【人口動態】年間91万人の人口減少から考察する未来

【人口動態】年間91万人の人口減少から考察する未来

2026年6月1日 オフ 投稿者:

2020年、令和になってからというもの、日本の人口減少が加速度的に急増しています。

 

このままだと未来の日本はどうなってしまうのか?

感覚的に言えば、5年後、10年後ぐらいでは今の暮らしは極端には変わらないだろう、それに2050年頃はまだ生きているかもしれないけど、2100年頃は流石にもうこの世には居ないだろうから、申し訳ないけど自分には関係ないということで、さほど深刻に考えている人は多くなさそうです。

だが、自分の子供、孫ぐらいの世代は、間違いなく向き合わなければならない問題となるので、看過はできない。

 

もし、このまま日本の人口が減り続けたらどうする?という世間話のとき、定番の回答としては、

・人口を都市部に集中させてインフラを維持する

・AIやロボットを活用して、人手不足を補う

この2点が対策として語られる。ごもっともだろう。

これが正解である気がするものの、これがベストなのか?この対策だけで補いきれるのか?予測できない苦労が将来を待ち受けている気がしてならない。

 

そこで、今回は人口の推移を将来予測との誤差も踏まえてイメージできることを言語化して考察してみようと思う。

この記事は、行き当たりばったりで執筆しながら考察しているので、個人の感想レベルに過ぎませんが、現代の労働世代が正直な意見を忖度なく表現していきます。

 

治安と秩序の維持が最重要

日本の将来の人口推計は「国立社会保障・人口問題研究所」が行っています。このような推計は法律に基づいていて、統計法で行われる国勢調査や住民基本台帳法で管理される市区町村の出生、死亡、転入、転出といった届け出の集計をベースに日々の動きを予測し推計値として表していきます。

推計とは必ずしも正確な数字を言い当てる意図なのではなく、あくまで予測や見込みに過ぎないのだ。よって、社会の情勢や価値観の動きに影響される形で多少のズレが生じる前提で見ていく必要がある。

 

過去5年間の推移を統計資料から考察

※総務省統計局の資料を見た私の考察です

1【総人口について】

・2026年現在の日本人の人口は1億1924万人であり、2020年の日本人の人口は1億2317万人だったので、減っていることが分かるが、既に人口は20年前から減少に転じている

 

2【1年間の人口減少の推移について】

・2024年から2025年にかけて91万人の人口が減っており、これは都道府県なら和歌山県の人口、市区町村なら北九州市の人口に相当する数が減ったことを示している。ちなみに2020年から2021年にかけての人口減少数は53万人なので、5年前から比較しただけでも減少数が倍近くに膨れ上がっている

 

3【赤ちゃんが生まれる数について】

・2024年の出生数は68万人と過去最少となった。2020年の出生数は84万人なので、確実に赤ちゃんも減っている。これには予測と現実の乖離があり、もともと出生数70万人割れは2030年頃の予測値だったところ、それが15年も前倒しで到来している恐ろしさを目の当たりにします。「国立社会保障・人口問題研究所」の悲観シナリオ(低位推計)に沿って進んでいるようです。

 

4【結婚する人の割合について】

・2024年の婚姻率は人口1000人当たり4.0人の割合となっている。2020年の婚姻率は人口1000人あたり4.3人の割合となっており、現在は結婚する人の割合は減り続けて、1975年の半分以下となった。

 

5【離婚する人の割合について】

・2024年の離婚率は人口1000人当たり1.55人で、2020年の離婚率は人口1000人当たり1.57人だったので、唯一離婚率は減っている、或いは同じくらいの割合で推移していた。離婚率については1980年頃より増え始め、2002年には、人口1000人当たり2.30人とピークを迎えてからは徐々に減少し現在に至る。ただし、2002年は結婚する人の割合が人口1000人あたり6.0人も居たので、独身世帯の割合は現在の方が圧倒的に増加傾向にある

 

 

以上、統計資料から1~5のポイントを考察する限り、どう考えても人口は減少しているし、今後も減少していくであろうことが、予測するまでもなく明らかである。子供を産むことのできる世帯が減っており、人口が増える要素がどこにもない。これを ”少母化” と言い、人口減少の根本原因として多くのジャーナリストの記事で結論付けられている。

 

どちらにしても、あと数年も経てば年間100万人減少が当たり前の時代に突入します。

一方、予測できていたこととは言え、赤ちゃんが減るのは寂しい限りです。これは社会情勢や、世論の常識、現代人の価値観などから、判断されている結果なので、当たり前のことが当たり前のように起きているに過ぎません。

昭和中期ごろまでの、結婚するのが常識、子供を産むのが常識という価値観は、令和の今、それを押し付けることが非常識となっていますので、まったく違いますよね。

なので、悲観するというより、当然の結果であろうと受け取る必要があります。

 

その上で、どうするか。考えていくべきでしょう。当然、政府は考えていると思います。(冒頭の都市部一極化やAI駆使など)

対策の一環としては外国からの移民である。

今世界では、先進国を中心に、特に韓国、中国、日本あたりでは人口減少が進んでいますが、驚いたことに、それ以外のアジア圏やアフリカ大陸などではむしろ人口は増えており、2050年頃の世界の総人口は日本とは逆に増えていると予想されているので、人類はまだ増え続けると考えられています。

人口減少の国としては、外国からの移民を政治的な意味合いも含めて受け入れざるを得ない、国民が反対運動で声を上げようと、恐らくは今後もある程度、増えていくと思っていた方が良いです。

そうなると各国の常識や価値観は違うので大小のトラブルは避けられません。ですが、「郷に入っては郷に従え」という言葉があるように、

治安の良さで言えば日本は世界でもトップクラスです。暴力や犯罪を犯さないモラルや凶悪犯罪の発生率は低く、経済面というよりは、秩序や安全面においては世界に誇れるのが日本だと思っています。

この文化を維持することを最大限に対応しながら、どのように移民を受け入れバランスと取っていくか、AIやロボットを駆使して、注力して欲しいと思っています。

 

果たして日本は多国籍化するか。

 

 

ワールドインベストの情報によると、世界平和指数ランキングで日本の治安、安全性は世界で12位とされています。

1位~5位の安全先進国は、アイスランド、アイルランド、ニュージーランド、オーストリア、スイス・・・と続いています。

出典:ワールドインベスト 世界平和指数ランキング

 

ちなみに、ワールドインベストでは「世界の行ってはいけない国」ランキングも公表しています。怖いので書くのは辞めますが、気になる方はリンクよりご確認ください。

出典:ワールドインベスト 世界の行ってはいけない国ランキング

 

まとめ

私としては、2050年の推計予測で日本の人口が1億を割ると考えられているので、そのあたりで日本がどうなているかがポイントかと思います。

1億人を下回った日本の暮らしをどうするか、それに備えた下準備が出来ているかどうかで混乱度合いに差が出るでしょう。

また、その予測をはるかに上回る人口減少が生じ、思ったよりも早く1億人を割る未来が訪れるかも知れません。なので、この問題を先送りにしないで欲しいです。

2050年は今から24年後、最後のベビーブーム、氷河期世代が70歳~80歳になっている頃です。私のようなミレニアム世代も60歳~70歳になっています。2080年頃にはこれらの世代もこの世にはいないでしょうから、純粋な日本人人口の減少は本格化していることでしょう。

 

状況によっては、戦国時代の「城を与える」ではないけれど、結婚して2人3人以上出産したら、土地を与える財産を与えるなどの手厚い保証を与える時代が来るかもしれませんし、来ないかも知れません(笑)

皆さんはどのように思いますか?ではまた!