あなたも「おっさん」なら1つは持つべし!江戸切子のロックグラス
皆さん、こんばんは。社団法人ランナー龍(たつ)です。
今回は、私が長年愛用するロックグラスの紹介です。
つまるところ、コップのお話である。
おいおい、コップの話かよ!と、侮るなかれ。
普段使いする物の中で、何か1つは良いもの(丁寧に作られているもの)を持つべきと考えていて、その一例として ”ロックグラス” を挙げたのである。
人に見せるとかを意識しているのではない。
もう「いいおっさん」なら、1つくらいは品質の良いと評価されているものに触れて欲しい。それによって視野も広がるだろう。
※いいおっさん=いい年
どうぞお読みください。
もくじ ・あなたはどんなロックグラスを使用しているか ・最高級のグラス KAGAMIクリスタルの魅力 ・立派な「おっさん」なら1つは持つべし |
あなたはどんなロックグラスを使用しているか
まず、あなたは普段どんなロックグラスを使用していますか。
100均のもの、ホームセンターで買ったもの、家具チェーン店で買ったもの、自分で造ったもの、記念品、何かのおまけに付いてきたもの、人からのプレゼント。
まあ、色々なケースがあると思いますけど、人からプレゼントされたり、記念品だったり、タオルと同じで思いの他、使ったことも無いようなたくさんのグラスがキッチンに眠っていませんか(笑)
実は、我が家もそうなんです。
捨てるには忍びないし・・
しかし、それでは増え続けてラチが明かない。
皆さんは、100均の物で間に合わせていませんか?最近の100均シリーズはデザインやカラーがお洒落なものもありますが、素材も限界があるし、総じて割れやすいです。
とても愛着があるなら何も言えませんが、まったく愛着が無いのであれば、それを毎日使い続けること自体も、あまり気持ちが良いと言えませんよね?
最高級のグラス KAGAMIクリスタルの魅力
ということもあって、変わりはいくらでもあるからグラスなんて何でも良い。という考えをバッサリ切ることにしました。
「これだけしか使いたくない」くらい思い切らないと、愛着も何も生まれないと判断。
そこで、KAGAMIクリスタルに辿り着きました。
コレ、もう4年~5年は使っている使い古しだけれど、
それでも尚、この品格と佇まいは まさに大人の貫禄。
KAGAMIクリスタルは、独自の技法で様々なガラス製品を作る老舗メーカーになります。
1934年、日本初のクリスタル専門メーカー
カガミクリスタルは産声をあげました。以来、熟達した職人が作り出す極めて繊細なクリスタルは
宮内庁御用品としても認められ、広く愛されてきました。最高級クリスタルメーカーKAGAMIの作る製品とは、まさに「日本の伝統と革新」。
創業以来培ってきた技術力と、細部に目が届く表現力は、KAGAMIの誇り。
すべての方々に、「KAGAMIを手にすることは日本を感じる事」と思っていただけることを
祈念したブランドコンセプトです。出典:KAGAMI ブランドコンセプトより 一部を抜粋
日用品ということへの意識も勿論持たれているのですが、もはや美術の領域だと思わざるを得ない。繊細で美しい透明のガラスは、氷柱(つらら)や鍾乳石のように吸い込まれるような魅力があると私は思う。
花瓶 月下美人
シャンパングラス 竹の膳
引用:KAGAMI 商品より
ほんとに良く造られているな~と言葉も出ないのですが、
お高くて、手も出せません(笑)
KAGAMIでは、 ”江戸切子” と言って、特殊なグラインダーでグラスを削る技法によって、この細部にわたる繊細な切込みが大きな特徴であり、魅力になります。
私は「竹の膳」シリーズが好きで、大人だけど若々しい誠実さも備えているような雰囲気を感じたのです。で、ロックグラスを1つだけ入手しました。
2万円くらいだったか・・汗
それがこれ
覗き込んだ構図
竹の力強さを演出できている。グリーンが良い!
手に持つと、持ち手の部分が良い塩梅に削られていて、触り心地と持った時の感触がとてもしっくりくるんです。あと、光が当たると水と氷とグラスによる屈折も美しいですね。
後は、氷が揺れるときに、「キリン、キリン」と上品で透明感のある何とも言えないいい音がするんですよね。(動物のキリンさんじゃないですよw)
値段もあるから、大事に使うし、長年使っていることもあって愛着も出てきますよね。流石に5年くらい使い続けて僅かに欠けてしまったり、ダメージが出てしまいましたが。
注意点として、一般的なロックグラスより丈夫ではありますが、普通に割れたり欠けたりします。耐熱ではないので、熱すぎるものや電子レンジなどには使えません。
立派なおっさんなら1つは持つべし
KAGAMIクリスタルの江戸切子、いかがでしたでしょうか。
予算もあるので、絶対買え!とまでは言えませんが(笑)
毎日使うものであれば、人に語りたくなるくらい愛着の持てるもの、造りが良いものをグラスでは無くても、ボールペンでもタオルでも良いので、触れて欲しいなと思います。
こんなの自分には勿体ないなと思うのも答えの1つだと思いますし、でもそれは実際に手に取ってみないことには感じることは出来ないと思うんです。
このグラスが壊れたら、次また買うかというと、予算もあるので微妙ですが、良いものを使わせていただいたという職人さんへの尊敬はたぶん、一生忘れないんじゃないかな。
立派なおっさんなら、1つは持つべし。ではまた!
それでは乾杯!