遭難事故を乗り越えて~ 4100Dマウンテントレイルin野沢温泉 エントリー開始
皆さん、こんばんは。社団法人ランナー龍(たつ)です。
2019年度の開催時に、トレイルラン大会の歴史に残ってしまうであろう事故が発生してしまった4100Dマウンテントレイルin野沢温泉ですが、
大会ホームページより、2020年度のレース開催が決定されたとの情報が正式にでました。
参加条件や昨年度との変更点は?安全面等の対策はどうか?
2019年度に死亡事故(行方不明)が発生した経緯があり、捜索も既に打ち切りとなっているが、その後の経過や2020年度の開催について注目される中、2020年度も開催されることが決定となったようです。
開催日は 2020/07/23 ~ 07/25 です。
ただ、開催されるとなっても、安全対策などについて何かしら告知しておくことが求められると想像する。その内容は如何に。
いたらなかった安全対策の問題点とその原因を明確にし、新たな安全対策を作成することが今後、その安全対策を広く訴求して安全で楽しくトレイルランニングをしていただくための環境に貢献することだと考えております。
出典:大会ホームページ 遭難事故の最終報告より
と、大会実行委員会はこのように述べたうえで、事故の発生と捜索の経緯を一通り報告し、対策についても記載している。
まとめると、安全対策は次のように配慮される。
・ココヘリ発信機の携帯を必須とする
・GPS機能のついた時計及びスマートフォンなどの必携
・コース上の誘導看板、マーキングの再検討
・各場所へのスタッフ配置
・最終走行者(スイーパー)の配置人数の再検討
・事故発生時のマニュアル化
まあ、これらは当たり前のことかも知れませんが、GPSの携帯に加えコースマーキングやスタッフ数が充実するだけでリスク度は大きく変わってくると思っている。
同様の事故が発生しないことを切に願うばかりだが、大会自体を中止させることなく、改善に着手し、事故を乗り越えていきたいという主催者の想いがあることについて私はとても嬉しく思いました。
安全に終わりはありませんから、問題はなくても常に真剣に向き合いながらも、楽しい大会として盛り上がっていってもらいたいと考えております。
と、いうことで・・
エントリーしましたっ!!
ランネット経由で。
国内屈指の温泉地、スキーのメッカ。4100Dの過酷なコースレイアウトを爆走するぞ!
そして大会運営者の熱意を目の前で確認しながら、良い夏の思い出になるよう、楽しんできたいと思っております。
このレースの遭難事故について書いた記事はこちらです。ぜひ、こちらも参照になさってください。
まあ、ハセツネ30Kの第ゼロ関門であるエントリークリック合戦で負けたから、その代わりじゃないけど、こっちのレースだったら、余裕でエントリーできるでしょうし、元々出てみたいと思っていたレースだったから、ちょうどよい機会かな? そう思ってエントリーしました。
出場を検討されている方は大会公式ホームページもチェックしてください!
http://s-mountain.com/nozawa/公式HP
会場で会いましょう!!
もちろん、レースについてここでレポートしますので、お楽しみに。
この大会が事故を乗り越えることが出来るとすれば、それは2020年の大会が無事完了することだと思いますよ。ではまた!