【必読!】甲賀消防コロナワクチン未接種者隔離問題・他コロナワクチン関連最新情報について考察
皆さん、こんにちは。社団法人ランナー龍(たつ)です。
8月も終わりですね。皆様は良い夏を過ごされたでしょうか。進路の読めない台風などで右往左往した方も多いかも知れませんね。
さて、皆さんは「エスニックジョーク」というものをご存じだろうか。当ブログでも過去に例に出したことがありますが、それは次に例えられます。
”沈没する船から海に飛び込む判断基準で分かる国民性”
アメリカ人には「飛び込めばあなたは英雄ですよ」 |
この事象、まさに今日本で起こっていませんか。
「みんなが接種するから私もやろう」この考え方、価値観が非常に多かったと思います。医療ひっ迫は未接種者のせい。接種せずに感染したら、接種を拒否したんだから病院には行かないでくださいという発言を当初たくさん見てきました。これに似た考え方が職場にも蔓延していて、甲賀市の消防署で第三者委員会で議論しなければならない程の問題まで発展していますが、これを機に色々な職場でこのような事態が明るみになってくるかもしれません。
今回は職場で新型コロナワクチン接種を断ったら隔離、差別、パワハラと思われる言動が疑われている消防本部での事例の他、ここ1か月間の新型コロナワクチンに関係するニュース及び各団体からの最新情報等を紹介するとともに考察していきます。
ここで紹介する情報については、身元の明らかな情報取得を心掛けています。
私個人の意見は全く参考にして下さらなくても結構ですが、新型コロナワクチンとは何だったのだろうかを見つめる機会を提供することを目的としています。
それではどうぞ。とんでもないニュースが目白押しです。
ワクチン禍、今はまだ長い長いトンネルの中を模索している段階。
もくじ |
「接種拒否者」として隔離業務させた消防本部の差別問題
ワクチンの接種を断った職員の退職が相次いでいることから問題となっているニュースは次の通りです。
滋賀・甲賀消防ワクチン未接種者隔離 全職員らにアンケ実施へ
新型コロナウイルスのワクチン未接種の職員を「接種拒否者」として隔離し、その後退職した問題で、組合が設置した外部有識者でつくる調査委員会の初会合が25日、消防本部で開かれた。問題が起きた当時の状況やハラスメントの有無などを確かめるため、全職員約200人や退職者を対象にアンケートを実施することを決めた。今年度内にも調査結果をまとめ、組合側に答申する方針。
この問題をめぐっては、令和3年4月に実施されたワクチン接種で、当時警防課に所属していた30代女性が接種しない意向を上司に伝えた。消防本部は、女性を他の職員とは離れたスペースで業務させるなどの対応をとり、女性はその後退職した。
消防本部では、4年度に実施されたワクチン接種でも「ネットで死亡例が出ているので打ちたくない」などとして接種を拒否した3人が退職。平成30年度までさかのぼると計26人が退職しており、異例の事態が続いている。
記事を読んだだけでもちょっと異常性を感じる。消防署と言う狭い世界でこの退職者の人数の多さから、かなりのパワハラ気質があるのではないかと疑われても仕方がない。
ワクチンを接種するよう促すのは仕方がないとして、隔離するとはいかがなものか?ワクチン接種者はウイルスを保有せず、未接種者がウイルスを保有しているとでも思ったのだろうか?甚だ理解に苦しむ。
そしてこれが職場内で回覧された文書だ。
若干ぼやけて見えにくいが、文書タイトルの「接種拒否者への業務区分」という表現は配慮が著しく欠けている。はっきり言って。
要約すると接種拒否者は、他の全職員が2回ワクチンを接種し抗体が出来るであろう2週間が経過するまで接触してはならないということで、それまでの間、特定の場所で勤務にあたらせるといった内容だ。
記事によると、元職員は「(業務区別に)同意しないと職場にいさせてもらえないと感じた。警防課に行くのも気を使い、人目に付く場所で一人で仕事をするのがつらかった」と話す。一連の対応に耐えられず、約4カ月後の8月末に退職したが、最後まで「業務区別」は続いたという。文書を目にした別の職員は「元職員が可哀そうだったが、本部の陰湿な体質が怖くて何も言えなかった」と取材に答えた。該当の職員はトイレで泣いていた。という記事も拝見しました。とても辛かったことでしょう。
このような仕打ちともとれる行いが後々問題になりうると考えられなかったのだろうか?申し訳ありませんが、大変愚かで哀れで残念です。
ともあれ、職場において原則接種を強いる前に、
これを読んでください。最初から厚生労働省はワクチンを強制していませんよ?
