帯状疱疹が増えています
皆さん、こんにちは。社団法人ランナー龍(たつ)です。
帯状疱疹の患者が増えているようです。
テレビCMなどで、帯状疱疹の注意喚起やワクチン接種による予防などを目にする機会も増えているのではないでしょうか。
帯状疱疹自体は、2010年以降から増加傾向であることは、グラフ等によるデータで示されているので今に始まったことではないと思うのですが、さしずめこのコロナ禍で加速度的に増えた。ということなのでしょう。
直近のデータが見当たらないため、コロナ禍が原因であることの根拠は示すことができません。
しかし、
急にテレビCMをやりだすという事は、増えているからに他ならないでしょう。
コロナ禍以降、テレビは基本的になるべく見ないことにしています。
帯状疱疹が増えている背景は!?
帯状疱疹を発症してしまう要因は、免疫低下にあると言われています。
以下のことが免疫低下になるとされています。
・加齢
・ストレス
・睡眠不足
・不規則な食生活
・過度な運動不足や運動のし過ぎ
・過度な喫煙や飲酒
・体の冷え
・その他(後述します)
こういったことが免疫低下を招き、その結果風邪を引いちゃったりしますよね。
お断りとして、上記は私個人の認識であり、確実に把握されたい方はご自身でお調べください。
適度に外出し、体を外気に触れさせ、日光を浴び、バランスのとれた食事にしっかりと睡眠時間を確保して健康的に暮らしたいですよね。
過度な自粛は体には良くないと思います。どう考えても。
さて、帯状疱疹と言えば、似た症状の水痘(水ぼうそう)があります。
幼少期に多くのお子さんが感染するものであり、それによって抗体ができる、あるいは水痘ワクチンの接種で抗体を作っていますね。
水痘ウイルスに対する抗体は帯状疱疹にも効果があるとされていて、つまり、水痘が流行しない時期に帯状疱疹が増える傾向があったことからこのように考察されていると、国立感染症研究所に紹介されていた文面を読み、興味深いと思ったことを思い出しました。
水痘が流行しない時期=その抗体を持たない人が多い=帯状疱疹が増える
それに加え、近年の傾向として、地域の交流や人と人との接触が減少している社会様式が、いわゆる自然感染の機会を減らしたことによる抵抗力低下になっているのではと懸念されています。
おたふくも水ぼうそうもお子さん同士が移し合ったりしていましたよね。(わざとではなく)
社会交流が減っている現代社会
AIの台頭や1人でも出来てしまう仕事も増え、テレワークでは職場の人とさえ会わない。
私も1人でいることが好きなのであまり人のこと言えませんが、
無菌状態のような過度な消毒、自粛、常時マスクや接触拒否は結果的に抵抗力が落ち、総合的に考えたら健康的とは言えないのではないか。
ストレスなども含め、先ほど挙げた免疫低下の要因とコロナ禍を含む現代社会の構図が重なって、帯状疱疹の増加傾向に拍車をかけているのではないだろうかと勘案する。
最後に免疫低下の要因の番外編として、コロナワクチン接種との関連性について考察する。
「またコロナワクチンの話かよ!」という声が聞こえてきそうですが・・
どうして、これを関連付けさせるのかというと、
コロナ禍で帯状疱疹が増えたと回答する医師が増えていることから、その要因を探っていきたいと考えたからである。
コロナ禍での帯状疱疹患者、医師4人に1人が「増加」
最近、コロナ禍のストレスが引き金となり帯状疱疹に罹患する人が増えているという声が聞かれる。m3.com意識調査では、会員医師939人にコロナ禍以降の帯状疱疹の診療について尋ねたところ、全体では約4人に1人が、開業医では約3人に1人が「増加している」と回答した。
Q. ご自身の診療数や周囲の先生方の診療数を勘案すると、コロナ禍以前と比較して、患者数は増加している印象はありますか。(単一選択)
調査に参加した会員医師939人に、ご自身や周囲の先生方の診療数からコロナ禍以前と比較して帯状疱疹の患者数が増加している印象があるか尋ねたところ、「増加している印象がある」は24.5%(230人)
