頭蓋骨骨折で三途の川を見た【少年時代】

頭蓋骨骨折で三途の川を見た【少年時代】

2020年5月5日 オフ 投稿者:

皆さん、こんばんは。社団法人ランナー龍(たつ)です。

題名に頭蓋骨だとか三途の川だとか書いているように、今回は少し”ぞくっ”とするような話になります。

 

これは私自身が頭蓋骨を骨折した時の不思議な体験をした思い出話になります。

年齢で言うと5歳で小学校に入学する直前くらいだったので、少年時代と言うよりは幼少時代と言っていいかもしれません。

この世に生を預かり、よちよち歩きを卒業してまだ間もないのに、危うく命を落とすかもしれなかったのです!

 

何しろ幼稚園児なので、詳しい状況など意識的に記憶を再現できないはずなのに、頭蓋骨を骨折するまでのざっくりとした経緯と、

意識を失った後に、川が流れているところで倒れている映像になって、そこに喪服を着たおばさんが私のところに歩いてきて優しく声をかけてくる夢を見たことはずっと記憶に残っていて、

思い出すたびにマジで怖いです・・・・

 

とりあえず、再現してみますので、怖いもの見たさでお読みください。

 

当時、5歳。幼稚園児であるが、もう間もなく小学校に入学するといった時期であった。

時刻は夕方の16時か17時くらいだっただろうか。私はちょっとしたおつかいの帰りか、友達と遊んだ後の帰りかは記憶があいまいになっている。

それにしても、幼稚園児で一人で行動しているのだから随分と独立した子供だったと我ながら思う。後で親に聞いたところ、5歳のころには鍵を持ってほぼ一人で外出している子供だったとか。

 

噺の続きになりますが、その帰り道の道路沿いの歩道を歩いてもうすぐ家につくくらいの距離なのですが、

当時、やんちゃでわんぱくな私は、アスレチックの要領で、家などを囲っているブロック塀によじ登って、その上を綱渡りのような感覚で歩いて、スーパーマリオのように下に落ちないように冒険するのが日課になっていたので・・泣

この日も、ブロック塀をよじ登ってその上を歩いていたんです・・・

(いくらなんでも幼稚園児がこんなこと危なすぎる!!)

 

やっかいなのが、そのブロック塀、普通の家の塀の高さではなく、工場を囲う塀だったため、普通より高さがあり、2.5mくらいになります。

そして、そこには1つだけ障害物があります。雨水を逃すための排水塩ビ管が足元を這っているので、それにつまづかないように気を付けなければいけないのですが、

残念ながら、足をひっかけてしまったのです!

そのまま真っ逆さまに2.5mを頭から落ちてコンクリートに打ち付けてしまいそこで気を失ってしまいます・・・

こんなイメージです。

気を失った後、夢を見るのですが、

そこには川が流れていて、お花畑で、明るい雰囲気です。

 

後になって思いました。

・・これ、三途の川じゃん

 

三途の川とは、川があってそれぞれの対岸がこの世とあの世に分かれていて、これを渡るとあの世、つまり死の世界にたどり着くと言われており、

仏教の由来と言われますが、人が死んで7日間目にこの川を渡ると言われているようです。

まあ、死んで7日間目ということですが、まだ私は死んでもいないのでそもそも三途の川ではなかったかもしれませんが、川を見たのです。

とはいえ、見たのは地獄絵図ではなく、きらびやかなお花畑で嫌な感じはなかったです。

 

もうひとつ、

それは喪服を着たおばさんがこちらに歩いてきて、

「起きなさい、まだ早いわよ」

そう言って抱き寄せるのです。

怖っっ!!

 

実際に目を覚ますと、本当に喪服を着たおばさんが私を抱きかかえていて、どうしようか救急車を呼ぼうか、かなり深刻な状況で私を助けようとしています。

我に返った私は、同時に激痛が走ります。

大泣きしながら、「家はすぐ目の前!」とおばさんに言い、一緒に家に帰りその後、母親に連れられて病院に直行しました。

レントゲンの結果、頭がい骨骨折ということで、その後半年間くらいは病院通いになったと記憶しております。

以上、不思議な不思議な体験でした。

自分の子供にはこのような体験はしてもらいたくないと思うばかりです。

 

 

このシリーズのリンクを貼ります。

 

小学校5年生くらいの体験談の記事はこちら

 

高校生の頃の体験談の記事はこちら

体験談の鉄板ネタです。よろしければどうぞ。

ではまた!