新型コロナワクチンの接種を望まない場合、受けなくてもよいですか。
新型コロナワクチンは、発症予防効果などワクチン接種のメリットが、副反応などのデメリットよりも大きいことを確認して、皆さまに接種をお勧めしています。しかしながら、接種は強制ではなく、あくまでご本人の意思に基づき接種を受けていただくものです。
職場や周りの方などに接種を強制したり、接種を受けていない人に差別的な扱いをしたりすることのないよう、皆さまにお願いしています。
なお、職場におけるいじめ・嫌がらせなどに関する相談窓口はこちらを、人権相談に関する窓口はこちらをご覧ください。
出典:厚生労働省 新型コロナワクチンQ&Aより
強制されそうになったらこれを見せるしか・・しかし、これで強制を免れたとしても、思想に問題がある職員と捉えられ出世の道は閉ざされる可能性は否定できない。
今回の退職した職員たちへの意見として、そんな職場はとっとと去って理解ある職場で働けるのであれば幸せだったのでは?という意見から、なんで差別された側が辞めなきゃいけないんだ!逆だろう!とか、未接種者には火事を消しに来てほしくないなど、本当に様々な意見が寄せられていた。
どの意見も理解しますが、夢をもって消防に入ったはずで、このような結果になったことを私は本当に残念で心を痛めています。救命救急士は消防以外にも活躍の場はありますから、元気を取り戻して活躍してくれていることを祈っています。
ハラスメントの実態はうやむやにせず明らかにして欲しい。
と、思ったら、滋賀弁護士会が立ち上がっていました!
新型コロナワクチン未接種者に対する差別や偏見を許さない会長声明
滋賀県甲賀広域行政組合消防本部は、2021(令和3)年4月、同消防本部警防課で勤務していた職員が、過去に別のワクチン接種で副反応が出たことを理由に、新型コロナウイルスのワクチン接種をしない意向を示したところ、同年5月1日から8月末に同職員が退職するに至るまで、同職員に対して、警防課と同じ階の廊下脇にある協議スペースの机で勤務することを求め、また、共用の更衣室の利用を制限して、現場への出勤時以外は私服での勤務を余儀なくさせたり、また、職場内での行動を記録して提出することを求めたりしたとされている。さらに、同本部は、同年5月13日付け消防長名義で作成した「ワクチン接種拒否者への業務区別」と題した内部文書に、同職員の執務場所や業務内容などを盛り込んだ上、対象職員の氏名は記さないものの「警防課員」であるとして、全職員や来庁者などとの接触制限を各所属長に対して求める旨、及び、「ワクチン接種拒否者」はこれと同様の扱いにする旨を記載し、これを全職員約200人に回覧させたとされている。
接種を拒否したことを理由として差別的に取り扱うことは、接種を事実上強制するに等しく、憲法第13条が保障する自己決定権を実質的に侵害するというべきであり、許されるものではない。
当会としては、滋賀県甲賀広域行政組合消防本部において、速やかに第三者委員会を設置し、中立かつ公正な立場の委員らによる事実確認や検証を行い、本件に関する問題の有無を徹底的に調査する
新型コロナウイルスのワクチン未接種者に対する差別や偏見はもとより、新型コロナウイルス感染症に関わるあらゆる差別や偏見が許されないことを発信し続け、差別や偏見を防止するため全力で取り組むことを、改めてここに表明する。
引用:滋賀弁護士会 声明文より一部抜粋
職員は悲しみに暮れ退職している。少し行き過ぎた対応だった。では済まされない。
NHKニュースウォッチ9 コロナ被害偏向報道問題
続いては、以前記事にしたNHKによるワクチン被害者の取材を捏造して報道したことへの問題について進展がありました。
以前の記事はこちらからお読みください。
やはり、コロナワクチンに懐疑的な情報は報道できない暗黙の了解があると考えざるを得ない。
