クマ対策用 ナイフ

クマ対策用 ナイフ

2025年10月31日 オフ 投稿者:

クマ対策用のナイフについて考察してみたい。

ついでに、良さそうなナイフを見つけたので、その紹介も含めて。

 

まず、クマ用のナイフなどあるのだろうか?

少なくても私の知る限りでは把握していない。

 

又、クマ用のナイフがあったとして、買いたいだろうか?

クマと遭遇する確率は低いが、実際にクマに襲撃される確率はもっと低い。

いよいよナイフで応戦しなければならないシチュエーションなど、天文学的に低いだろう(よっぽどの不運)

 

それでも買うのであれば、せっかくなら、色々なアウトドア用途にも使えそうな汎用的なものを選びたい。

持ち運びを考えると、長すぎたり重すぎたりすると、邪魔ですぐに使わなくなりそうなので ※ソード(剣)だと長い、とナイフ(小刀)だと心許ない。

ちょうど中間のダガー(短剣)が良さそうだ。

これを前提に考えてみる。

 

北海道登山用に急遽購入したナイフ

 ダガーナイフを購入。

そもそもナイフを購入するつもりは無かった。

ナイフがあったとて、北海道のヒグマに勝てるはずもなく、無意味だと思ったからだ。クマ用のスプレーも買ったし、これで十分だったけれど、

「ひょっとして、持っているだけで根拠のない安心感が得られるのではないか?」

そう感じたため、北海道に行く3日前に慌てて購入した。

 

心理的不安が強すぎると、楽しい登山も楽しくなくなるだろうと感じ、たとえ根拠が無くても、腰にナイフがあるだけで多少は違うと思ったが、

めちゃくちゃ効果抜群だった!

 熊なんか怖くない!

 

購入したのはFLISSA(フリッサ)のアウトドアナイフ

FLISSA ナイフ シースナイフ アウトドアナイフ 火打ち棒付 呼び子 シャープナー DIY 登山 キャンプ 防災 釣り 全長240mm 【シースケース付】

FLISSAはアウトドアナイフのメーカー。

このナイフを選んだ理由は、刃渡りの長さ、それなりの品質、リーズナブルな値段、アウトドア用としての汎用性から、無難かつAmazonプライムで翌日配送ができるという比較的浅い理由だ。

でも今回は急いでいるから仕方がない。買いたいのは戦闘力ではなく安心感。

 

手持ち部分合わせて240mm。腰に身に着けるシースケースも付いている。ちょっと短いけど、これなら及第点か!?

 

黒光りする刃の素材はステンレス鋼。錆びや耐腐食は ”まあまあ” といったところだろう。刃の反対側にあるギザギザ部分でロープなどは切れず、用途不明。

 

ブレードの幅が30mmで刃の厚みが3mm。まあまあしっかりした造り。

先端も鋭利であるため、獲物にしっかりと刺すことは出来そうだ。

 

320g そこそこの重さが、丈夫さを裏付ける気がする。

 

鞘には、火打石と小笛が収納されている。周囲に危険や自分の存在を知らせたいときなどに使うなど、アウトドア用として多機能なところが面白い。

 

鞘の先端の部分は、シャープナーとなっていて、刃を研ぐことができる。長く使う上でこれは助かる。

 

少し長めのナイフといったところで、短いというのは否めないけど、アウトドアで万能に使えそうだし、重さや刃の厚みが多少あるので、簡単には折れなそうだ。

腰のベルトやザックのベルトに通して、ぶら下げて軽快に携行できるので、咄嗟に取り出せるところも良い。

しかしながら、クマ用として考えると、ちょっと頼りない。

 

 

本題はここから、私が本当に購入したい、良さそうなアウトドアナイフ。

短剣(ダガー)と呼ぶにふさわしいナイフを見つけたので紹介したい。

 

登山、クマ対策、アウトドア活動、汎用的に使いたい短剣

見つけた時、「コレだ」と思いました。

新潟県の刃物メーカー、富田刃物の「仁作」シリーズだ!!

こちらは、品番800 山刀(ヤマカタナ)

仁作

全長330mm ブレード幅61mm 刃の厚み30mm 重さ295g 材質ステンレス420J2

全長30cmの短剣は、応戦するのに頼もしい長さであり、かつ持ち運びでギリギリ邪魔にならないくらいの長さ。

藪漕ぎ用のナタとしても使えそうで、土を掘ったり、植物等を収穫したり、ブレードの片方のギザギザのノコギリ刃で木やロープを切ったり、アウトドアで本格的に活躍しそうである。腐食にも強そうだ。

山刀(ヤマカタナ)は山で使いたい刀だ。

 

 

品番810  陸刀(リクカタナ)

仁作

全長330mm ブレード幅61mm 刃の厚み30mm 重さ280g 材質ステンレス420J2

 

剣鉈型刀身の陸刀(リクカタナ)、こちらもギザギザが付いていて、木を削ぎ落すことが可能だ。反対側の窪んだ刃の部分はロープを切ったりするのに使える。

 

サイズは山刀も陸刀もほぼ同じ。

刺す、掘るといった作業は山刀が良さそうで、料理や切る作業は陸刀が良さそうだ。デザインや使い勝手も見て好みで選ぶと良いだろう。

いずれもシースケースが付いているので、腰にぶら下げて、侍のように咄嗟に抜刀することができるので、登山で言えば藪払いやクマ対策用に使えそうだ。

 

これだけしっかりとした長さがあれば、頼もしいし、心理的な安心感も幾分あるだろう。

相手がツキノワグマであったとしても、多発エリアに踏み込む場合は、熊スプレー&ダガーナイフ&熊鈴で対策を整えて歩きたいと思う。

仁作のナイフならば、獣の皮をはいだりするのにも使えそうな感じがするので、クマ対策にも期待が出来る。

優秀なナイフがあっても、本気で襲われたら重傷は免れず、ナイフが通用しない可能性は高い。しかし、押し倒されたときに素手で応戦するのと、ナイフで目や腹や喉元を一突きするのとでは生還率は違うだろうし、それによって追撃を免れる道も開けるかもしれない。

 

 

私は山刀の方をそのうち購入すると思います。

Amazonで売っていました。

仁作 山刀S(ヤマカタナS)[NO.801]アウトドア 富田刃物 キャンプ 日本製 サバイバル スコップ(シャベル)型刀身ナイフ 園芸 庭仕事

 

これは良さそうだよね!ではまた!