サラリーマンは読んで!レジリエンスが注目されているよ!【メンタルの話】
皆さん、こんばんは。社団法人ランナー龍(たつ)です。
これからの社会・組織に必要な能力として【レジリエンス】が注目されています。
ここは1つ、
ストレスへの耐性、精神的ダメージからの回復力を高めて成長し続けられるレジリエンスの強い人間を目指してみませんか?
この記事は2022/02/19に執筆した記事です。
これからの社会に必要とされる人物像としてレジリエンスの強さが挙げられています。また、高め合うことができる組織体制に力を注ぐ企業も増えている模様。
同時に、3月と言えば1年間の中でも最も自殺者数が増える時期にも重なる中、
メンタルの分野、レジリエンスについて書いていきたいと思います。
自殺対策強化月間についてはコチラの記事で
どうぞお読みください。
もくじ ・レジリエンスとは? ・なぜ、注目されているのか ・ほとんどの人がやや強いストレスを感じているはず・・ ・レジリエンスを伸ばす6つの取り組み
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レジリエンスとは?
レジリエンスとは、避けられない大きなストレスに直面した時の適応力を指します。精神的ダメージからの回復力が高いと、レジリエンスが高い。ということになります。
現代のストレス社会でたいへん注目されてきています。
レジリエンスが高い人は次のような特徴があります。
・粘り強い
・対応に柔軟性がある
・チャレンジ精神がある
頑張れば誰でも目指せそうな気がしますが、
とはいえ、「頑張れば、できる」「諦めなければ、できる」この言葉には限界があります。
小さな子供への励ましとは違って、既に精神的に落ち込んでいる人にとっては、頑張れないから辛いのであり、応援されることすら辛いわけなのです。
頑張り続けていると、どんな人もいずれ疲れます。
これを踏まえて、レジリエンスが高い人というのは、特別に頑張らなくても粘り強く、チャレンジ精神が強いという事になります。
なぜ、注目されているのか
それでは、なぜこのレジリエンスという言葉が注目されているのでしょうか。
この社会情勢で、世の中に必要とされる企業となるためには、健全で良好なイメージを持つことではないでしょうか。
レジリエンスが強い企業は、辛い社会情勢の中でも前向きにチャレンジし続ける逞しさがあります。心身ともに健康な従業員で形成される組織は、健康経営としての説得力もあり、ステークホルダーへのイメージアップにもつながります。
※ ステークホルダー=全ての関係者(従業員、近隣住民、顧客、取引先、etc..)
主に会社の評価は売上・業績かと思いますが、
業績以外の部分で評価されるポイントがある。ということです。それは今の世の中において重要度が高まってきています。
いかに不景気であろうと、諦めず前を向き続けられる人材をどの企業も欲しがっています。
ほとんどの人がやや強いストレスを感じているはず・・
とはいえ、いつでもニコニコ、明るく前向きなんて無理だよ。というのが本音。
産業カウンセラーとして働いている私が確認する限り、
おおよそ、6割程度は”やや強いストレスを感じている” としており、
したがって、ほとんどの人がストレスの中で働いているという事になります。
責任が増える程、比例するようにストレスは強くなるケースは多いです。
だからこそ、中高年や管理職になると、よりレジリエンスが強くあることを望まれます。
そんなこと言われても、先ほども述べたように「頑張り」には限界があるというもの。
どうすれば良いのか。
レジリエンスを伸ばす6つの取り組み
レジリエンスは伸ばせると言われています。
レジリエンスなんてタダの言葉に過ぎず、
簡単に言えば、人は成長することができるということです。
注目されている言葉だけあって、セミナーとか色々と開催されているようです。
例えば、これは自治体が開催していたものです。
無料オンラインセミナー「レジリエンス研修 しなやかにストレスと向き合い、回復力を身につける
日々様々なストレスやプレッシャーにさらされるビジネスパーソン(労働者)が、レジリエンス(精神的回復力)を身につけ、ストレスと上手に付き合い、困難を乗り越えて成長できるようにする研修内容となっています。これから社会人になる方も大歓迎です!お気軽にご参加ください。
- レジリエンスとは
- 捉え方を変え、気持ちを切り替える
- 自信を持ち、強みを活かす
- 自分の成長を感じ、成長チャンスを増やす
- 心の支えを作る
出典:ふじみ野市役所のホームページより一部抜粋(埼玉県)
先ずはレジリエンスを理解する。といったところでしょうか。
ストレスを華麗にスルーできる心の強さ、「レジリエンス」を知っていますか?
どうして「心が折れる」のか?元自衛隊メンタル教官が解説!
「心が折れそう」という言葉、よく使っていると思いますが、そもそもどうして心は折れてしまうのでしょうか?「私は大丈夫!」と頑張る人こそ実は心が折れやすいという傾向も。ぜひ一度セルフチェックを。
アラサー世代はメンタル面の負荷がかなり高いので注意が必要 「子どもの心の強さ」だけで乗り越えられるのは25歳くらいまでの話。30歳前後のCLASSY.世代は体力も低下して疲れやすくなり、今までの頑張り方が通用しなくなってきます。また、公私ともにタスクが増え人生においていろいろなストレスが増える時期。恋愛、結婚について、また出産のリミットを考えたり、仕事とプライベートの調整など心理的消耗も。心身の疲労のリスクが非常に高いので私は関係ないと思わず自分を労って。
ストレスダメージからの回復力、レジリエンス。
これは生まれつきではなく、後天的に伸ばしていくことが出来るようです。
ならば、どうすれば伸ばすことが出来るのだろうか。
いくつかの文献を読んだりする中で、その特徴を私になりに解釈し要約すると、
レジリエンスを伸ばす要素は次の通りです。
・良好な人間関係を保つよう努力すること
・助けを求められる仲間(家族含む)を持つこと
・睡眠をしっかりとること
・避けようがない困難は逃げるのではなく受け入れること
・目標を持つこと
・状況は好転するものとして捉えること
仲間の支えも不可欠です
成長し続けられる自分でありたい。
・・・・・
とは言ってきたものの、完璧な人間なんて当たり前ですが、いません。
私もしょっちゅう潰れそうになっています(笑)
いかがでしたでしょうか。
自然に、心身ともに健康でいられるように過ごしていきましょう。
以上、レジリエンスが注目されているよ!の記事でした。
ではまた!
コチラの記事も、よろしければ。