【デキる人は知っている】4つの目(鳥の目・虫の目・魚の目・コウモリの目)

【デキる人は知っている】4つの目(鳥の目・虫の目・魚の目・コウモリの目)

2024年6月21日 オフ 投稿者:

皆さん、こんにちは。社団法人ランナー龍(たつ)です。

 

視野が広い人ほど、見落としが少ないのは言うまでもありません。

「視野を広げようよ」と言うのは簡単ですが、それが出来れば悩まないよと言う話。

 

”多角的な視点を持つ” ということでよく例えられる「4つの目」

デキるビジネスマンは自然とそれが出来ているなんて言われているようですね。

 

ビジネスに限らずどんな場面でも「4つの目」は有効だと思います。

何故なら冷静さを取り戻してくれるからです。

 

視点を変えることで見え方が全く変わってくる。

焦ったり慌てたりすると視野が狭くなりますが、そういったことを防いでくれる。

このように視野が広い人は、死角が少なく、その隙のなさは驚異的にも感じます。

 

今日はそんなことで、視野を広げる4つの目について簡単に説明していきます。

 ・・猫の目?

 

 

視野を広げる4つの目

視野を広げる4つの目は

「鳥の目」「虫の目」「魚の目」「コウモリの目」です。

 魚の目(何が見えているのか!?)

 

特に経営判断を求められる場面で使われる言葉として「4つの目」がよく例えられます。

追いつめられる場面や厳しい場面では視野が狭くなりがちであるが、こんな時こそ多角的に物事を見る必要があります。

4つの目を意識することで、自分の考え方の癖に気づくことが出来たり、自分には無い考え方に気づくことが出来たりすることで、落ち着きを取り戻したり打開策が浮かんだりすることが期待されます。

 

「鳥の目」「虫の目」「魚の目」「コウモリの目」とはそれぞれ ”どんな目” なんでしょうかね。

この4つはそれぞれ見えているものが違います。

さっそく1つ1つ解説していきます。

 

鳥の目

「鳥の目」は俯瞰的に全体像を見通す「目」になります。

鳥ってすごく見えてますよね。高い所からエサを探し出し、急降下してつかみ取りますからね。

引用:自然観察Blogさんより

湘南や鎌倉の砂浜でハンバーガー食べてたら ”トンビ” に奪われるなんて話を良く聞きますが、これは本当なので気を付けてください。私も10代の頃やられました。

話が逸れましたが、鳥の目とは、物事を俯瞰して見る。という事。

俯瞰(ふかん)とは、少し引いた距離で見て見る事、客観的に見ることを意味します。

トラブルなどはどうしても慌ててしまい、近い距離で視野が狭くなり見えない部分が多くなってしまいがちですよね。そんな時にまず視野を広げるのが鳥の目です。

全体像を見て、物事の概要を知ったり「何のためか?」と高い位置から広く見渡すことで落ち着きを取り戻そう。

目の前の対応に追われながらも、全体像から状況整理して、立て直しを図ろう!

点在する問題点を、繋ぐ。つまり、点と点を繋いで一本の線にするということだ。

これによって、

・無駄だったことに気づくことが出来る

・目的やゴールを設定することが出来る

・頭の中が整理される

・冷静さを取り戻すことが出来る

ぜひ、鋭い鳥の目で全体像を俯瞰して見てください。

 

虫の目

「虫の目」はより細かくミクロの視点で物事を見る「目」になります。

まさに虫眼鏡で見るように・・・

鳥の目は、数百メートルの範囲を見ているのだとしたら、虫の目は数センチ、数ミリの単位で見ていることになります。ここまで違うと当然、見える景色は違いますね?

やるべきこと、見るべきものを明確にして、集中的に取り組む時に必要な目です。

例えば今の日本経済が危機的状況だとして、一喜一憂してもしょうがない。それよりも細かいところで「自分にできること」に集中するということなのです。

”何をどのように” を、限りなく細分化すること。大きな問題の中のほんの一部分を取り出す作業。

なぜこの資料を作らなければならないのかを突き詰めるのが鳥の目だとすれば、

なぜこの資料のこの部分は文字を太字で表現しなければならないのか。と細部に目を向けるのが虫の目です。見た目、対象、価格、価値、問題点、など箇条書きにして細分化していき1つ1つ対処する目です。

これによって

・今やるべきことに集中できる

・確実に目的に向かうことが出来る

・見落としの発見 リスク分析が出来る

虫はエサになるものならないものを1つ1つ細かく見分けていきます。

引用:bokete 久々の合コンで張り切り過ぎた野球部の奴ら より

仮面ライダーは人間の視力の20倍以上はあるらしいですw

 

魚の目

 

 

 

 

 

 

 

 

「魚の目」は時流や時間軸で物事を見る「目」になります。

魚は川の流れや潮の流れを見て、時と場合によっては流れに乗ります。

すなわち、タイミングを計っているということ。

過去に遡ったり、未来を見据えたり、現在の時世から考えたりなど、時間軸で物事を見る目を持つことで、適切なタイミングを判断したり、機会を伺ったりします。

現在のトレンドに合っているか、時流を見てチャンスを掴みます。常に時代は変化していますので、時間軸で物事を見る必要性はあるでしょう。

魚の目で見ることで

・タイミングを判断できる

・過去と現在、未来予測と比較して考えることが出来る

・時系列で物事を考えられる

 

引用:映画.COM フィッシュマンの涙より

魚の目と言えば「死んだ魚の目」のように生気を失った時の目に例えられますが、ここで言う魚の目は様々な情報で溢れかえる濁った水の中でも、時流を見て適切なタイミングを読むことを指しており、

忘れがちだけど、結構重要な ”目” です。

 

コウモリの目

「コウモリの目」は逆さまから物事を見る「目」になります。

逆さまとは、真逆の視点で見たり、相手の立場になって見たりなど、自分の置かれている立場と異なる視点を持つことを意味します。

把握していない相手の立場から考えるのは中々難しい事ですが、大事なことですよね。

私個人としても、一度は相手の立場になって考えて見ることは最低限必要かな。と考えます。

又、凝り固まった考え方を変えるのに有効です。

コウモリの目で見ることで

・固定観念を外すことが出来る

・思いもよらない発想が生まれる

・Win、Winのアイデアが生まれる

引用:楽天市場 耐風傘

引用:日経XTECH 時速100キロの風に耐える“コウモリ傘”

余談ですが、風が強い雨の日に、強風に煽られコウモリ傘状態になってしまっている方がたくさんいますが、対策として耐風傘や、写真のような特殊な傘で凌ぎたいですね(笑)

固定観念を取り除いた発想が必要とされる時が必ず・・来ます。

 

 

4つの目で見ることの大切さはなんとなく分かったが・・・

鳥の目なら出来るけど、虫の目は俺には無理だぁ!という意見も出てきそうです。

確かに得意不得意や向き不向きはあるかも知れません。

 

しかし、大抵の問題ごとは心理的盲点が障壁となっていることが多く、視点を変えることで現状を打破する何らかのアイデアが思い浮かび、きっと次に進む判断材料になると思うので、

意識的に取り組んでみる価値はあります。

 

4つの目という考え方の他に、

発想を掻き立てたり、アイデアを言語化する方法としてマインドマップを描くという手段もあります。

4つの目で、死角や盲点を塞いで隙の無い判断を。

デキる人は知っています。ではまた!