大菩薩嶺ラウンド【お盆の大菩薩】
皆さん、こんにちは。社団法人ランナー龍(たつ)です。
今回は2019/08/11(日)大菩薩嶺に行ってきたのでその記録を公開します。
大菩薩嶺は人気の100名山であるが、ちょうど「山の日」の前日でもあり、巷ではお盆休みにちょうど突入したタイミングでもあるので、一体どれだけ混んでいるんだろうという好奇心もあり、ちょっと散歩がてらの気持ちで登ってきました。
ここでは、山と高原地図No.25「大菩薩嶺」を使用しています。
まず、結論から言うと、自家用車でのアクセスが大変でした。
巷のお盆休み開始直後の影響か、東京から中央道経由のアクセスがたいへん混んでいて、行きに3時間、帰りに4時間所要しました。従来よりもプラス1時間かかってますね。
でも登山口の駐車場は空いてましたー!
今回の登山の概要
日時:2019/08/11
天候:晴れのち曇り
メンバー:3名
エリア:甲州(大菩薩嶺)
登った山:大菩薩嶺(2,057m)
宿泊地:なし
ルート:丸川峠入口👉千石茶屋👉上日川峠👉福ちゃん荘👉大菩薩峠👉大菩薩嶺👉丸川峠👉丸川峠入口
累積歩行時間:約6時間
累積歩行距離:約14.5km
累積標高差:1,448m
スタート地点までのアクセス:東京首都高速から中央道経由、勝沼ICで降り大菩薩峠入り口の奥、丸川峠駐車場へ
お盆なのに空いててびっくり!気持ち良い散策
大菩薩登山口でトイレを済ませ、実際は丸川峠入口で車を駐車し登山開始しました。
しかしながら、15台程度駐車できるスペースに5台しか車がありませんでした。
しかも朝9時にかかわらず。お盆は狙い目かもですね。
ここがスタート地点
ここ丸川峠の駐車場から、上日川峠までは車道沿いをひたすら歩いていくルートであり、あまりここを歩いている人はいない。
しばらく歩くと、千石茶屋があり、ここの横を通り登山道に入っていくのだが、登山口が見つけにくく、そのまま車道を歩いていってしまう恐れがあるので注意しよう。(そのまま車道を歩いても上日川峠に着きます)
汝に菩薩あり・・
こいつが目印(笑)
お地蔵の右奥に茶屋あり
ここを通って登山道に入ります。
気持ちの良い登山道
ロッヂ長兵衛
しばらく歩くとここ、上日川峠のロッヂ長兵衛に到着します。ここまでは標高も低く、夏は汗だくの展開になるので塩分水分補給をしっかりと。
ある意味、ここが大菩薩へのスタートラインなのですが、すでに登山を終えた方々がジョッキビールで乾杯している姿が垣間見れ、思わず唾を飲んだ。
「俺もいつかここをゴール地点にしてビールを呑むぞ」
桃 1コ100円
これから登山の方はアルコールではなく、フルーツで水分補給と気分転換だ!
鹿の食害を間近に見る
気持ちの良い散策をする中、ほどなく大菩薩峠に到着。同時に一気に曇ってきて、あたり一帯がガスる。
ここで昼食をとる。
昼食をとりながらも、一瞬の晴れ間から大菩薩湖が望めた。
霧の中、稜線を縦走する。大菩薩の楽しい縦走路です。
相変わらず鹿が多い
人間慣れか!?
ある一定の距離まで近づいても逃げない鹿。
ここが鹿の多いエリアであることが伺える。前回来た時も鹿と遭遇している。
それと同時に、鹿の食害で木々がダメージを受けており、鹿が増えた影響を考えずにはいられなかった。
鹿の食害
樹皮がめくられてます。傷が深くなると全体に栄養が行き渡らなくなり、枯れてしまいます。
木を保護するための網を取り付けたり、鹿用の策などを設置している場所も多いですね。このように植生を守るための整備が今後も進んでいくことに期待したいと思っております。
全体的な印象として、特に危険個所はなく、相変わらずよく整備されておりました。
ぬかるみも一切なく、最高のトレイルの状態。
霧が出てしまったため、山頂での展望が無かったのは非常に残念ですが、
クソ暑いお盆時期に、涼しい登山が出来、それはそれで良かったです!
大菩薩嶺から丸川峠を経由して丸川峠入口までのルートは、
上日川から福ちゃん荘を経由するルートとは打って変わって
足場が悪い登山道なので、1日6時間程度歩行できる最低限の体力と、
多少の登山経験、登山靴などの装備の上でチャレンジしてください。
そこそこハードです。慣れない方には距離14㎞とちょっと長めですが、夏でも部分的に静かで涼しい登山が楽しめるので、それでも一押しのルートの1つだったりします。
くわしいルートとレポートついては、コチラからご覧になってください。ではまた!