親子三世代で同じ学校を卒業しました

親子三世代で同じ学校を卒業しました

2025年11月17日 オフ 投稿者:

これは結構珍しいのではないだろうか。

 

我が家の家系は、何故か生まれ育った地元でそのまま暮らし、あまり移住をしないものだから、必然的に世代が離れていても同じ学校に通う可能性は高い。

 

東京で暮らしていると言う事もあり、あまり地方に移住するという考えに至らなかった。それでも複数回引っ越しはしているので、

 

さすがに、

「親子3世代で同じ学校を卒業した」

 

というのは聞いたことが無い。

表彰状をもらいたいぐらいです(笑) (何に対しての表彰なのかは謎w

 

家族とは言え、進路は様々な方向にそれぞれ進むはず。

ですが、義務教育の間は住んでいる地域で学区内の学校に通う必要が出てくるので、同じ場所に住んでいればその可能性は出てくる。

 

3世代というのは、「父親79歳」「私43歳」「息子18歳」の3人です。

学校は「中学校」が同じになります。

 

父親と息子の年齢差は61歳も離れているのに同じ学校を卒業出来たのは、時代の流れにかき消されることなく学校が存続し続けられたこと、私が同じ学区内で暮らすことが出来たこと、息子が同じ学校を選んでくれたことが重なった結果であり、特に強制もしていないし、気が付いたらそうなっていただけに過ぎませんが、

とにかく感慨深いものがあります。

 

親子2世代までなら、私の周囲にも数名居ます。しかし3世代は聞いたことがありません。

学校が1つしかないエリアではなく、微妙な距離感の中学校が3~4校はあるので、別の学校を選んでもおかしくはなかった。又、今は申請をすれば学区外のエリアの学校も選べたと思うので、なおさらだ。

 

親としては確かに、同じ学校を選んでくれたほうが勝手が分かっているし、親和感もあって都合が良いのだけれど、先生も入れ替わっているし、校舎や体育館も全て新築に建て替えられているので、学校名と所在地以外はなんの共通点もなく、勝手が分かっているもくそもない(笑)

それでも親子3世代、同じ学校を卒業することができました。

3世代が成し得たのであれば、4世代が狙えると言う事です(笑)

 

 

私の父親のような昭和初期戦後生まれ世代(団塊世代より古い)と、息子のような令和を生きるα世代(Z世代のさらに次世代と呼ばれる新世代)では、あまりにも、あまりにも時代が違い過ぎる。だからこそ感慨深いものがある。

(その間の昭和後期平成初期のミレニアム世代の私は微妙に中途半端感が)

この3世代間で一体何があったかというと、ベビーブームの後の超少子化加速だ。

 

私が成人した頃ぐらいから、それが顕著になり、

私が卒業した小学校と高校は少子化が理由で廃校となりました。泣

 

それゆえ、息子に私と同じ小学校に行かせることは叶いませんでした。

辛うじて、中学校だけは残っていたので、同高卒が成し遂げられたのです。

 

ちなみに、高校は父親と私は同高卒です。息子のときにはもう無くなっていたので、それも叶いませんでした。

大学はそれぞれ学部の方向性が違ったので、全員別々の大学に行きました。

(学力的には悲しいかな、似たり寄ったりでしたw)

 

今、日本は毎年約60万~90万の人口が減っている状態で、毎年最高を更新する形で推移しています。

いうなれば、山梨県や鳥取県が毎年消えるくらいの人口減少が生じていることになります。

当然、不要な学校は閉鎖していくでしょうから、3世代同高卒を成し遂げられた中学校も、次の世代まで残ってくれるかどうかは分かりません。

ひょっとしたら黄色信号が灯っているかもしれません。

 

ということで、卒業シーズンでも何でもないですが、不意に3世代同高卒を成し遂げたことについて感慨深くもノスタルジックに浸ってしまいました。

皆さんはどうでしたか?

もしかすると、親子小中高同高卒とかもあったりして!?

ではまた!