レース中、リタイアしたくなる弱気を人は無意識に克服している?【人種別】
皆さん、こんにちは。社団法人ランナー龍(たつ)です。
※この記事はジョークを交えた心理学的なお話です
初めに断っておきますが、トレイルランニングは自己責任のスポーツであり、自分の命を守る、人の命を危険にさらさないために、体力残っているうちにリタイアする勇気も時に必要であり、大切な判断であることをお伝えします。 |
皆さんは、レース中にリタイアしたくなることはありますか?
私は・・・・毎回です(笑)
走り始めて間もなく、
「あーやっぱりキツイ、やめておけばよかったかな」
となり、
「なんでこんなキツイことやってるんだろ・・」
「でも、ゴールしたら気持ちいいんだろうなぁ」
など、辞める理由や走り続ける理由を模索しながら走っていませんか?^^
レース後半になってくると、
「体力は底をついた気がするが、本当の限界はどこなんだろう・・」
「残りの制限時間内でゴールにたどり着けるのか!?俺」
など、焦燥感の中、本気で悩むこともしばしばあるのではないでしょうか。
人は決断に迫られたとき、無意識に選択する判断基準があり、それはやはり人種(国籍)によって異なるようです。
国が違えば判断に対する価値観が違うのも当然ですよね。
その国民性の違いを、角が立たないように例えるエスニックジョークというものがあることをご存じでしたでしょうか。
人がレース中にリタイアに悩み、リタイアしない判断を決めた時、一体何を考えていたのか。
又、リタイアさせないように説得するとしたら、どんな言葉をかけたら良いのだろうか。
これらを、”エスニックジョーク”に当てはめながら解説していきます。
皆さんには、「あー!分かる気がする(笑)」となるのかどうか、是非注目して読んでいただきたいと思います!
痛快!言葉で揺さぶるエスニックジョーク
「ここでゴールすれば俺は英雄だっ!!!」
笑う。
まず、エスニックジョークとは、
エスニックジョーク
ある民族の民族性、もしくはある国の国民性を端的にあらわすような話によって笑いを誘うジョークのことを言う。国民性や民族性を大げさに皮肉ったり、はぐらかしたりする。
エスニックジョークが親しまれている国では、ネタにする立場の人とネタにされる立場の人の間で、ジョークが差別的かつ侮蔑的だという理由で確執が生まれたりすることはあまり無く、むしろ互いの民族(国民)の典型的な特徴を指摘して笑いあうという関係を楽しんでいることが多い。
出典:Wikiより、一部抜粋
ゆえに、この記事もこの感覚で読んでいただければ幸いです。
1つ、例として、質問者と、それぞれの国の回答者のやりとりをご覧ください。
質問者 Q.「コロナの脅威に晒されるこの世界で、今、何が必要とされますか?」
アメリカ人「勇気だ」 ドイツ人「ルールだ」 フランス人「愛だね」 日本人「技術です」 ロシア人「ウォッカです」
質問者「何故、ウォッカが必要なのですか?」 ロシア人「ウイルスを抑制することはできません、しかし不安を制御することはできます」 一同 爆笑・・・ |
上記は小田忠先生のモノで学ぶ世界と日本 より抜粋させていただきました
言い得て妙!
トランプさんなんかは、勇気だ!以外の言葉は想像できません(笑)
それに、仮に技術です。が正解だったとしてもわざわざそれを真面目に発言してしまうのが日本人だよねと、外国の方から笑われそうです。
絶対とは言い切れませんが、かなりの国民性が出ていると思われます。
さて、
それでは、いよいよ本題、
リタイアしようか悩んでいる選手の心を揺さぶる一言とは!?
選手「リタイアしようと思います・・・」
それに対し大会スタッフが掛けた一言とは・・・
アメリカ人に対して 「ゴールすればあなたは英雄ですよ」
ドイツ人に対して 「ゴールすることは規則です」
イタリア人に対して 「ゴールすれば女性からモテますよ」
韓国人に対して 「日本人はゴールしていますよ」
日本人に対して 「他のみなさんゴールされてますよ」
中国人に対して 「ゴールしたら大金が貰えるかもしれません」
インド人に対して 「ゴールしたらお祭りに参加できますよ」 |
これによって、
「うぉぉぉ!!頑張るぞ!!」と戦線復帰するストーリーがこのエスニックジョークの終着点になります(笑)
超、煽っている内容ですが汗 皆さんは、どの言葉に鼓舞されましたか?^^
私の場合、悩んだ時に頭がよぎるのは、
・ゴールしなきゃITRAポイントが手に入らん・・・
・ゴールしたら自分は英雄(誰にも称賛されない)、勝利の風呂とビールは最高の味・・・
・友達へのリタイア報告は受験の失敗の気まずさに近いものがある(笑)
・レースなんて頻繁に出ないからここは何とかゴールだけはしておきたいー・・
など、恥ずかしげもなくこんなこと考えちゃってます。しかも結構強がって無理しちゃってます・・・
繰り返しになりますが、あくまでこの記事は一種のジョークであり、リタイアする勇気はとても重要です。誤解されないようお願いいたします。
過去に出場した「奥三河パワートレイル」出場中、エイドステーションで、大会スタッフにマイクを向けられ、
スタッフ「今の気持ちは!?」
私「最高です!!」
と、咄嗟に強がりを言った直後、リタイヤ申請の列に並びに行って、苦笑いされたことがありますが、意外に冷静だった誰かさんなのでしたー!ではまた!
そのときのレース記事はこちら