霧に包まれる滝子山【甲州】
ふぁーーっと霧が一瞬途切れた隙間から見れる山頂の景色ってホントに素晴らしいですよね!
息を飲むとはまさにこのこと。
皆さん、こんばんは。社団法人ランナー龍(たつ)です。
2021/10/31(日)
甲州エリアの山「滝子山」に登ってきましたので、その様子を書きたいと思います。
滝子山といえば、甲州大菩薩のエリアの中でも割と存在感があり、いつか登ってみたいよな~と思っていたところ、お誘いをいただき登る機会が到来しました。
標高も1600とちょっとあるので、頂上からの景観も素晴らしいですよ。
このあたりは意外と立ち寄る機会が少ないのですが、美しい稜線の大菩薩嶺から縦走できる山々の一帯はぐるっと周遊したいと思わずにはいられないほど、興味をそそられる山域です。又、富士山の景観、高尾陣馬に道志村の深い山々に囲まれ山歩きを満喫できること請け合いである。
さて、今回は中央本線の笹子駅から難路と呼ばれる「南陵」(寂しょう尾根)を登りで使い、下山路は初狩駅方面のメジャールートを採用しました。
寂しょう尾根は破線ルートになっております。そのルートはいかに!?
ご覧ください。
ここでは山と高原地図№25「大菩薩嶺」を使用しています。
日時:2021/10/31(日) 日帰り
天候:雨のち曇り
メンバー:5名
エリア:甲州
登った山:滝子山(1615m)
宿泊地:なし
ルート:笹子駅👉桜公園👉南陵入口👉林道出会い👉滝子山山頂👉林道終点👉初狩駅👉
累積歩行時間:約6時間50分
累積歩行距離:約11.9km
累積獲得標高 1,179m
スタート地点までのアクセス:高尾駅から本線乗り換え笹子駅まで
登り甲斐はあるが、比較的道は明瞭な南陵(寂しょう尾根)
笹子駅から出発の時点で、軽い小雨。
だからこそなのか、登山客とはほぼすれ違うことは無かった。
ルートは概ね「ラウンド」方式で組み、行きと帰りで別々にした。
セオリー通り、登りで難易度の高い方、下りで難易度の易しい方を選択。
南陵側の寂しょう尾根は、登山道に入ってすぐの分岐(南陵入口)で入る。
危険!注意!の看板が目印(笑)
岩をよじ登る箇所が続く痩せ尾根で、中々登り甲斐がある。
歩きやすい尾根も部分的にあります。
秋は紅葉が綺麗ですよね。
痩せ尾根伝いなので、道はまあ分かります。
ただし、徐々に険しくなってきます。
まさに、よじ登るといった感じ。
ロープや鎖?そんな気の利いたものはありませんよ。
山頂が近い予感・・・
寂しょう尾根の終点。「この先危険」の文字が超怖いんですけど汗
登り甲斐がありワイルドでしたが、人が居ない寂しい尾根でしたね。
山頂に到着だ!・・だが霧に包まれ残念。
一瞬、霧が晴れ、山肌を見せてくれた。これだけでも中々の見応えです。
でも、あっという間に霧がかぶさる。こういう瞬間もそれはそれで幻想的なもんだ。
食事をとり、コーヒーを飲みながら山頂でくつろぐ。
幸い雨は止んでいた。
休憩後、下山へ。
メジャールートは明瞭な登山道。
鮮やかな緑が美しい・・
そして、無事下山。
登ってみると案外あっさり登れてしまう滝子山でした。
天気だけは残念だった、残念だったが、それでも景色が素晴らしいと感じた。
今回の登山の詳細はコチラでも報告していますので、よろしければどうぞ。
ではまた!