中学生の挑戦 FTR名栗 Fun Trails Round名栗トレイルランレースin飯能
皆さん、こんばんは。社団法人ランナー龍(たつ)です。
過去のレースの掘り起こしになりますが、
中学1年生の私の息子が、2019年4月14日(日)に埼玉県の飯能で開催されるFun Trails Round 名栗トレイルランレースin飯能のショートコース(小回りコース)に果敢にもチャレンジした内容をレース紹介とともに記事にいたします。
このレースのエリアは、山と高原地図22「奥武蔵・秩父(武甲山)」に収録されています。
地図上で言えば、名栗は秩父と奥多摩の中間あたりで、どちらかと言えばやや秩父寄りにある、名栗湖とさわらびの湯という温泉がある事でも有名な登山エリアです。
今回の主役は私ではなく、中学生である私の息子が過酷なトレイルランニングに挑戦します。
果たして無事やり遂げられるのか、待っている間は気が気じゃなかったです汗
スタート会場の近くではまだ桜が咲いていた。
あいにくの曇りではあったものの、雨に降られることはなかった。
桜が咲き誇る輝かしい時期に開催される大会なのだ。
レース概要
日時:2019/04/14(日)
天候:曇りときどき晴れ
エリア:埼玉県飯能市下名栗
レース名称:第4回FunTrails Round 名栗トレイルランレースin飯能(FTR名栗)
運営:FunTrails
距離:7.6㎞ (25㎞の種目もあり)
累積標高差:459m(トレイル率59%)
制限時間:3時間30分
持ち物:必携品として規定量の水分とマイカップ等。不足が判明すると失格になります
息子の記録:1時間20分くらい、順位は真ん中くらい(超ざっくり笑)
会場までのアクセス:自家用車でスタート会場付近にある名栗河川広場の駐車場まで。名栗は山の麓なので首都圏からだとアクセスしやすく助かる。
と、まあコースプロフィールはこんな感じですが、距離や累積標高、トレイル率に制限時間・・どれをとってもトレイルの初心者やトレーニング中の中学高校生なんかに良さそうですよね。初心者に優しい大会!
公式HPより引用
女性ランナー、ファンランナーも多かったです。
奥宮俊祐 選手
主催はFun Trailsということで、コースプロデューサーはもちろん、この方。
和気あいあいとした雰囲気の中、安全面での注意についてはしっかりと説明していた印象でした。
受付をして準備運動をしようとしたら、スタッフの女性に声をかけられました。
スタッフ「お子さんが出られるんですか?」 私「はい。そうです」 スタッフ「大丈夫なんですか!?」 私「すみません。たぶん、大丈夫かとは思ってます」 スタッフ「これがどういうスポーツか知っていますか!?」 私「はい・・過酷なスポーツです・・今回、一応息子もこれが8つ目のレースになり、今までも全て完走してきていますので・・・」 スタッフ「・・失礼しましたー汗」 |
まるでスカッとジャパンの撃退シーンのような1コマになってしまいましたが、安全に対して真剣に取り組んでいることにとても好感を持ちました。さすがです。(未成年は、息子含めて4~5名くらいはいたと思います)
コースは、名栗会場~名栗湖畔~大ヨケノ滝入り口~大ヨケノ滝~中登坂~金比羅神社跡~名栗会場となっています。
ロングコースは山の奥深くまで入り込みぐるっとラウンドしてくるコース取りになっていて、息子の走ったショートコースはそれのショートカット版みたいな感じでした。
上の高低差マップの通り、後半は標高を上げますので、滑落とかは注意しなければいけませんね。それにロングコースは登山マップで指す「破線ルート」も含まれていたため、コース表記がどのような感じか私は走っていないので分かりませんが、道迷いにも気を付ける必要はあります。
息子には携帯電話と規定量以上の水分と食料を持たせているので、荷物は少し重いですが、前半は様子を見ながら抑えて、徐々にペース感覚を作っていくようにアドバイスをしました。
走れる自信が無くなったらコース上の係員に伝えること、前後にまったく人が居なくなったらコースアウトを疑うこと。
何かあったときに私もコースに入れるようにトレランシューズを持参して会場に待機しています。
けれども、そんな心配をよそに、早々とゴール会場に帰ってきました。
ズカズカと歩きながらゴールテープを切る息子(笑)
たくさんの大人がいる中で、だいたい真ん中~上位から6割くらいの順位で戻ってきていたと思うので、なかなかです。
距離の割に結構キツかった
これが、息子の感想でした。後半が急登だったからかな。
未成年の場合は距離だけでなく、コースの特徴や標高差でよく考えてレースを選んであげるといいですね。又、完走できたとしても、いきなりレベルを上げたりせず、初心者向けや繰り返し同じコースなどで慣れてもらうと良いと思います。
子供にトレイルランニングをやらせることについて書いた記事はこちらです。よろしければどうぞ。
この大会自体はコース内容もアクセスにしてもとても気軽に参加しやすく、良かったですよ。いずれ私も走ってみたいなと思いました。
ではまた!