
懸念!!東京23区内の廃墟化が進んでいます!!
皆さん、こんにちは。社団法人ランナー龍(たつ)です。
今回は当Youtubeチャンネルの廃墟探索シリーズの紹介なのですが、最近、『東京都 団地 廃墟化』などでネット検索すると、私の動画が表示されたり、検索経由で視聴される方が増えてきていたのです。
それは、世の中の関心事として、日本の廃墟化への懸念が増えていることを示しています。
東京都も、廃墟化が懸念される若しくは、廃墟化した団地として、赤羽の桐ヶ丘団地や高島平団地、新宿戸山団地群、中野駅前団地、武蔵野団地などの有名な場所はよく知られているが、
実際のところ、廃墟化している団地群は探せばそこらじゅうにある状況だ。
自衛隊の官舎などの公務員団地などがそれに該当する。
団地は当初、狭い敷地の中に、たくさんの世帯が住める画期的な住宅だった。
同じデザインの四角い建物がズラリと並んでいるため、数字やアルファベットで棟の番号で分けないと、自分の家が分からなくなるほど、団地は統一感がある(笑)
団地に一歩踏み込むと、瞬間で昭和にタイムスリップできる。マジで。
エレベーターの無い団地は高齢者にも厳しく、かといって今の若い世代には到底受け入れられる間取りではないので、人が離れていってしまった。
人が居なくなると、あっという間に廃墟化がすすむんだなと驚愕する。
私が生まれた昭和時代、ここには子供たちが沢山いて、夏休みは毎朝ここでラジオ体操をしてスタンプを押して貰っていました。スタンプの景品は駄菓子か花火でした。
建物は1950年代から1970代に立てられた団地の老朽化と廃墟化が著しく進んでいる状況です。つまりは築50年~70年が経過しているという事です。
壊すにしても、この時代の建設物はアスベストも含まれている可能性が高い事からも、安易に進めることは出来ない。
まだ人が住んでいる団地もある。
人が去ると、つる植物が蔓延り、それが団地の終わりをストレートに告げている。これが東京都23区に点在しているのだ。公務員宿舎だから色々なしがらみがあって、すぐに解体されないのかも知れないが、放置というのはいかがなものか。景観が悪く、街のイメージダウンと言われても仕方がないでしょう。
鉄筋コンクリートは、状況によっては80年~100年持ち堪えるとも考えているため、それも含めた寿命が来るのが2030年代~2040年代にいよいよ迫ってきている。
その手前あたりから、昭和の団地などが一斉に解体ラッシュとなり、景観も一気に変わるだろう。解体が間に合わず、まさか崩れるまで永遠に放置・・なども地方に寄ったら起きてしまうのか!?
一方で、UR都市再生機構などでは今の時代の団地の在り方を考え、団地をリノベーションしたり、再生したりしながら新しい価値を考案している模様。
家賃や立地など生活全般を踏まえて、敢えて団地に住むというのも、私は有りだと思っている。
レトロを楽しんだり、1人~2人が間取りを広く使ったり、超低コストで住めるなどメリットは見出せそうだ。第二の自宅を持つという選択肢にも入りそう。
色々書きましたが、団地の廃墟化は刻々と進んでいます。よろしければ動画もご覧ください。
ではまた!