八ヶ岳で救助された遭難者がコロナ感染疑い【山岳事故】
皆さん、こんにちは。社団法人ランナー龍(たつ)です。
正に目も当てられないようなニュースが飛び込んできました。
登山自粛を呼び掛けているこのタイミングでこれは痛い。
以下ニュース記事です。
山岳救助隊の隊員が新型コロナウイルスに感染した疑いで自宅待機していたことが分かりました。
防護服に身を包んで救助作業をする長野県警の山岳救助隊員。県などによりますと、八ケ岳で25日に遭難が発生し、東京の男性(36)が県警のヘリで救助されました。しかし、男性は救助後に新型コロナウイルスに感染している疑いがあると分かり、救助隊員やパイロットが一時、自宅待機する事態となりました。救助された男性は検査の結果、陰性でした。引用:livedoor NEWS 救助した遭難者が感染疑い 山岳救助隊も自宅待機へ
遭難したのは4/25のようで、救助された日がいつなのか明記は無い。既にコロナウイルス検査であるPCR検査がなされて「陰性」と結果も出ていることから、26日又は27日には救助されているのではないかと私は予想している。
この時期で八ヶ岳(赤岳)の気温はここ数日間の平均で -5℃ ~ 10℃ くらいであった。滑落した状態で長い時間過ごすのは厳しいことが分かる。
遭難者は南八ヶ岳のエリアである阿弥陀岳の稜線から滑落したようです。このあたりは私は歩いたことがなく、説明が出来ませんが、山と高原地図を見ますと、赤岳からす~っと稜線が伸びている阿弥陀岳は、その付近の尾根に「?」マークが付いているので、不明瞭かつ、滑落のリスクがあった場所なのかもしれません。
少し、調べるとこのあたりは冬山登山には人気があることと同時に滑落も起きているようです。滑落が発生しやすい場所は得てして繰り返される傾向にあります。
選んだ場所からしてもしかすると、今回の遭難者は登山の経験はそれなりにある方なのかも知れません。
どのタイミングでコロナの感染が疑われたのか分かりかねますが(笑)、遭難して救助された上にコロナ陽性だったなんてことになったらそれこそ目も当てられません!!
カッコ悪いし恥ずかしいと言ったらありゃしません。
ニュースでは救助部隊が自宅待機になってしまったことがピックアップされております。
このような事態が散見されたり、万が一陽性など出ようものなら、入山禁止の取り締まりに拍車がかかる気がします。
既に多くの山小屋の営業が休止しているように、たくさんの登山者で賑わうことは想像つきませんが、
人混みを避けて山を求める人はいることと思います。
せめて、救助される事態にならないように人との接触と事故のリスクの少ない山域で人知れず登山してこれる技量を兼ね備えて!と言いたいところではありますが・・・
そういった方は、登らず自粛する。という賢明な選択をされていることでしょう。
事故が無ければよいかと言うと、やはりそれも難しくて、今は提出された入山届から都道府県を割り出して他県から多くの人が来るリスクをクローズアップすれば、ますます登山に対し厳しい視線が当てられるだろう。
あと、何より一番怖かったのが・・
このニュースを調べるためにGoogleでワード入力しようとしたとき・・
【八ヶ岳遭難 コロナ名前】←これが候補で出てきました汗
みんな必死で遭難者の個人名を割り出そうとしているの!!
怖すぎっ!!
あまりにショッキングすぎて、これはもうブログの記事にするしかないと思い、慌てて打ち込んだところです(笑)
正直、私も山を登りたいです。
山とコロナの関係。今後も目を離せません。ではまた!