NHKコロナ報道で懲戒処分 「ニュースウオッチ9」
NHKは21日、報道番組「ニュースウオッチ9」が新型コロナウイルスワクチンの接種後に亡くなった人の遺族を、コロナ感染で死亡した人の遺族のように放送した問題で、取材した映像センター職員と上司のチーフ・リード(CL)を出勤停止14日とするなど、計4人の懲戒処分を発表した。処分は8月1日付。
懲戒処分は他に編集責任者のCLが減給、同番組の編集長がけん責。当時の映像センター長と試写を見た管理職3人は訓告や厳重注意とした。
職員は取材経験がほとんどなく、「ワクチン接種後に亡くなった人の遺族も、広い意味ではコロナ禍で家族を亡くした遺族に変わりない」と誤って認識していた。2度の試写でも指摘がなく、5月15日に放送された。
放送倫理審議会ことBPO案件となり調査を受けていましたが、偏向報道が認められ、取材者及び編集に携わった合計4名が減給、出社停止という懲戒処分を受けたようだ。
この結果で当然ご遺族は納得しないだろう。なぜなら、経験の浅い職員とその管理職の責任という事でつまり現場に責任を押し付けて幕引きを謀る形に見えるからだ。
何故、ワクチン被害を消してコロナ被害にわざわざ変えたのか?その理由と、それを指示した人間は誰なのかが完全にうやむやになっている。ワクチンにネガティブなイメージと取られる報道が出来ないから編集した。と、正直に言わないと腑に落ちない。試写や編集の責任者がちゃんとチェックしない、管理できていなかったことを原因として説明しているが、ちゃんとチェックしていなければここまで巧妙な編集は出来ず、そう言う意味では、編集者はサラリーマンとしては指示通り立派な仕事をしていると思わないだろうか。問題は、このような編集の指示がどこから来ているのかという組織根本の問題を追及しない限り、問題は繰り返される。
ワクチン治験児童の募集が静かに物議を醸した
学校の安心メールに「ワクチン治験児童募集」 親が混乱、実は広告
福岡市の一部の小学校で7月下旬、休校などの緊急連絡を保護者らに一斉連絡できる「安心メール」に子ども向けの新型コロナウイルスワクチンの治験を募集する案内が届いた。企業からの広告だったが、一見して広告と分かる記述はなく、保護者から「どういう意図で送られたのか」と疑問の声が上がり、学校側が慌てて学校や市教委の関与を打ち消す騒ぎとなった。
メールは7月29日、福岡市の108校の市立小の「1年生~5年生の保護者の皆さま」宛てに送られた。件名には「【感染症予防ワクチン臨床試験】の参加者を募集しております」などと書かれ、本文には冒頭で「安心メール協力事業者よりご案内があります」と触れられ、臨床試験の対象年齢が5~11歳であること、通院回数や期間、1回の通院で1万5000円を支払うことが案内されていた。申し込みページにつながるリンクも張られていた。
薬品の上市には治験が不可欠。なので、一般的に治験の募集であればここまで騒ぎになったり物議を醸すことは無いのだが、新型コロナワクチンの治験となると話は別のようで異様な反応を垣間見る。もはや陰謀論など全く興味はなく、実際に健康被害が疑われる事象をたくさん耳にするようになり、子を持つ親が、子供に対するワクチン接種が安全かどうか、かなり懐疑的になっている証拠ではないか。
引用:生活向上Web
実際、調べるとコロナワクチン治験募集の広告が結構出ていることが分かる。ちなみにこちらの治験による報酬も¥15,000-となっていた。これはお金の問題ではなく、仮に1500万円貰おうが子供をこのワクチンの治験に出す気にはなれない。勿論、安全なワクチンが世に出るために治験は大切であることを否定するつもりはありません。ただ、当初はこのワクチンは安全であることを強調して喧伝していたはずだが・・。どこが安全やねん!
