在宅勤務で成果をあげる方法【立ち上がれ!サラリーマン!】
皆さん、こんばんは。社団法人ランナー龍(たつ)です。
この記事は比較的若手のサラリーマン向けの内容です。
皆さんは在宅勤務、又はテレワークをしていますか。
「在宅勤務で成果を上げる方法」というシンプルなお題を簡単な感じで挙げてしまいましたが、在宅勤務が出来る出来ないは業種や職務によって違いますし、会社の環境は10社10色なわけで、皆さんに当てはまるような的を得た記事が書けるかどうか、既に怪しい感じではありますが、
巷の在宅ワークに対する反応から、仕事の成果をあげるための考え方まで書いて多少なり参考になるようにしたいと思います。
人口が多い首都圏ではSTAY HOMEということもあり、特にオフィスワーカーにとって在宅勤務は一気に浸透しました。
実際にやってみて、
お、なんだ、意外と行けるじゃん。と言うのが世間一般に多い回答のようですが、同時に浮き上がって来る不安や問題点。
労働政策研究研修機構では在宅勤務及びテレワークによって感じる問題点についてアンケート調査を行なっているようで、
その中で多かった回答、気になった回答5つをピックアップしながらこれからの在宅勤務について考えていきたいと思います。
この5つは多くの方が問題視していることであり、
この記事では在宅勤務に立ちはだかる5つの壁と呼ぶことにします。
壁はあるものの、臆することは有りません。
在宅勤務であっても、ここぞとばかりに成果を上げてみませんか?
在宅勤務に立ちはだかる5つの壁
企業や業種によって事情は様々でしょうが、それは置いておいて、先ず、在宅勤務が意外とイケるじゃんという結論に行き着くのは早計。
何故、在宅でもうまく仕事がまわったのか。
それは在宅にシフトする前の普段の時にある程度、仕事の準備段取りを進めていたからであると私は思っている。又は短期的にはさほど問題なくなんとかなっただけのことである。
これが、在宅勤務が長期化した時に、行き詰まってくるのだ。
出社しないと出来ない業務について調整できていないとこうなる。
先程、お話しましたアンケートですが、
よく挙げられる問題点、その5つはこれです。
実態調査の結果
1.仕事と仕事以外の切り分けが難しい
2.長時間労働になりやすい
3.仕事の評価が難しい
4.上司等とのコミュニケーションが難しい
5.成果を出すプレッシャーを感じる
この結果から私の所感を述べます。
私はこれを見て、割と想定通りの回答が揃ったなと言う印象を持ちました。
いずれも作業環境がいつもと違うことによる不安と問題点な気がします。
まして、仕事場が急に自宅になるのですから、毎日オフィス出社の方からすれば、自宅と言うプライベート空間での仕事は正に、仕事と仕事以外の切り分け(オンオフ)が難しく感じるのでしょう。私もそうでした。
もうひとつ、長時間労働なんて意外!?と思いましたでしょうか。
実は、1と2は相まっていて、オンオフの切り分けが難しいからこそ、ついつい長時間労働になってしまうのだと思います。
夜間であろうが早朝であろうが、思い立った時に仕事が出来るのだから、よほど、
「俺は時間外は一切仕事を忘れる」
という鉄の意志で割り切らない限り仕事は24時間いつでもできる環境だ。それが在宅勤務というもの。
約束の時間までに出社してタイムカードを押してから退出時のタイムカード打刻まで働くというものとは異なる新しい働き方であることを意識すると良いでしょう。
仕事の評価が難しいという問題点は、率直な回答なのでしょうが、評価をする立場の方であれば、この在宅勤務時のテーマ、課題について描けていることと、それを部下に確実に伝達する必要はあるでしょう。
目の届かないテレワークこそ、成果の有無がはっきりと見えてくる筈です。やっている人、そうでない人が浮き彫りになる筈です。なぜなら、果てしなくサボれるからです。
仕事をしているフリだけでは通用しないのがテレワーク。
在宅でどんな仕事をどこまで進めたのか。進捗はどうか。
上司等とのコミュニケーションが難しいというのはなかなか切実な回答だと思いました。
コミュニケーションは、メールでも電話でもテレビ電話でも可能ですが、わざわざそこまでしてでも相談したい内容ではないが・・・というシチュエーションがかなり多いことを想像します。
報告、連絡、相談をどのタイミングで行うか決めておくと良いと思います。日報があるのであれば、合わせて活用しましょう。
成果を出すプレッシャーを感じるというのは、それだけ仕事に対して真剣に向き合っている証拠ではないでしょうか。良い傾向と思います。
このようにプレッシャーを感じる方のために、私なりの在宅勤務のコツ5つを次に述べていきます。
在宅勤務で成果を上げるコツ”5つ”
在宅勤務と言えば、
それはメンバー各位が目の届かない所にいるという事。
何をやっているか分からない・・・
しかし分からないからこそ、何をやったのか明確に報告する必要があるし、成果の有る人無い人の差が歴然と出る。
ニュースサイトなどでは在宅勤務で仕事を出来ない人が浮き彫りになった…なんて記事もありましたが、まさにそれを指します。
仕事をやってるアピールも効果はゼロではありませんが、それは単にアピールでしかなく、あくまで必要なのは成果であることを忘れてはいけません。
テレビ会議をやりました!ドヤ!では、ちょっとダメです。言わない方が良いです。そのテレビ会議で何を議論し、何が決まって解決したのか。という成果を加えた報告にしてください。
在宅勤務を成功させる人の条件は仕事が出来る人です。
仕事が出来る人ってかっこつけた言い回しですが、仕事において、継続的に、努力と、工夫を積み重ねることが出来る人は確実にそれに近づくことが出来ると思っております。
先ほども言いましたが、在宅勤務は仕事の出来る人と出来ない人がハッキリと現れます。
だからこそ、在宅勤務だからこそ、ここぞとばかりに成果を出してみようじゃありませんか!?
