
やはり北海道に行くことにした
皆さん、こんにちは。社団法人ランナー龍(たつ)です。
フライト前に緊急で記事を書いています。
この記事が公開されている頃には恐らく、新千歳空港に到着し、北海道に入っている頃かと思います。
今年の5月から羅臼岳に行く計画を立て、一時はお盆に行く計画でしたが、お盆は家でゆっくり過ごすこととし、時期をずらした8月末に飛行機の予約を取りました。
そんな最中、まさかのお盆の時期に羅臼岳で事故が起こってしまいました。私も偶然時期をずらしていなければ、現場に遭遇していた可能性も考えると何とも言えない気持ちになります。
事故についてはあれから情報が徐々に明るみになり、ヒグマの餌場の見通しの悪い蟻塚の辺りに親子熊が居てお互いに気が付かない状態でランニングで通過してしまった。と報じられているようです。リスク状況が重なったことが要因とされています。
これについては、正確ではない情報が錯綜している可能性も否定できないので、現時点での言及は避けておきます。
何より、お亡くなりになられた方のご冥福をお祈り申し上げます。
さて、私が行く先は、当然羅臼岳はキャンセルし(入山規制中)、その他にも、近年事故が発生した場所と、遭遇リスクがとりわけ濃厚とされている場所を避けたエリアに変更しています。状況は東京に戻ってからアップしたいと思います。
とはいえ、北海道に居る限り、絶対ゼロにはできないので、取れる対策は万全に取って慎重に山登りをします。
登山のyoutuber、りょーじさんをご存じですか?登山界隈では有名な方です。
りょーじさんも、お盆過ぎ?から北海道に滞在していたらしく、その際に日高山系の縦走動画をアップしていました。事故のリアルな解説や考察も別動画でお話しています。
りょーじさんは単独行ではないものの、夜行登山も含まれていたため、コメント欄は賛否両論で、否定的なコメントも多かったので、否定コメントを見るのは苦手なので、コメント欄は閉じてしまいましたが。
羆の巣窟を通過することについては、怖いのは間違いないけど、山というのは自己責任で行くものであり、自然破壊や、まして熊への餌付けを行っているわけでもなく、他人からとやかく言われる内容でもない気がします。
むしろ、りょーじさんの山に対する真剣さ、愛情、正しい畏れを感じ取れる内容だったので、参考になったし、素直に応援したい気持ちになりました。
一方で、有名な方が動画化することで、多くの方が目にし、知識や心身共に実力が伴わない方が安易に真似するような方が出て来かねないというご指摘コメントもあり、必ずしも良い影響だけとは限らないという点では理解はできるので、全ての否定コメントを私が否定する。ということも出来ないかな、と思っています。
約1年前の動画になりますが、同じく登山有名youtuber、やぎちゃん も、羅臼岳に行った様子をアップロードしていました。
この動画のサムネイルのやぎちゃんの目がキマっているように見えることからも、かなりの緊張感が伝わります。(不安を払拭するための武者震え!?)
やぎちゃんは単独行(たぶん?)だったと思うので、少しリスクはあったと思いますが、無事の下山で何よりです。
登山に向き合う色々な人の考えを知ることで、ヒグマも本来積極的に人を襲う性質ではないことを再確認した上で、近年の人間に慣れてきている現状と、これからどう向き合うべきか、登山者はどのような心構えと対策を取るべきか、一律の登山自粛という風潮にしてしまうこと以外の最適解を考えたいです。
あと、餌付けは絶対にやめてください! ではまた。