過去45年間全てのワクチン被害認定件数を超える
厚生労働省の予防接種健康被害審査では毎週のように大人数の救済認定が発表されている。凄い数だ。その発表の中には子供や若者もたくさん含まれている。
そのまえに、以前記事にした女子中学生接種後死亡でワクチンの因果関係があると判断づけられた件の論文の一部を紹介する。
14歳の日本人少女が、BNT1262b2 mRNA 新型コロナウイルス感染症ワクチンの3回目の投与を受けた2日後に突然死亡した。剖検所見では、肺のうっ血性浮腫、肺、心膜、および左心房および左心室の心筋、肝臓、腎臓、胃、十二指腸、膀胱、および横隔膜におけるT細胞リンパ球およびマクロファージの浸潤が示された。
ワクチン接種後の突然死では、心房を含む心臓の広範な切片を含む積極的な解剖による全身検査と組織学的検査が不可欠です。
彼女は生来健康で、中学校では活発に活動していた。アスレチックチーム。ワクチン接種の翌日、彼女は37.9℃の発熱を経験しましたが、その日の夕方には治りました。その夜一緒に寝た妹の報告によると、彼女は呼吸困難のため少し目覚め、妹と話し、すぐに寝たという。翌朝、母親は彼女が息をしていなくて顔面蒼白であることに気づき、すぐに救急車を呼んだ。救急隊員が自宅に到着し、投薬を試みたとき、患者は心肺停止状態だった。
ワクチン関連の多臓器炎症の診断は、細菌またはウイルス感染がないこと、自己免疫疾患を示唆する過去の病歴がないこと、アレルギー反応がないことに基づいて行われました。
死因は重度の不整脈と進行性心不全を引き起こしたワクチン関連心膜炎であると診断された。
今回のような突然死の場合、死因を究明する場合、大きな変化がない場合、心室の組織学的検査のみでは心房に限局した病変が見逃されるリスクが高まる可能性が指摘されている。[19]、[23]、[24]。解剖時に明らかな重篤な死因が見つからない場合には、心房を含む心臓の完全な組織学的検査が重要です。
出典:science direct ※海外サイトです
査定済み論文のプラットホームであるサイエンスダイレクトの情報を引用しましたが、出所は徳島大学の教授がlegal medicineに出した論文であると思われます。
これは”稀”な事象とも論文に書かれているが、死亡の有無を問わない健康被害の件数であれば過去45年間のどのワクチンよりも被害認定数が多くなってしまった。
新型コロナワクチン健康被害 過去45年間全てのワクチン被害認定件数を超える
新型コロナワクチンによる健康被害救済制度の認定件数が、過去およそ45年間の全てのワクチンの被害認定件数の累計を超えたことが分かりました。
新型コロナワクチン接種開始の2021年2月17日以降、国の予防接種法に基づく予防接種健康被害救済制度では、これまでに8388件の申請があり、3586件が認定。 このうち死亡一時金や葬祭料など死亡例の認定は147件に上ります。
健康被害救済制度では、1977年2月から2021年末までのおよそ45年間の累計でMMRやBCG、日本脳炎ワクチンなど、新型コロナワクチンを除いて3522件の健康被害が認定されています。
新型コロナワクチンの健康被害の認定件数は、2023年7月31日時点で3586件で、およそ45年間の全てのワクチンの認定件数の累計を新型コロナワクチンだけで上回っているほか、現在、4176件が審議すらされていない状態です。
全然稀じゃない・・・
ほぼ毎週もの凄い勢いで認定が増えている。突然死というのも多く、訳が分からない。その辺も司法解剖すれば先ほどの論文のように原因の特定は可能かもしれないが、基本的には事件性が無ければすぐ火葬されるはずで、因果関係の実証は難しい。
ワクチンの安全性で言えば、デンマークの研究による考察が海外サイト「ワイリー」で公開されている。