以下、私なりのコツを解説いたします。
【コツ1】 出社してやる仕事、在宅でやる仕事をしっかり選別して分けておくこと。その際、なるべく長期分の仕分けをしておくと、やる事が無いなんて事態に陥りにくくなります。状況によって随時変更して軌道修正できるようにしておくこともコツです。
【コツ2】 普段からある程度、成果が出る手前まで仕事を複数進めておく。これで急に在宅に移行したとしても、計画的に成果を上げていくことができます。普段から成果を上げるために努力していないと、そもそも在宅で成果を上げることが出来ないことが分かりますね。
【コツ3】 メンバーとの協力体制、出社日をグループ分けしている企業に有効な手法で、いわゆる出社しないと難しい業務について、出社日のメンバーに思い切って協力を依頼しよう。もちろん相手側からの協力も引き受けること。
昨今では人によって業務の偏りがあるケースが散見されますので、仕事が少ない状況の人にお願いしてみるのも1つかもしれません。何もやる事が無いというのは普通の感覚では辛いと感じているはずなので、仕事を成功させる気持ちを共有できるようにお願いする事で仕事も進めやすくなるでしょう。
また、お客さん、クライアントさんも同様に在宅勤務の場合があります。
これも在宅勤務の状況に置かれているけれども、プロジェクトは必ず成功させようという気持ちを共有する事で、相乗効果となり、関係性も仕事の成功率も上がる事でしょう。
【コツ4】 仕事着で在宅勤務をすると捗る。
ジャケットにネクタイまで締めろとは言いませんが、スラックスにシャツのスタイルだと姿勢もシャンとし、時間管理の意識も現れ、仕事が捗ります。勤務先で普段着や作業着で働かれている方も、勤務先スタイルに近い方が良いでしょう。パジャマやラフすぎる格好は仕事もだらけます。パジャマで得意先と電話している姿はあまりに滑稽です。試してみてください。
【コツ5】 自宅以外の在宅勤務という選択肢。
自宅だけが全てではありません。仕事の内容によっては外で行った方が効率が良いこともあります。喫茶店、図書館、貸し会議室などは比較的静かでかつ、人目もあるのでかえって集中できる場合があります。文章の執筆やアイデアを捻り出す作業なんかは私は外の方が集中できます。家族、子供、ペット、テレビが流れていたりと、ちょっとラフな環境だと、ちょいちょい仕事を中断しなければならず、効率が落ちたりするものです。
ただし、人目に触れると好ましくない機密な仕事や電話を頻繁にする場合や、感染対策を徹底する状況下だと自宅がベターなのは言うまでもありません。
ぼっちテントです。売れ行き急上昇。
良さそうなものはアイデア含め色々試してみよう!
コツ4とコツ5のように普段の執務場所の作業環境に近づけると良いかもしれません。
(コツ1)計画的に、(コツ2)賢く、(コツ3)協力体制で、(コツ4、5)作業環境も考えて
この5つのステップが在宅勤務成功の秘訣です。参考になりましたでしょうか。
まとめ
在宅勤務を成功させようと意気込んだ感じで前向きでエネルギッシュに書いてみましたがいかがでしたでしょうか。
多く声が挙がった問題点と私なりの対策、コツについて書いていきました。
もう一度、ポイントをおさらいすると、
普段から成果を上げるように仕事を進めていないと、在宅勤務での成功は難しい。
在宅でも出来ることは何か、出社しないと出来ないことは何かを分別して仕事を切り分けていく。
周りの関係者と仕事を成功させる気持ちを共有して仕事を進めやすくしておく。
頑張りました、では全くダメとは言わないが、ほぼ無意味。成果を出すことにこだわってください。
さあ、在宅勤務の扉を開きましょう。
そして言ってみましょう。
「在宅勤務でも成果は出しますし、私、失敗しないので」
笑
ではまた!