富士箱根トレイル須走to駿河小山縦走【富士山・丹沢】

富士箱根トレイル須走to駿河小山縦走【富士山・丹沢】

2022年5月22日 オフ 投稿者:

皆さん、こんばんは。社団法人ランナー龍(たつ)です。

 

2021/11/23(火)

丹沢エリア、富士箱根トレイルを走ってきました。

マイナーかつ、万年通行止め区間だけど、私の好きなトレランコースです。

 

丹沢はホームグラウンドですが、その中でも今回のコースは私の登山の原点とも言える場所です。

 

緑の回廊とも呼ばれるこの尾根一帯は、須走から駿河小山方面に進路を取ることで、序盤に標高をぐっと上げておいて、三国山以降は下り基調の ”走れるトレイル” なのだ。

部分的な痩せ尾根や、足場が不安定な箇所もあるが、極端なアップダウンも少なく道も明瞭で初心者には少し長い距離だけど、おススメのトレイルランコースです。

 

暫くは訪れておらず、5年ぶりの訪問になります。

思い出しながら走ろう。あの頃の気持ちを。

といった心境です。それではどうぞ。

 

ここでは山と高原地図№29「丹沢」を使用しています。

 

 

 

日時:2021/11/23(火) 日帰り 

天候:濃霧のち晴れ

メンバー:単独

エリア:富士山・丹沢

登った山:三国山(1,328m)、湯船山(1,041m)、不老山(928m)

宿泊地:なし

ルート:須走浅間神社バス停👉富士ゴルフ場登山口👉立山👉畑尾山👉大洞山👉三国山👉明神峠👉湯船山👉峰坂峠👉世附峠👉不老山👉駿河小山駅

累積歩行時間:約5時間19分

累積歩行距離:約24km

累積獲得標高  1,428m

スタート地点までのアクセス:自家用車で東名高速東京ICから御殿場IC、御殿場駅のパーキングに駐車、河口湖行きバスに乗車し須走浅間神社下車。

 

”あの”道しるべは老朽化で消失寸前!でもやはりここは素晴らしいトレイル

勤労感謝の日、祝日を利用して、富士山麓の須走から、三国山~不老山間を縦走し駿河小山駅までトレランをすることにした。

このコースを訪れるのは実に5年ぶり。感慨深い。

富士箱根トレイルは部分的に気持ちの良いハイキングを行うことが出来るコースだ。

ルートは決して難しくはないが、過去には誤って道迷いも起こしたし、熊遭遇(ニアミス含む)も経験している。

油断はせず、地図の持参やルート確認はしっかり行うということで。

 

御殿場駅から望む富士山。真っ青な空がワクワク感を演出させる。

 

須走浅間神社下車。秋だから紅葉もいいよね。

 

富士山の砂走りを思わせる特徴的な黒砂を歩ける登山口付近。

 

低木の間をすり抜けながら登っていく。見ての通り若干不明瞭な道ですよね。

 

畑尾山。霧が出てきた。。

 

走りやすいトレイル。

 

大洞山 霧で展望なし

 

伝説の道標

この辺りの「あの道しるべ」はほとんど消失。貴重な生き残りを見つける。

 

三国山に到着。本日の最高標高。休憩スペースもある。

 

緑の回廊の地図

 

ここから爽快な下りが楽しめるトレイル。ただし、木の根が張っていたり尾根が痩せているので転倒には注意。ちなみにこちらの方面に進路をとる登山者はほぼいない。

 

丹沢らしい景色。これが好きなんですよね~。

 

金太郎の登場。

 

富士箱根トレイル

 

何故かトイレも完備。

 

清々しい秋のトレイル

 

一直線の下り? もちろん猛ダッシュですよ(笑)

 

ここは天空の城ラピュタの世界か!?

 

世附峠の手前、サンショウバラの丘。ここで景色を眺めながら昼食をとる。

 

5年前はしっかりと立っていたはずの道標。変わり果てた姿に(´;ω;`)

 

不老山山頂。ここ不老山は展望のない山頂ですが、休憩用のテーブルもあるし、ゆっくりしてもいいかも。意外に標高1000mに満たない山。

この辺り一帯は、完全に通行止めの区間であるが、特別道が悪いところはこれといって無かった。尚、人とはまったくすれ違わない。寂しすぎる。人気が無さ過ぎるぞこの山。

 

ここから、駿河小山までは下山路です。この付近はあの道標が結構残っていて楽しめる。

「あの道しるべ」の連続ショット。

不老山に千回は登らないと仙人とは呼べないらしい。

 

どうだろうか。突っ込みどころも満載な看板。

当初はこの看板を巡って訴訟問題に発展するほどの騒ぎとなり、ここに一人の男の人生が濃厚に詰まっている。

それは私の胸を強く打ちました。

 

駿河小山駅に到着。無事下山。お疲れ様でした。

 

富士スピードウェイを囲うかのようなトレイルコース。

「富士スピードトレイル」とでも名付けようかな。

 

 

いかがでしたでしょうか。走るだけでなく散策するにしてもなかなか素晴らしいコースです。

このトレイルについてもっと多くの写真を見たい、詳細を知りたいという方はコチラで報告しています。よろしければご覧ください。

ではまた!