アイドルの撮影が始まり早々に退散【坂トレーニングのすすめ】

アイドルの撮影が始まり早々に退散【坂トレーニングのすすめ】

2021年8月11日 オフ 投稿者:

皆さん、こんにちは。社団法人ランナー龍(たつ)です。

 

『坂トレーニング』やってますか?

ランニングの練習において坂を取り入れることが結構おすすめされていますよね。

 

私の場合は、むしろ「坂」が練習の中心と言っても過言ではない程、普段の練習に組み込んでいます。

これからお話する坂トレーニングについてですが、ここで言う坂は、主に上り坂を指します。

 

キツければキツい坂ほど負荷が高く、嬉しいですね。

こういう言い方をすると ヘンタイ かと思われてしまうのでアレですが(笑)

 

坂トレーニングのメリットは、”おおきく分けて4つ”あります。

 

脚作りになる
体力作りになる
故障しにくい
練習時間の時短

 

 

上り坂のトレーニングってしんどいイメージありますよね。ま、実際しんどいんですけど。

 

脚作りや体力作りはともかく、

負荷が高いのに、故障しにくい? 時短したら鍛えられないでしょ!

など、疑問の声が聞こえてきます。

 

果たして、故障しにくいことや時短になる理由とは?

そして、アイドルの撮影が始まるとは一体何事か!?

 

坂トレーニングの魅力について語っていきます。

どうぞ、お読みください。

 

坂トレーニングは負荷が高いからこそ効率的な練習法である

マラソンにも多くの場合上り坂がありそうですが、トレイルランニングは高低差が顕著です。

山を登るからですね。

普段のトレーニングとして、山登りも有効ですが、山の近くに住んでいない場合、普段の練習で頻繁に山に行くのは難しいと思います。

ですから、長い長い山登りにも耐えられる脚作りをするために、山に登れない時でも、上り坂をたくさん走り、登りに使う筋肉に負荷をかけておくことで、良いトレーニングになります。

上り坂は、登山の代わりにはなりませんが、習慣的に上り坂を走ることで、平坦な道しか走っていない時と比較して大きな差となってくると私は実感しています。

 

トレイルにしても、アスファルトにしても、上り坂に慣れていないと、トレランのレースでは厳しい展開が待ち受けることでしょう。

 

 

前段で述べた、坂トレーニングのおおきく4つに分けられる効果ですが、

いずれも相まっており、つまりすべてが繋がっているということなんです。

 

結果的に速く走れるようになるために、敢えてスピードの出せない坂をたくさん走ります。

キツい上り坂は、ペースを落としても負荷が大きく、心肺機能を鍛えられます。

ペースを落とすことで、故障がしにくくなります。

それだけでなく、平坦な道よりも、上り坂は足と地面の接地が近いことでひざへの負担が抑えられます。

具体的には以下をご覧ください。

 

【イメージ図】

平坦な道の場合

地面に着地することで、

アスファルトの衝撃が膝へのダメージになり故障を招く

 

平坦な道と比較して上り坂は足と地面の接地点が近く、

意外と衝撃が抑えられている

 

 

このように、膝への衝撃を抑えつつ、筋肉や心肺への高負荷トレーニングになるので、効率が良い。

加えて、上り坂はスピードが遅くなるので、転倒しにくい。もし、転倒したとしても、地面が近い分、防御姿勢が取りやすい。

こういったことも、怪我や故障のリスクを小さくするポイントと言える。

 

私のように、練習をサボる、練習の時間をあまりとれない場合は上り坂トレーニングを積極的に取り入れ時短しつつ、効果的なトレーニングをしたいものだ(笑)

逆に、月間走行距離が300km~などボリュームがある場合も故障に気を付けていただくために、坂を取り入れて欲しい。

練習のし過ぎと筋疲労の蓄積は膝の故障、腸脛靭帯炎などを招く。

 

ちなみに、下り坂は、転倒しやすく、スピードが出る分ダメージが大きいので要注意だ。

 

上り坂トレーニングは、脚作りになり、体力も鍛えられ、故障しにくく、効率的であることがお分かりいただけましたでしょうか。

 

私の坂トレーニングは2つ。

上り坂をダッシュするトレーニング

上り坂をゆ~っくり走る上り坂ジョグ

です。

上り坂ジョグを中心に、時々ダッシュをおり交ぜてトレーニングを行っています。

 

 

 

アイドルが上り坂を全力疾走(笑)私は慌てて撤退

さて、ここでようやくタイトルに書いたアイドルが・・・について書きます。

 

いつものように、上り坂ダッシュをしていたところ、

撮影スタッフや機材などが物々しく、何か始まるのかな?と思いきや

 

モデルかアイドルと思われる華奢な女性が突然、

私のトレーニングコースである上り坂を猛ダッシュし始めたので、

私は逃げるように撤退したという出来事がありました(笑)しかも別の日も含めて2回も。

 

私の走るところは敢えて坂が多いところを選んでいるからかもしれませんが、

撮影場所として選んだマニアックさに笑うしかありません。

 

あとで調べたら、テレビ朝日系の番組で『全力坂』というのが深夜帯に放送されているらしいのですが、それでした!

私が普段、走っている場所がまんま放映されています・・・・

よろしければご覧ください。(とりあえず18禁の内容ではありません。ご安心ください)

なになに!?運動はちょっと苦手なんですけど頑張って走りましただと!?

結構キツい坂なんですコレ。よくもまあ、走りますね^^;

そこに坂があるから走る。登りたくなる坂がある。

番組の趣旨は面白いです。

 

 

いかがでしたでしょうか。

坂トレーニング。検討の余地はあるかもしれません。

私は、練習時間が短いのと単純に坂が好きなので骨身を惜しまず、引き続き「のぼり坂」中心のトレーニングをしていきたいと思います。ではまた!