実際、ワクチンの変動(バッチ間、バイアル間、さらには用量ごと)は、ワクチンの製造、保管、輸送、臨床上の取り扱い、およびワクチンの製造、保管、輸送、臨床上の取り扱いなどにおける変動や慣行違反の結果として発生する可能性があります。 2021年には、ワクチン39バイアルに異物が含まれていたことが判明したため、日本ではmRNA1273ワクチンの3ロット、合計160万回分以上がリコールされた。
デンマークにおけるBNT612b2 mRNAワクチン接種後(2020年12月27日~2022年1月11日)に疑われる有害事象(SAE)の数を、ワクチンバッチごとの投与数別に示したもの。
青、緑、黄色のトレンドラインを表すワクチン バッチは、すべてのワクチン用量のそれぞれ 4.22%、63.69%、32.09%
ここで何を指摘しているかというと、特定のロットによって安全性が異なることが示唆されているという事だ。確かに接種当初、異物混入で回収があったと記憶している。
保管状況や臨床上での取り扱いによる影響もあると前置きしたうえで、グラフでは、4%のロットが超危険なワクチンで、63%のロットで何かしらの副反応が見られ、32%のロットは比較的安全であるということを、接種後の有害事象の統計より導き出している。特定のロットのワクチンが人体にとって負荷が大きかった可能性があると考えられているという事。
行列のできる法律相談所でお馴染みの北村弁護士は、これをロシアンルーレットに揶揄しています。
こういった情報を見て、徳洲会病院の院長も疑問を呈している。
死亡者への一時金支給から考える
副反応の検討部会では、ほとんどすべての死亡例が「情報不足等によりワクチンと死亡との因果関係が評価できないもの」に分類されています。つまり、因果関係は評価できないが、救済のために認めるということです。
厚生労働省はホームページで、「予防接種健康被害救済制度の認定者数」を発表しています。これによると、1977年2月から2021年12月までの約45年間で、死亡一時金が支払われたのは、すべての予防接種で151件です。最も多いのは天然痘の42件で、ついでインフルエンザ25件、三種混合20件、風疹14件、経口ポリオ12件、日本脳炎11件と続きます。ワクチン全体では、年平均3.4件、新型コロナに似た感染症と言えるインフルエンザは0.6件です。新型コロナは約半年で30件も認定されました。単純に換算すると、すべてのワクチンの十数倍、インフルエンザの100倍に相当しますが、これはどう考えたらよいのでしょう。
引用:新庄徳洲会病院 院長の偏屈コラムより
これからも、健康被害認定件数はどんどん増えていくことだろう。日本人の多くが打って母数が多いから被害認定が多くても仕方がないなんていう考え方にはなれず、かなりの異常事態と考えます。
遂に2023年8月24日の薬害根絶デーに新型コロナワクチンが取り上げられる
厚生労働省が薬害エイズなどによって、薬害再発防止「誓いの碑」を立てたことから設立された薬害根絶デーにいよいよ新型コロナワクチンが取り上げられる。
厚生労働省に薬害を認めることと救済に注力することを交渉する機会ともなるので、これは大きな動きであると考えます。
全国薬害被害者団体連絡協議会(薬被連)や、先日会見を行った新型コロナワクチン後遺症患者の会などの団体が動いている。
一部では日常生活に支障が出るような方がいるということも広く知られるようようになることで状況は変わってくると思う。
秋田県や和歌山県がワクチン接種率トップ争いをしていたが、競争するものではないと思うと同時に、呆れます。
接種率1位独走の和歌山、仁坂知事が取ったビシビシ作戦とは 大臣には「ワクチンください」と直談判
