丹沢山ラウンド【丹沢　天空の表尾根縦走】

2019年6月27日オフ投稿者: 龍

皆さん、こんにちは。社団法人ランナー（龍）です。
今回は2018/11/17~18丹沢山を目的地に表尾根をぐるっとまわってきました。

トップの写真は、縦走2日目、塔ノ岳から鍋割山への縦走中に撮影されたものだ。先日のGW連休中にこの稜線エリアで落雷事故が発生している関係もあり、この画像をトップに選びました。↓クリック

鍋割山で発生した落雷事故による死傷事故について検証【山岳事故】

さて、

今回、山小屋泊デビューに選んだのは、丹沢山にあるみやま山荘です。食事が美味しいと評判なので楽しみにしておりました。そして、やはり中々混んでおりました。

ここでは、山と高原地図No.29「丹沢」を使用しています。

晩秋になり、丹沢が楽しめるシーズンになってきた。
と、いうことで山小屋泊デビューを兼ねて、大倉から表尾根三ノ塔から塔ノ岳を経由し100名山の丹沢山。そして復路は鍋割山を経由し大倉に下山というメインコースをぐるっとラウンドしようという計画。

お楽しみポイントを要約した。

１．大倉登山口で丹沢クリステルに挨拶
２．表尾根でずーっと富士山を見ながら縦走
３．塔ノ岳で甘酒飲みながら富士山眺める
４．丹沢山で１００名山踏破＆山小屋泊デビュー＆ビール飲みながら富士山眺める
５．久しぶりの鍋割山で極寒の中、鍋割名物鍋焼きうどんを食す。

おお、ちょっと考えただけで楽しさ盛沢山ではないか！
こりゃ、行かない理由が分からない。

今回の登山概要

日時：2018/11/17～18　１泊２日

天候：１日目/晴れ　２日目/濃霧・小雨のち曇り

メンバー：単独

エリア：丹沢

登った山：三ノ塔（1,204ｍ）、鳥尾山（1,136ｍ）、塔ノ岳（1,490ｍ）、丹沢山（1,567ｍ）、鍋割山（1,272ｍ）

宿泊地：みやま山荘（丹沢山）

ルート：【1日目】大倉登山口👉牛首経由で三ノ塔👉鳥尾山👉塔ノ岳👉丹沢山（みやま山荘で宿泊）
【2日目】塔ノ岳👉鍋割山👉大倉登山口　下山

累積歩行時間：9時間11分

累積歩行距離：約25.2ｋｍ

累積標高差：2,797ｍ

登山口までのアクセス：東名高速秦野IC降りて　大倉登山口ビジターセンターの有料駐車場　AM8：00着＆出発

秋の丹沢を満喫　いざ！天空の表尾根へ

丹沢は自宅からも近いので気楽な気持ちで出発。
東名高速でお決まりの事故渋滞も、どうせ山小屋泊だから
焦ることなくのんびり登ろうと気持ちに余裕が持てた。

出発は8:39　登山者の中ではかなり遅い出発だ。
大倉ビジターセンター（バスターミナル）から大きな吊り橋を渡り
山岳スポーツセンターを経て三ノ塔方面へ。

出発地点

この吊り橋を渡ったら牛首経由で三ノ塔へ。

言ってしまえば遠回りルートなので、こんな山の混雑シーズンなのに関わらず、三ノ塔の稜線に出るまでは誰一人として出会いませんでした・・・

登山って、最短ルートだけが良いの！？って疑問を持った瞬間でした。

道は明瞭だが案内板を見落とし、1回ルートミス。10分ロスした。
ロスした分は走って回収した。

稜線に出る直前は急登がそれなりにキツイです。

でも稜線に出てしまえばあとは大したアップダウンはありませんでした。

しかし、稜線に出て鳥尾山あたりで渋滞となりました。こんなにたくさんの登山者、どこに潜んでいたのでしょうかね。

鎖場では完全にSTOP。片道相互通行で譲り合いです。

※スニーカーと軽装の人結構見かけたけど、丹沢は本格的な山であることを
分かっていただきたいと切に願っています。
ちなみに、予報で山の気温は最高６℃、最低マイナス６℃ですからね。

稜線から撮影した富士山です。

これが東京から100キロも離れていない神奈川県内からの風景ですよ！素晴らしいと思いませんか？　都会とは思えませんね。

天空の縦走路

表尾根はこんな感じの尾根が延々と続いております。

いいですね！人気が出るのも頷けますね。

塔ノ岳を越えていよいよ夕方近くなる。そこで付近を歩いていた登山者たちと
宿泊するか、下山するかなど声を掛け合った。
そこで、まさか！とゾッとする会話がこれだ！

自分：どちらまで？
女性：鍋割経由で下山します。あなたは？
自分：丹沢山の「みやま山荘」で小屋泊するので時間に焦ることなく歩いてます。
女性：うらやましいです！
自分：泊まったりはしないんですか？
女性：泊まりたいのは山々ですが、混雑時は「１つの布団の中で2人で寝ることになるらしくて、それで躊躇しているんです」

げげーーー！

顔は青ざめ、冷や汗鳥肌レベルの恐怖・・
見ず知らずの人と1枚の布団の中で暖め合う・・のか
山小屋デビューどころか、そっちのデビューまでしてしまうのか（？）

真実は如何に！？

みやま山荘に無事到着・・

・・・２つの布団を３人で寝ることになりました　いぇい（泣）
唖然としながら、小屋でビールを購入し暮れゆく富士山を眺めながら
ゆっくりと喉に流し込む。ああ、なんて綺麗な富士山なんだ。
現実を受け入れる。

小屋に戻ると夕食の時間になる。布団が一緒の方と山トークをしたり、（笑）
（あ、ちなみに男女は分かれていますからご安心ください）
山小屋の主人といろいろ話をしたり、のんびり贅沢なひと時を過ごした。
みやま山荘は比較的小さいが内装もトイレも綺麗で快適であった。
夕食は濃厚な焼肉定食でうまい！！野菜もしっかりとれるのがうれしい！

【みやま山荘　概要】

予約連絡先：090-2624-7229　完全予約制　キャンセルは絶対に連絡下さい

予約時にルート及び山行計画をお伝えください

料金

素泊まり　5,500円　夕食1,500円　朝食1,000円

水、ジュース、ビール有り

食事は美味しい！おすすめです！

さらに詳しくはホームページをググって下さい。

山小屋主人の石井さんに気に入られたようだ。

「お前、面白い奴だな、気に入った」

・・なにが面白かったのだろうか、顔か！？

翌朝は濃霧につつまれながらも、塔ノ岳、鍋割山にむけて出発。