強すぎる！ツキノワグマが箱罠こじ開け脱出！
皆さん、こんにちは。社団法人ランナー龍（たつ）です。
今回はツキノワグマが檻を破って突破したよ！というニュース記事を紹介します。
参考までにお読みください。
山の麓では、鹿をはじめ、害獣対策に罠を仕掛けていますが、
当然、罠にかかった動物を処分するため、近づかなくてはなりませんよね？
罠にかかった動物はワイヤーや檻などにハマり、身動きが取れないはずで油断は禁物ですが、安心して処分が出来るはず。
出来るはず？
本当に罠は安心なのだろうか。よもや罠を突破してくるケースがあり得るのではないか・・・
と思ったらなんと、箱罠を突破するツキノワグマが現れたとの情報です。
シカ用では強度不足？ツキノワグマが「箱わな」脱出、天井こじ開ける
月26日午前5時半ごろ、自宅の台所にいたら、外でガチャガチャと大きな音がした。外へ出てみると、体長1・2メートルくらいのツキノワグマがわなにかかっていた。
クマが頑丈なわなを壊すとは思いもしなかったので、急いで自宅からスマートフォンを持ち出した。撮影しようと約10メートルまで近づいた時、突然クマは立ち上がり、天井を胴体が通れるまでこじ開けた。柵をよじ登ってわなから抜けだし、裏山へ逃げていった。
大西さんに危害はなかった。「クマの顔が葉っぱで隠れ、目が合わなかったのが幸いしたのでしょうか」。わなから逃げ出す瞬間、1枚だけシャッターを押していた。
引用：朝日新聞DIGITAL 2023年8月12日 16時00分 記事より
クマが罠の天井をこじ開けたという・・・
撮影者に危害が及ばなくてよかったです。ツキノワグマは臆病なので基本は逃げるでしょうけど、母熊だったり、手負いの状態だったりすると、逆に迫ってくることも考えられるため危険だ。
シカ用という事もあるためか、天井は木の板を括り付けた簡易的なものだった。これでは怪力の熊には意味を成さない。
もしも、静かに近づいていた場合、クマが慌てて逃げる隙がなく、至近距離で逃げ出した場合は、本当に危なかったかもしれない。
こういったケースから、
シカ用の罠であっても、他の大型獣がかかることを想定して、こじ開けられないような強度にしておかないと、かえって危険を招く結果となるだろう。
まさか無いとは思うけど、北海道のヒグマの罠が、こんなに簡単に突破されないことを願っています。Youtubeでも箱罠にかかったヒグマに近づく動画などが公開されていますが、檻の中とは言え、とんでもない迫力があり、怖いです。
罠にかかった獣には、つい容易に近づいてしまう安心感がある。けれど、ひょっとしたら罠が十分ではないことも視野に入れ警戒する必要はあります。
ではまた！
