雨男か検証してみた【疑いは晴れた笑】
皆さん、こんばんは。社団法人ランナー龍(たつ)です。
ザーザーと雨が降る中での登山ほどテンションが下がることはないですよね~・・。
濡れるし、寒いし、だるいし、景色見れないし、危ないし。
その日の登山をキャンセルすべき理由が5つも咄嗟に思いつくほど、雨の日は皆、登山を避ける傾向にあります。
実際、雨の日に登山をすると誰ともすれ違いません。
私の登山記事やYoutubeをよく見てくださっている方は気づいているかもしれませんが、何故か雨の日の登山がやたらと多いと思いませんか?(笑)
別に雨の日を狙って山に行っているのではありません。にもかかわらずあまりにも雨の確率が高いと思い、私自身「やはり雨男ではないのか・・?」という疑いを持ったため、
今回は 私が雨男かどうか 記録を遡り検証してみることにしました。
雨男(女)の皆さんに読んでもらえると嬉しいです(爆笑)
実は幼少期から雨男と言われ続けてきた
物心がついて、気が付いた時には私は周囲から雨男と呼ばれていました。
友人と出かけるとよく雨が降り、「雨男だよなー」言われ始め、
遠足や修学旅行が雨になると私のせいにされていました(笑)
今となっては、完全なとばっちりにも程がありますがw
まあ、でも私はちょっと変わっていて「おいしい」と感じていたため、どんどん宣伝していいよ!と楽しんでいたようなかすかな記憶があります。
ただ、一般的に雨男(女)って、陰キャ(性格が大人しい/暗い)が決めつけられがちですよね^^; ジメジメしてるってこと?
「なんで私が雨女・・?」
雨男(女)認定されて、腑に落ちないと感じている方も多いのではないでしょうか。
そんな幼少期を過ごし、私も大人になりました。
私が雨男か検証してみた
では、さっそく雨男か検証してみましょう。
プロフィールにも書いております通り、
基本的に雨の予報でも、よほど事故や通行禁止などの措置が行われていない限り、私は予定通り登山に出掛けるスタイルをとっています。
勿論、敢えて雨を狙っているわけではありませんが、天候さえも自然の成り行きに任せているのです(台風・雷は除く)※単独登山に限る
そうなると、必然的に1年間山に登っていれば雨は避けられないが、果たしてどれだけ雨男ぶりが発揮されているのか、いやいや、実は晴れ男なのか?
過去3年間の全ての登山記録と、私の住居である東京都の2020年降水確率の統計情報などを元に検証してみることにした。
条件として、曇りは晴れとみなし、雪は雨とみなした。一時的な通り雨は雨として判定しないこととする。
<私の登山記録と天候>
2020/01/26 那須の森 晴れ
2020/08/14 八ヶ岳全山 晴れ
2020/09/27 武甲山 晴れ
2020/10/25 檜岳 晴れ
2020/11/01 鍋割山 晴れ
2021/05/01 両神山 晴れ
2021/05/22 大菩薩嶺 晴れ
2021/07/17 雨飾山 晴れ
2021/07/23 光岳 晴れ
2021/10/31 滝子山 雨
2021/11/23 不老山 晴れ
2022/04/02 蛭ヶ岳 雨
2022/05/03 丹沢全山 晴れ
2022/07/17 剱岳 雨
2022/09/04 蔵王スカイラン 晴れ
2022/10/10 檜洞丸 雨
2022/11/23 仏果山 雨
雨天率 31.2%
後半になるほど雨が多く、なんか運気が下がっているのか?なんてことが頭をよぎったが、割合で言えば晴れの方が多く安堵。
ただ、それと雨男判定とは別問題。
東京都の2020年度の年間降水日数は108日で、一応パーセンテージにすると、29.5%だった。※2020年の総務省による統計ダッシュボード調査によるもの
結論 雨男認定!
笑う
疑いは晴れた!
私は登山予定を入れた日が雨予報でもキャンセルはしません。なぜなら、雨ならではの魅力やトレーニング経験を積みたいと考えているからです。
にしても、前々から雨男な予感がしていて、もやもやしていたが、もう疑いは晴れました(笑)
吾輩は雨男である。
とは言いつつも、晴れの日もそこそこあって中途半端な結果となるのではないかと正直ドキドキした(記事を書きながら計算したので)
潔く雨男と認めようじゃないですか。
雨の登山なんて時間の無駄?本当にそうでしょうか。雨登山に限った話ではありませんが、一見、無駄と思える時間こそ、人には無い経験だったり、その人の面白さになったりするような気がしますよ。
しかしながら、
そもそも3回に1回は雨登山をしている人なんか激レアさんであり、雨だったら日程変更するのが、健全な一般ハイカーでしょう。
それでも雨の日ならではの良さはあります。雨の日にしか見れない景色、動物、経験など、詳しくは別の記事で書きますが、その経験は貴重です。
危険度も高く、大小トラブルの経験は良くも悪くも今後の安全登山に生かすことが出来る。人に教えることも出来る。
雨に慣れると、雨でも楽しく登山できるし、いざ雨が降っても慌てないで行動が出来る。
雨登山ならではの ”気づき” は、他の多くの人の参考になるのではないかと捉えているので、今後もその経験を重ねていきたいと思います。
雨の日も楽しく過ごしませんか。
私に関わると雨天が多いかもですが「週末は山の中」に今後もどうぞお付き合いください。
ではまた!