「ギバー」「テイカー」「マッチャー」あなたはどれ? それよりも目の前のお客様の満足度を最大化 これだけを目指してみませんか?
物事がなかなか上手くいかない、評価されないなど、思うようにいかず悩むことって多いですよね。
こればかりは、もはや当たり前のことなのでいちいち思い返したくないですよね。
思い返したくないことではありますが、
それって、目の前のお客様の満足度を最大化出来ていましたか?
ということを問いたいです。
ちなみに「お客様」とはレジに並ぶ買い物客や、取引先やクライアントだけを指すのではなく、身近な家族や友人、会社の同僚など、自分と関わり合いのある全てを指します。
自分を評価してくれない、報酬をくれない、助けてくれない、見返りがない・・
などと「与えてもらう」ことばかりを意識されていませんか?
先ずは ”与える” ことが大切であり、そちらに集中してみるのはいかがでしょうか。
そのほうが「与えてくれない・・」という負のマインドを抱えずに済みそうですよね。
成功・成果・利益・達成・信頼
この5つを手に入れるには ”目の前のお客様の満足度を最大化” することに集中したほうが、結果的に得られるのではないか。と、ある程度人生を積み重ねていく過程で気が付いた次第です。
成功、成果、報酬、などという言葉はギラついていてかっこ悪いと思うかもしれない。
けれど、ご飯を食べていくためにも少なからず必要なものなので恥ずかしい事ではありません。
これについてお話をしていきます。
2024年がスタートし、抱負を決意したものの、頑張り続けられるか不安に思う方もいらっしゃると思うので、そのような方にも参考になれば嬉しいです。
実行は難しいけどシンプルで簡単な1つの考え方
先ずは「与える」ことをしないと、利益を得ることは出来ません。
「これやってもらえますか?」「これ教えてくれませんか?」
ちょっとしたことなら全然OKなのですが、膨大な作業量や資料。そして貴重なノウハウに至るまで、サラっと無料(タダ)で気軽に依頼する人が時々いますが、それを依頼する前に、
あなたは何を努力しましたか? と問いたいのです。
それを手伝い、うまくいかなかった時、その責任は手伝った側にあるというスタンスです。
流石にこれは極端に悪意のある事例ですが、このような思考を ”他力本願” ”他責思考” と言います。
上手くいきそうな案件に乗っかる、人に任せ続ける、いつも人に手伝ってもらう、
そこに自分の努力はありません。
このようなスタンスの人は「テイカー」という呼ばれ方もします。
これも生きる上での1つの知恵であり、人に頼ること自体は必要不可欠なこと。
ですが、 ”テイカー” は度が過ぎると人に違和感を持たれやすい性質があるように思う。
「この人、なんかヤバイな」と直感で思われてしまう。
そして、その直感は正しかったりします(笑)直感を大切にしてください。
テイカーかどうかは別としても、常に見返りを求め続ける、与えてくれるのを待ち続けるのも精神的にも意外とキツそうです。
逆に、
実行するのは大変ですが、きれいごと抜きで「利他の精神」
”目の前のお客様の満足度を最大化” することに特化して集中すること。
このシンプルな思考が精神的にも穏やかで長期的には良かったと思える気がしてならず、自分の数々の目標を達成するためにもこの考え方を自分にも、周囲の人にもお勧めしたいです。
ブログのアクセスが落ち込み 悩んだ
ここ最近、当ブログのアクセス数が桁違いのレベルで低下しています。
それには勿論理由があると思いますが、アクセスのサマリーを確認する限り、
所謂 ”お気に入り登録” してくれているであろう読者さんや、ブログ村、山と渓谷オンライン、Youtubeから飛んできて読んでくれる読者さんの数は増加傾向にあるにもかかわらず、
Googleなどの検索エンジンからの流入が、ある時を境にパッタリと3分の1くらいに減りました。
これは、当ブログが検索エンジンにフレンドリーではないと判断されたため、以前と比較すると上位表示やおすすめ表示される機会が減ったことを結論付けています。
企業でも売り上げが3分の1になると存続危機にさらされるのと同じように、
このブログもGoogleとAmazonの広告収入で運営している立場としては、死活問題であり、覚悟はしていたものの、想定以上にメンタルへのダメージが大きい。
原因としては社会や政治に対する批判的な発言があったためと理解しています。
少なからず批判的なものは万人が見て気持ちの良いものではないし、不特定多数に向けたインターネットの場では好ましくなかったという事です。Youtubeも消され、警告もあったことからこれはほぼ間違いないでしょう。
事実無根ならともかく、そうでないならある程度の言論の自由はあるはずだが、賢い人は〇〇などと伏字で濁したり、別サイトで意見を主張したりと上手に発信しています。
こういう事態に陥った以上、一旦冷静になって原点に立ち返る必要があります。
果たして私は ”目の前のお客様の満足度を最大化” 出来ているのだろうか・・と。
私に出来ることは、問題を1つ1つ対処しながら「目の前のお客様の満足度を最大化」する心意気を持ったまま、ひたすら誰かの役に立つための記事を書き続けるだけです。