仁坂知事 和歌山県はもともと最後の決め手はワクチンしかないと思っていたのです。政府が今年の初めに、3億人分くらいワクチンを確保していると言ったので、よしよし、後は接種体制を整えてやればいいと思いました。
実際、今年の初めくらいから、次はワクチン接種だと言ってビシビシやっていたわけです。ビシビシとはどこのビシビシかというと、医療関係者は県の直轄で、高齢者は市町村にやらせるという国の方針にのっとって実施しました。
みんなバラバラのやり方でやるのですが、それを県庁がしっかりグリップしていて、「遅れることは許さん」と言っています。だから、ワクチンさえくれたらワーっと進むのです
じつは一昨日(5月31日)の夜、河野太郎ワクチン担当大臣に『なぜ和歌山県を待たせるのですが。ワクチンをください』と言ったら、たくさんもらえました。接種率の高い5県だけ言い分に従って送ってもらえることになったのです。それでいま、「全軍突撃!待つ必要はない、行け~!」ということで30市町村ワーッとやっています。弾はくれるみたいだ、次々行けと。
信じられないくらい短絡的な発言です。ワクチンはよく考えて接種するものですよ。
今後有害事象が適切に周知されることで少なくとも、こんないたずらな推奨はしなくなると良いが、時すでに遅し。
以前からワー!とかどんどん!とかイケイケ!ビシビシ!とか効果音のような発言の多い知事さんですが、2年前の記事なので例に出すのは適切かどうかは分かりませんけれども、違和感だらけです。2年前はこんな異常な雰囲気だったんですね。この知事は接種に慎重になる考えの人を相当否定していたので私は忘れません。
そのころはしょうがなかった、という言い訳は聞きたくない。
ワクチン後遺症が身近になる
これから有害事象が増えていくことでその情報も多くの方の耳に届くはず(?)テレビは報道しないかもしれませんが、だとしても溢れる程の情報量が知らずにはいられない状況になると考えられます。
本などの文献も既に沢山出ています。
ワクチン接種後どうも調子が悪いという人が増えてきたからか、後遺症にスポットを当てた本が多く出ていました。この三冊の著者いずれも存じ上げていますが、長尾先生のブログなどは以前からよく読ませていただいていました。
接種推奨一辺倒だった日本医師会も慎重な考えにシフトしてきています。
ワクチン有効性強調も“副反応強く出た人は慎重に”日本医師会
新型コロナワクチンについて、日本医師会の釜萢常任理事は「効果に対する信頼性は揺るぎないものがある」として有効性を強調しました。一方で、過去の接種で副反応が非常に強く出た人については、接種するかどうか慎重に検討してもらいたいと呼びかけました。
急に主張を変えてどうしたか?と思いますが、副反応審議会の報告書などに目を通し状況を鑑みてこのように発言せざるを得なくなったか。
半年前は、全然違う発言でしたよ。
コロナ感染拡大「第8波に入った」…日本医師会常任理事「若年層のワクチン接種重要」
釜萢氏は、感染者の急増に伴う医療の 逼迫 の発生を懸念。年末年始に向けて、「久々に会う人が大勢で集まり、大声で飲食するような、感染のリスクが高い行動は控えてほしい」と訴え、「新規感染者に多い若年層に、オミクロン株対応ワクチンの接種をお願いすることが非常に重要だ」とした。
引用:讀賣新聞オンライン 新型コロナより
若年層に強く推奨した結果、若年層を中心に接種後の心筋炎等の報告が感染で亡くなられる報告よりも目にする機会が多くなることとなった。
慎重に。などという表現は全くない。しかし、今後は180℃方針を転換したり、或いは徐々に主張を変えてくる可能性も想定できる。
ただ、みんながやるから・・、努力義務だから・・、といって無思考とまでは言わないが、人と違う選択が良くないことと考える国民性もあって、この小さな島国、日本人の接種率は世界一を誇っている。
