ごす、帰省する、お墓参りなどに行くがTOP3で8割近くを占めてはいないだろうか。「まあ自宅や実家でのんびるするよ」がリアルである。

何より節約効果が高いことが現実味を醸す。

そしてそれが毎年のパターンになって定着する。という結論。

 

観光地は混むでしょうし、どこにも行けなくても「まあこんなもの」として捉えることができ、そして数年おきにたまには奮発して旅行でも行こうよ!というのが定石か。

いや、もしかすると、それすら昭和の文化であり、

もはやそういった価値観すらも変わってきているのかもしれない。

 

ところ変わって、

この小学館の文献でも語られているが、お盆にふさわしくない過ごし方の例として、

「水辺で遊ぶこと」が書かれている。

 

あの世とこの世が繋がるお盆に水辺で遊ぶと三途の川に引き寄せられることを

例えに、注意喚起の口実にするところが昔から言い得て妙だよなと思う。

 

早くも海や川での事故のニュースが今年も報道されています。

かといって、この時期でないと海もプールも行けませんけど・・・

山も水遊びもリスクが多いので、油断は禁物ですね。

 

皆さん、お盆休みは有意義に過ごされましたでしょうか。

これから休みに入るという方もいらっしゃるかもしれませんね。

 

以上、山にまったく行くスケジュールが無いと、山にいきたくてしょうがなくなるが、

自分なりに納得させようとする心境になったお話でした。ではまた!

 

身近な水難事故について取り上げた記事はコチラ。お読みください。