Q. コロナ禍で帯状疱疹患者が「増加している印象がある」と回答した先生に質問です。その原因として何が考えられますか。(複数選択)
開業医、勤務医ともに「コロナ禍によるストレスの増加」(開業医55.8%[43人]、勤務医54.9%[84人])が最も多く、「生活環境や食習慣の変化による免疫力の低下」(それぞれ44.2%[34人]、39.9%[61人])、「新型コロナワクチンの接種」(それぞれ26.0%[20人]、28.1%[43人])、「その他」(それぞれ9.1%[7人]、7.2%[11人])が続いた。
Q. コロナ禍で帯状疱疹患者が増加している原因に「その他」と回答した先生に質問です。先生が考える原因をお教えください。(自由回答)
- 水痘患者の減少により免疫賦活の機会が減った【内科開業医】
- 帰省しなくなることで高齢者と乳幼児が接触しなくなり、乳幼児の水痘がうつらなくなっている【皮膚科勤務医】
- 直接の関連は不明だが、新型コロナワクチン接種後の発症が多かった【内科開業医】
出典:m3.com 臨床ニュース コロナ禍での帯状疱疹患者、医師4人に1人が「増加」より 一部抜粋
何故、4人に1人しか増えたと回答していないのかというと、もともとが増加傾向にあることを医師は知っていることから、コロナ禍を帯状疱疹の主因として特別視していないことを私は想定しました。
しかしながら、回答を読むと、これもコロナワクチンを繰り返し打つことのリスクとは考えられないだろうか。勿論新型コロナに罹患したときの免疫低下も同じことなのだろうが。
それについては既に、新型コロナワクチンを接種した後の問題点として数々が語られている(報道はされないが)
新型コロナワクチン接種後の問題点(免疫能低下)
[2022.05.31]
ワクチン接種後の問題点は多岐に渡りますが、接種後の免疫能の低下について一言お伝えしたいと思います。ワクチンがワクチンとしての特定の病原体に対して抵抗力を獲得するという意味合いにおいてはかなり懐疑的な状況にあります。「思ったほど効かない、有効でない」というのは実験的ワクチンである限り致し方ない面がありますが、健康障害を生じるとなれば話は別です。一言に免疫低下といっても海外で報告されているのはCD4陽性Tリンパ球が低下して、ある一定以上になるとHIVが感染した状態と変わらなくなり、普段は弱毒の病原体が悪さし始める状況になることです。引用:高取内科医院 院長ブログより
HIVに感染した状態と変わらない・・は聞き捨てならない恐ろしさです。すなわち、免疫不全ってことですよね汗
アメリカのブルームバーグのプレスリリースでも、かなり前からブースター接種の繰り返しに対する悪影響について語られている
ブースター接種の繰り返し、免疫反応に悪影響も-EU当局 (訂正)
欧州連合(EU)の医薬品規制当局は11日、新型コロナウイルスワクチンのブースター(追加免疫)接種を頻繁に行うと免疫反応に悪影響を及ぼす恐れがあると警告した。
欧州医薬品庁(EMA)は、4カ月ごとのブースター接種を繰り返すと最終的に免疫反応が低下する可能性があると指摘。各国はブースター接種の間隔をより空け、インフルエンザ予防接種戦略で示された青写真のように寒い季節の到来に合わせるべきだとの見解を示した。
日本ではこのような報道は一回も見聞きしたことがありません。特にテレビでは。
免疫が落ちれば帯状疱疹だけでなく他の病気・感染症をも発症しやすくなることにもつながりますよね。
普段はあまり耳にしない梅毒も増えているようです。しばらくの間はどういった病が流行するのか患者数などを基に注目していた方が良いのかな。
コロナワクチン接種して、コロナにも罹って、帯状疱疹にも罹っていたら、あまりにも悲しい。
帯状疱疹は痛みも伴いますので、罹ってしまった方は、早期に治療に入れると良いのですが。。
ちなみに、免疫低下の対策として意外と思われるかもしれませんが、私は体を冷やさないようにする(温める)ことに注意を払っています。
年末にはまた流行病で報道で騒ぎになるかも知れませんが、皆様におかれましては是非健康にお過ごしください。ではまた!