出典:NHK 新型コロナと感染症・医療情報より
海外サイトのOur World in Dataで取得できる世界の統計データだが、NHKが分かりやすくまとめてくれている。
主にアメリカの会社が開発しているワクチンだが、アメリカ人は全然打って無く、日本人が圧倒的に接種しているのが分かる特徴的な図になってしまっている。というかグラフにアメリカを載せてない所に悪意を感じる。
日本は接種率が多いので当然、有害事象も多くなると考えるが、それが後遺症社会という本が出ることからも身近に感じられる。免疫が落ちると生じやすくなる帯状疱疹のテレビCMもかなり流れているようだ。
他の国の認識はどうか。接種率の高い国、私のベトナムの友人に訪ねるとコロナは恐ろしく、ワクチンは接種すると言っていました。回数までは聞きませんでしたが。
一方で、接種率の低いロシアの友人に訪ねると、そもそもワクチンを信用していないと言いました。
これは実際に私が質問した実体験ですよ。偶然かもですが、上記のグラフとリンクします。
出典:NHK 新型コロナと感染症・医療情報より
すくなくとも1回以上接種した率が非常に高く、冒頭で紹介した消防署のように拒否者として隔離されるケースが出てしまうことも頷ける。
圧倒的接種国、日本はワクチンによって感染症を抑制できないどころか、戦後最大の超過死亡を記録し続けている。
人口減少率の高い県
1位 秋田県 -3.08%
2位 青森県 -2.78%
3位 山形県 -2.53%
・
・
・
45位 東京都 -0.04%
46位 神奈川県 -0.04%
47位 沖縄県 +0.08%
これは単純に出生や死亡だけでなく移転も含まれるのでどうしても地方は不利になるが、最もワクチン接種率の高い秋田県の人口が一番減っていて、ワクチン接種率の低い沖縄県が一番減っていないという皮肉。(むしろ沖縄が唯一増えてる・・)
今後はどうなる?
長くなりましたが、最後に今後の推移について考えられることを少しだけ書いていきたいと思います。
コロナワクチン追加接種は9月20日から 全世代で「XBB」対応へ
今秋からの全世代を対象にした新型コロナウイルスワクチンの追加接種について、厚生労働省は9月20日から接種を始める方針を決めた。現在流行の主流となっているオミクロン株の亜系統「XBB」に対応するワクチンを使う。
引用:朝日新聞デジタル
当初予定通り、9月に追加接種が開始される見込みだ。ワクチンは今までのBA4.5ではなくXBBとなっている。
ただ、このXBBも現在は既に下火になっていて、もはや新しい変異株に置き換わりつつあるが、このXBBが流行していたときも、オミクロンBA4.5を接種していたように、常に変異株に合わせたワクチンを準備している間に流行が変わるという型落ちワクチンを繰り返しているのが、必要な方にとってはやらないよりはマシなのかもしれないが、何とも滑稽に思う。
余談ですが、最近では変異株に合わせた新しいワクチンの効果に疑問が呈されている。
北米中心に広がるXBB.1.5、「中和抗体、ほぼ効果発揮せず」
従来株、アルファ株、デルタ株、そしてオミクロン株のBA.1、BA.2、BA.5と日本国内の主要な株もこれまで移り変わりを続けてきた。今後、日本においてもXBB.1.5が主流となるのか。XBB.1.5の特徴はどのようなものか。疫学の専門家である国立感染症研究所・感染症疫学センター長の鈴木基氏と、ウイルス学の専門家である東京大学医科学研究所教授の佐藤佳氏に話を聞いた。
同グループは、ワクチン接種後にBA.5やBA.2に感染した人の血液を用いて、作成したXBB.1の特徴を持つ人工的なウイルスに対するブレイクスルー血清の中和抗体のはたらきを調べる実験や、感染した人のウイルスをハムスターに感染させる実験などを実施。その結果、XBB.1について下記のようなポイントが明らかとなっている。
