テレワークの時代 私はきびだんごをぶら下げて日本を飛び回る【立ち上がれ!サラリーマン!】

テレワークの時代 私はきびだんごをぶら下げて日本を飛び回る【立ち上がれ!サラリーマン!】

2020年5月2日 オフ 投稿者:

皆さん、こんばんは。社団法人ランナー龍(たつ)です。

※この記事は2020/03/17に執筆しており、外出自粛の緊急事態宣言が発令される前で、この時点ではおおむね通常通り経済が動いていた頃のお話になります。

 

 

今の世の中インターネットで繋がっているとは言え、
出張に行くと良くも悪くもオフィスにいる時のように多岐にわたる仕事を

バリバリこなすことは出来ない。

最近は割と忙しくも順調に仕事をこなしたが、どうも仕事をし過ぎた感がある。

 

 

そこで私は敢えて重要なクライアントがいる遠方へ出張の計画を立てることにした。

 

 

それ以外の仕事はしないことに決めた。
そこには無理やり心を落ち着かせようとする自分がいた。

 

 

しかし、いたずらの神様というのはいるもので、出張に出る直前にトラブルが発生していることが分かる。

 

 

出張に行くべきか、トラブル対応するべきか天秤にかけると五分五分といった具合だ。

出張を取りやめるにしても既に重要なクライアントに3件もアポイントを入れている始末で身動きが取りづらい。

 

 

捨てる神あらば拾う神がいるのかわからないが、仲間から連絡が入る。

 

「トラブルはこちらで出来るだけ対応しておく。君は遠方の仕事に集中してくれ。大丈夫、気にするな」

ああ!助かる….
なんてありがたい事だろうか

 

と、一瞬でも思った自分にバカヤロウ。

 

ぶっちゃけると、その言葉のほとんどはウソで、
結局後々私がやらなければならないことは、これまで101回くらいダマされて勉強している。

あま〜い言葉にはご用心

しかしだ。ほっとした気持ちになれた事は事実。私も、ウソか本当かは先ずは置いておいて、相手がほっとした気持ちになれるような優しい言葉をもっとかけてあげられるようになりたいなぁと、思いました。

 

 

 

東京から香川県丸亀市。随分と遠くに来たものだ。
香川と言ったら「うどん」だ。うどんを食べよう!

そう思って、何も考えずに飛び込んだお店のうどんが美味いこと!

「しっぽくうどん」
麺はしっかり、具は海老に穴子に椎茸など味がしっかり染み込んだ魚介と野菜に、ほんのり出汁が効いた透き通るスープを息つく間もなくゴクゴクと飲み干す。

 

650円、これだけで十分だ。

 

会計の時、
すみません!しっぽくうどんの【しっぽく】ってどういう意味ですか?

 

私は尋ねた。

 

「それはねぇ、具沢山って意味だよ。普通は野菜をたくさん入れるところが多いんだけど、それをうちでは魚介を多くしてアレンジしてるんだよね」

続けて、

「興味を持ってくれてありがとうね」と言う店主。

そんな店主は溢れるばかりの嬉しそうな顔をしている。

 

笑顔って気持ちがいいな。私ももっと自然に笑顔を表現できるように心掛けたいな。談笑しつつ、そう思いました。

 

店を出たものの、打ち合わせまでまだ1時間も先だ。
道路の反対側を見ると「名物喫茶」と書かれた看板が目に飛び込んでくる。

咄嗟に入店する。

 

「…………………..」

 

 

さっきまでうどん一杯で十分だと言った私にバカヤロウ(笑)
ホットケーキまで注文してしまったではないか。

このアツアツのホットケーキのバターのように、カロリーも憂鬱なこともスポンジに美味しく溶かし込んだ。

 


よし、もう食べるのは十分だ。

 

用事も半分が済んで出張も折り返し。
後半戦を乗り切るために私は「きびだんご」を買った。

 

 

これで誰かを仲間にしよう

テレワークの世の中、私はきびだんごをぶら下げて、日本を飛び回った。

そして、この出張を経て、仕事の成果だけでなく、色々な気付きを得ることができましたとさ。めでたしめでたし?


※2020/03/17 きびだんごの地 岡山県の新幹線内にて執筆

 


追記

もう食べるのは十分だと言った私にバカヤロウ。

決戦の地、静岡県浜松市の人気レストラン「さわやか」にて


鬼退治に興じる私…..

 

この3週間後には、新型コロナの爆発的感染を懸念して、7都道府県に対し、緊急事態宣言が発令され、自宅勤務になり外出さえままならない状態となる。このタイミングで出張の仕事を済ませておいてよかったなぁと思いました。

ではまた!