100記事、200記事、と書いてきて、500記事を超えたわけですが、費やした時間はハンパなく、あきらめるわけにはいかない。
これからも1件でも多く情報を出し続け、誰かの役に立てる可能性を信じて原点回帰します。
私の力では役不足かもしれませんが、この考え方、
ブログに限らず、私生活、仕事において非常に重要なスタンスであるとは思いませんか。
「ギバー」「テイカー」「マッチャー」それぞれのスタンスについて
人の行動様式の例えとして「ギバー」「テイカー」「マッチャー」の大きく3つに分かれることを、若き心理学者 アダム・グラント より提唱され、一時期話題となりましたね。
世の中ギブ&テイクやWinWinの関係など、公平な損得勘定から報酬や信頼を得ることが基本的な常識として語られてきましたが、不公平が蔓延っているのも悲しい事実。
そんな状況の中で、成功を収めるために人は3つのパターンの行動スタンスを見せるという。
簡単に説明します。
「ギバー」
利他の精神。自分は一旦差し置いて他者を中心に捉え、相手が何を求めているか、何をしてあげられるかなど、他者の利益を注意深く考える人。過度な見返りを期待しない。損をしても仕方がないという考えも持つ。
「テイカー」
多くを受け取ろうとする人。他者より自分の利益が先であり、自分が有利になるように物事をすすめていくタイプ。手を差し伸べた以上の見返りを求める。損得勘定を計算し損は取ることはあり得ないと考える。
「マッチャー」
ギバーとテイカーの中間に位置する、標準的な考えの人。ギブ&テイクという公平な概念のもと、対価を与えるし、また受け取りたいと考える。何も与えられなければこちらからも与えないし、恩があれば返す。そしてなるべく損をしないように慎重に自己防衛を図る。
3匹の子豚ではありませんが、3つ並ぶと面白いですね。あなたはどれに当てはまりますか?^^
過去ではマッチャーが最も賢いという発言を主に多く読んできた気がするが・・・!?
ちなみに、テイカーは自らが「私はテイカーです」と言うはずもなく、それは何の得も得られないからであるとともに、むしろ「私はギバーです」と堂々と主張するかもしれません。これらの行動様式は無意識で行われる部分が多く、テイカーがテイカーだと認める人は少ないでしょう。
そう考えると、テイカーはちょっとサイコパス的な感じがしますが、生きるための手段として、賢く世を渡り歩きたいという心理は当たり前であり、どれが良い悪いというのは無いと思います。正直者が馬鹿を見ることも散々目の当たりにしてきたのですから。
ただ、長期的に考えて、本当に尊く、賢いのはどれか?という考えに至って欲しい。
アダム・グランド氏の著書『GIVE&TAKE』によると、意外なことに「マッチャー」ではなく「ギバー」が成功を収める時代であるということを唱えているようだ。
私は「ギバー」「テイカー」「マッチャー」という概念よりも、余計なことは意識せず単純に
「目の前のお客様の満足度を最大化」することだけを考え実行したいだけですので、著書を読んでおらず、3つのパターンについて深く語ることは出来ません。
GIVE & TAKE「与える人」こそ成功する時代 (単行本) ハードカバー – 2014/1/10
興味がある人は読んでみるのも良いかもしれない。
目の前のお客様の満足度を最大化
ここまで読んでみていかがでしょうか。人ぞれぞれ思う部分は違うかと思いますが、
成功、成果、利益を上げ、達成と信頼を得るために、
「目の前のお客様の満足度を最大化すること」これだけ考えて進むことも1つの選択肢になったかと思います。
実行し続けたその結果どうなるか、検証しつつ、どこかで振り返ってみてください。万事試行錯誤に尽きます。
成果を実感するのに10年くらいはかかるかもしれません。だが、何事も長期的な時間が必要です。仕事も趣味も投資も10年単位で実感レベルで身に付いていくものです。
ギバーに徹するにしても、目の前のお客様の満足度を最大化するにしても、人それぞれ性格が違いますので、やり方やアプローチは異なると思います。なので、参考にするのは重要ですが、人のやり方に合わせなければならないということは無いでしょう。
どうすれば目の前のお客様の満足度を最大化できるか。
手を胸に当てて考えてみてください。次には行動に移せるでしょう。
何もできることが無ければ、笑顔で挨拶をして「何かできることはありませんか?」と尋ねることも第一歩。先に与えないと何も得られません。
お客様の満足度に焦点を当てるのなら自ずと「ギバー」に近いスタンスが求めらると考えます。
言うのは簡単、やるのは困難、都度ぶつかる壁を越えていくことの連続です。与えられることばかりに期待していてはいけない。
真面目で責任感の強い人は心のバランスを崩しやすい傾向があります。
”人声や 此の道かえる 秋のくれ”
これは松尾芭蕉の言葉であり、人の声で我に返り、ホッとしよう。ということを示している。
他者貢献を優先するあまり、自分の心のバランスを崩さないよう、ホッと我に返れるように同時に模索しておいてほしい。心のバランスを崩しやすいと自覚する人は、一部の「テイカー」と距離をとることも必要かもしれない。
あなたの直感を大切にして、目の前のお客様の満足度を最大化して、是非成果を残してください!ではまた!