・XBB.1の特徴を持つ人工的なウイルスへの中和抗体の抵抗性は、BA.5ブレイクスルー血清に対し13倍、BA.2ブレイクスルー血清に対し30倍。
・XBB.1の融合力はBA.2.75よりも2.2倍高い。
・XBB.1の病原性は、その先祖の片割れであるBA.2.75と同程度もしくはそれよりも低い。佐藤氏はこの論文の結果を基に「XBB.1の免疫逃避は、これまで分析を行った変異株の中で最も強い。中和抗体の効きづらさは感染しやすさと関連していることから、かなり感染しやすい株になっていると言える」と語る。
免疫逃避の強いウイルスが感染拡大した場合、これまでと同様にワクチンに高い感染予防効果を求めることは難しいかもしれない。佐藤氏は「そもそも何のためにワクチンを接種しているのかを改めて確認しておくべき」と問題提起する。
「mRNAワクチンは非常に優秀だったため、重症化予防とあわせて感染予防効果が確認されていた。しかし、ウイルスが変化する中で、感染予防効果をワクチンに求めることが難しくなってきている。ブースター接種を続けることで感染を予防するという戦略は、今後は充分な効果を発揮しない可能性がある。ワクチンについては、本来の重症化予防の目的で接種を行い、感染予防についてはワクチンではなく他の感染対策に頼るべきフェーズに入っているのかもしれない。この点については、これから実験的に検証していきたいと考えている」
こちらは医療従事者向けサイトの情報だが、最近ではこのような意見もだいぶ主流になってきている気がする。ワクチン以外の感染対策に目を向けるフェーズにあるのではないか?という率直な投げかけは腑に落ちるものがある。
先ほどのグラフでも日本だけワクチン接種がずば抜けてましたが、要はいつまでこんな事やってんの?って思ってしまう。
そんなXBBだが、次の新しい変異株の情報がかなり出てきている。
次の流行はエリス:Eris(EG.5.1)
XBB系統の次の主役となると予想される変異株エリス(EG.5.1)が18.75%まで急増してきています。
9月20日からXBB.1.5単価ワクチン接種が始まりますが、エリスに対する効果はどれくらいあるのでしょうか?
春接種の2価ワクチンは従来株とオミクロン株BA.4-5に対応したワクチンであり、現在流行の9割以上を占めるXBB系統には効果がほとんどありません。ほとんど古いワクチンの在庫処理となっています。
ウイルスの変異が早く流行株が次々に変わるため、新しいワクチンを開発しても流行遅れになっています。
ワクチン開発のイタチごっこをいつまで続けるつもりなのしょうか?引用:ゆうき内科クリニック Drゆうき診療日誌より
グラフのように、既に下火となっているXBB1.5をはるかに超えるエリスEG.5.が上昇し流行の兆しとなっている。
これから、秋冬シーズンにかけて、このエリスだかエリエールだかが流行るのだろうか。そんな中で巷ではXBB単価ワクチンをひたすら接種している構図になる。
ここでも接種するとなると7回目になると思うが、ある意味ここまで接種を続けるという曲げない信念には敬意を表したいものの、多額の税が費やされていると思うと容認できない。
話が多岐にわたり長くなってしまいましたが、いかがでしたでしょうか。
消防本部の接種拒否者隔離の行く末については今後の動きをチェックしていきたいと思います。又、薬害認定、薬害訴訟の推移も見守りたいと思います。
ワクチンのデメリットの側面について一律にデマと一蹴りしていた方はこれらの有り様をどう思うか。どうも思わないだろうけど、何事にも良い面と悪い面があるだろうという考え方を持とうと努力する心が必要なのではないか。
最後までお読みいただきありがとうございます。ではまた。